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味方良介が「心はロンリー 気持ちは『・・・』」で明石家さんまと初共演。「本当に“お笑い怪獣”でした」2024/04/14

味方良介が「心はロンリー 気持ちは『・・・』」で明石家さんまと初共演。「本当に“お笑い怪獣”でした」

 味方良介が、フジテレビ系で4月27日放送のフジテレビ開局65周年企画「心はロンリー 気持ちは『・・・』FINAL」(午後9:00)に出演。明石家さんま川口春奈が扮(ふん)する親子をつなぐ重要人物を演じる。

 「心はロンリー 気持ちは『・・・』」は、お笑い芸人としてのみならず、当時から俳優としても活躍していたさんまが、三宅恵介氏をはじめとするバラエティー「オレたちひょうきん族」(81~89年)の制作スタッフ、後に「踊る大捜査線」シリーズや「教場」シリーズ(すべてフジテレビ系)などの脚本を手掛ける君塚良一氏のタッグで作り上げたコメディードラマだ。シリアスなドラマの中にたくさんのナンセンスギャグを散りばめた、遊び心満載の作品、お笑いファンを中心に多くの視聴者の間で評判を呼び、その後にシリーズ化された。2003年8月29日送の「心はロンリー 気持ちは『・・・』XI」まで、実に11本が制作される大ヒットシリーズが、通算12作目となる最新作をもって、ついに完結する。

 前作から21年ぶりに復活を遂げる今回は、総合演出・三宅氏、脚本・君塚氏、ギャグ考案・大岩賞介氏、藤沢めぐみ氏、杉本高文(さんま)という盤石のスタッフ陣で届ける。恋愛ものからサスペンスまで、これまでさまざまなジャンルに挑んできたこのシリーズだが、今回は、心温まる人間ドラマを展開。主人公のベテラン刑事・轟木竜二(さんま)が定年を間近に控え、“最後の事件”に立ち向かい、轟木とその家族の物語が情感豊かにつづられていく。

味方良介が「心はロンリー 気持ちは『・・・』」で明石家さんまと初共演。「本当に“お笑い怪獣”でした」

 味方が演じるのは、轟木の部下である腰越郁也。轟木と同じ犬顔警察署刑事課2係に所属する郁也は、コミュニケーション能力や観察力に優れ、署内でも一目置かれている若手刑事だ。端正な外見と物腰柔らかな人柄でモテるが、仕事一筋の生真面目さがあだとなり、いつも恋人に愛想を尽かされ振られてしまう。

 ある日、郁也は犯人逮捕のため、轟木の娘・和来(川口)が働くカフェに張り込むが、任務に集中するあまり、失礼な態度を取って和来を怒らせてしまう。後日、謝罪のためにカフェを再訪したことをきっかけに、轟木の娘とは知らずに、和来と親交を深めていくことになる。家族よりも事件優先、昔かたぎの刑事・轟木と、刑事の父親に対して愛憎相半ばする複雑な感情を抱き続ける和来。郁也は、そんな親子をつなぐ重要な存在となる。

味方良介が「心はロンリー 気持ちは『・・・』」で明石家さんまと初共演。「本当に“お笑い怪獣”でした」

 味方は、本作のオファーを受けて「作品を拝見したことがなかったので、過去作品を見ました。独特な世界観に面食らいましたが、あの“明石家さんま”が作る世界なら、間違いなく面白いし、楽しいだろうと、不安より期待が勝りました。しかも、さんまさんとバラエティーではなく、ドラマ作品で初めてご一緒するというのも貴重な経験なので、現場でお会いできる日が楽しみでした」と喜びを表する。

味方良介が「心はロンリー 気持ちは『・・・』」で明石家さんまと初共演。「本当に“お笑い怪獣”でした」

 そんな、さんまとの共演について「生まれた時からテレビ画面の中で爆笑をかっさらっている“お笑い怪獣”と共演できる恐怖とうれしさで、久しぶりに震え上がりました。もともとバラエティーを見るのは好きで、『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)を毎週楽しく拝見していて、芸人さんへのリスペクトがあり、その中でも、場を掌握するさんまさんへの尊敬は計り知れません。故に、さんまさんとの初共演がドラマでよかったと安心しているところもありました。撮影初日に、結婚のお祝いで大きな花束を持ってきてくださり、まるで初対面とは思えない空気感での会話に、いい意味で戸惑いましたが、そのおかげで気負うことなく作品に入り込むことができました」と振り返り、「カメラが回っていないところでも笑いを生み、奇跡を起こす、さんまさんは本当に“お笑い怪獣”でした」と付け加えた。

 また、約3年ぶりとなる川口との共演に関しては「3年ぶりとは思えないほど、あっさり共演がスタートしました。個人的に心地いい距離感にいてくれる川口さんと、むずがゆいシーンを作り上げるのに勝手に苦労しました。初共演した作品は、重厚感の塊のような作品でしたので、今作で全く別の世界線に立てるのは楽しかったです」と感想を述べた。

 腰越の役づくりにも触れ、「台本を読んだ時は読解が難しかったので、特にこれといった意識はなかったのですが、現場に入ってから、監督の求める演出や役、シーンの雰囲気、さんまさんの作り出す笑いを徐々に理解しながら、“腰越郁也”という人物が形成されました」と明かし、「お芝居とお笑いの要素が絶妙に絡み合っていて、台本を読んだ限りでは、どう作り上げられるのか未知でした。現場でも、日常会話シーンのあちらこちらにお笑いが潜んでいて、リアクションを取らずに話を進めなくてはならず、序盤は戸惑いしかありませんでしたが、撮り進めるうちにすんなり状況を理解して、一つ一つを終えていく自分の成長にも驚きました」と話している。

 そして、最後に視聴者へ向けて「2003年以来21年ぶりの最新作ということで、過去のシリーズをご覧になっている方はもちろん、今回初めて見るという方も楽しめる作品になっているはずです。登場人物だけでなく、身につけているもの、置かれているもの、すべてにお笑いの要素が含まれていると言っても過言ではありません。お見逃しなく! もちろんお笑いだけではなく、家族愛もこの作品の大事なテーマになっているので、そのストーリーも見逃さないでいただけたらうれしいです」とメッセージを寄せている。


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