「ホンノウスイッチ」実写化! 宮近海斗&葵わかなが“こじらせ幼なじみ”に2024/11/28
テレビ朝日系では、2025年1月11日に「オシドラサタデー」枠で、宮近海斗(Travis Japan)×葵わかなのW主演作「ホンノウスイッチ」(午後11:00)を放送することを発表した。
本作は、紙&電子で累計78万部を突破しているKUJIRA氏の漫画「ホンノウスイッチ」(講談社「comic tint」所載)が原作。幼い頃から共に育った幼なじみが、大人になり、長年封印してきた自分の気持ちと向き合い、遅れてきた初恋を始めるという物語。誰もが一度は憧れたことのある《幼なじみとの恋》《よみがえる初恋》《大人のピュア恋》《一途に思われるヒロイン》など、女性の夢と憧れがたっぷり詰まった原作は2021年に連載が終了した後も女性読者から根強い支持を集めており、現在も電子書店で高い人気を誇っている。
“原作のイメージとシンクロ率が高い!”と、スタッフがザワついたという、宮近&葵。2人は「インフルエンス」(WOWOW/2021年)以来、2度目の共演となる。
連続ドラマ初主演となる宮近は、「とても光栄な機会をいただき、すごくうれしかったんですが…。実は最初、マネージャーさんから『ドラマ決まりました』とだけ、サラッと聞いたんです。僕、実は今回がドラマ初主演なので、もうちょっとだけ、ホントにもうちょっとだけでいいんですけど、盛り上げてほしかったです(笑)」と心境を語りつつ、「オシドラサタデーという、いろんな方が注目してくださる枠で主演させていただくので、全力で演じたいと思いました。ファンの皆さんにも喜んでいただけたらうれしいですし、一緒に盛り上がりたいですね」と意気込んでいる。
宮近が演じるのは、ゲーム会社で働くプランナー・秋山聖。原作を読み、「いろんな方がこの作品のとりこになるというか、ファンになる気持ちがすごく分かりました。仕事で目まぐるしい日々を送っていたり、いろんな状況の中で『ホンノウスイッチ』を読むと、そこにはすてきな世界が広がっていて…。聖と小和の愛の形がすごく真っすぐで、本当に現実逃避させてくれるような、キラキラした気持ちになれたんです。そういう気持ちを、絶対にこのドラマを通して、視聴者の方に100%届けなくちゃいけないなと感じました」と熱くコメント。
一途にヒロインを思い続ける聖は宮近自身と同世代。それゆえ「成長していく段階やバックボーンに関しては重ねやすいと思います」と言いつつも、「聖は幼なじみの小和にずっと恋をしていて、しかもそれを隠してきたんです。でも、あることをきっかけにその気持ちを伝えようと“スイッチが入る”という展開なんですが、幼なじみという関係と、その幼なじみに恋をしていたという経験が自分とは重なっていないんです」と違いも感じている様子。その上で「スイッチがどう入るのか、どう気持ちを伝えるのかという点が肝だと思うので、その部分は新たに模索していかなければならないな、と思っています」と役に入るためのポイントを考える。
そして「まぶしすぎるほどの聖の真っすぐな気持ちと少しもどかしい気持ちの伝え方、そんなじれったさとキュンキュンする気持ちを、このドラマを通して皆さまに楽しんでもらえるよう精いっぱい向き合いたいと思います」と力を込め、「皆さんにすてきな気持ちになってもらえるように、聖のように真っすぐに頑張ります」と意気込みを語った。そんな宮近は、この冬、親近感あふれる笑顔で全女性を魅了する《国民の幼なじみ》となるか!?
一方、葵が務める星小和は、聖と幼い頃からずっと一緒にいる幼なじみで、同じビルにある別のゲーム会社でプランナーとして働く女性。聖との《遅れてきた初恋》に一喜一憂する愛すべきヒロインだ。原作の印象を「読んでいると心が温かくなって、聖と小和の純粋な恋愛にすごく憧れてしまうんです。そこがこのお話のすてきなところだなと思ったので、その空気感をドラマでも表現できたらいいなと思います」と原作の魅力を語る。
自身が演じる小和については「ハッキリとものを言うところや、しっかりした意見をもっていそうなところは自分と少し似ているのかなと思います」と共感を持つ。さらに「小和はすごくボーイッシュなんですが、悩み過ぎて動けなくなってしまったりする部分は等身大の女の子なんですよ。もしかしたら聖と一緒に育ってきたから、ちょっと男の子っぽいところがあったり、ゲーム好きな聖の影響を受けて小和もゲーム会社に勤めたり…そうやってお互い影響を受けて成長してきたのかなと想像すると面白いですよね」と興味を持つ。
そして、「小和はこれまでどんな人と付き合ってきたのか、どういう恋愛観なのか…そういうことを考えたら、なぜ聖とはフィットするのかなど、何かヒントがあるのかもしれないなと思ったので、これからもっといろいろと考えていきたいです」と役作りへの姿勢を明かした。
視聴者へは「聖と小和の幼なじみ同士の温かい関係や、大人だからこそ悩んだり、お互い好きだからこそ悩み過ぎて動けなくなってしまうところなど、共感していただけるエピソードが詰まっていると思います。見てくださる方が一緒にヤキモキしたり、喜んだり、2人を応援してくださったり、一緒に進んでいけるドラマになったらうれしいです。いい作品をいい空気感でお届けできるように一生懸命頑張ります!」とメッセージを送った。
原作者のKUJIRA氏は、自身の作品のドラマ化と主演2人のキャスティングが発表されたことを受け、「漫画と同じようにドラマでも聖と小和のかわいいやりとりにキュンキュンしてもらえたらうれしいです」と期待を寄せている。
物心つく前からお隣同士の聖と小和は、26年間家族のように過ごしてきた幼なじみ。聖は幼い頃から小和に淡い恋心を抱いているものの、大人になった今も自分の気持ちにフタをしている。一方の小和は、中学時代に聖と彼女が別れた瞬間に目も合わさない関係になったのを目の当たりにしてショックを受ける。もし自分が聖と付き合ったとしても、別れて離れてしまうことになるならば、一番近くて安全な位置にいようと、ひそかに自覚し始めていた聖への気持ちを封印。一生仲の良い幼なじみでいることを決意する。
そんな2人は26歳になった現在も変わらない関係を続行中。しかしある朝、目を覚ますと裸同然の姿で同じベッドで寝ていた──。というのも、前日の夜、彼氏にフラれた小和を慰めるべく、ヤケ酒に付き合うことになった聖。愚痴を聞き、慰めるうちに聖が長年胸に秘めていた小和への思い、いわば“ホンノウスイッチ”がONになり、とうとう一夜を共にしてしまったのだ。聖は、酔った勢いではなく、小和のことがずっと好きだったと伝えようとするが──。一方、われに返った小和は、“一生幼なじみでいる”と決めたのに、とんでもないことをしてしまったと激しく動揺する。そして、「なかったことに!」と、思わず聖に土下座をする。
幼なじみから脱却したい聖と、今の関係を崩す勇気が持てない“こじらせ気味”の小和。じれったくてキュンとしつつもほっこりする、そんな“大人の初恋”にじらされること間違いなし。
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