広瀬アリス＆眞栄田郷敦「366日」に夏子、中田青渚、中沢元紀、清乃あさ姫、前田公輝の出演が決定2024/03/15
フジテレビ系で4月8日にスタートする連続ドラマ「366日」（月曜午後9：00。初回15分拡大）に、夏子、中田青渚、中沢元紀、清乃あさ姫、前田公輝がレギュラー出演することが分かった。
「366日」は、HYの名曲「366日」の世界観に着想を得たオリジナルストーリー。高校時代の同級生である雪平明日香（広瀬アリス）と水野遥斗（眞栄田郷敦）は、当時両思いだったがタイミングが悪くすれ違い続けた。しかし、同窓会で12年ぶりに再会し、実らなかった恋をかなえようと再び動き出す。そんな2人が、予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を思い続ける壮大な愛の物語だ。
第2話から登場するキーパーソン・宮辺紗衣役に夏子が決定した。紗衣は、城坂記念病院の看護師で、真面目で温厚な性格。仕事熱心で、看護師の仕事に誇りを持っている。明日香や遥斗の一つ年下でプライベートではイラストを描くのが趣味だ。
ドラマ・映画・舞台と幅広く活躍する注目の俳優・夏子は、出演に際し、「大切な役どころを任せてもらえたことに感謝と喜びでいっぱいです。何度も聴いた『366日』をあらためて聴き、心が震えました。台本を読み進めるたび、偶然や運命に翻弄（ほんろう）されながらも懸命に生きて、思い合う登場人物たちに胸を打たれます。そんな運命に巻き込まれていく1人、紗衣を丁寧に演じていきたいです。看護師を演じるのは初めてで、たくさんの人生に出会い、向き合う仕事なのだと、紗衣を通して教えてもらっています。たくさんの方に楽しんでいただけますように」とコメントを寄せる。
また、中田が演じるのは、遥斗の妹・水野花音。地元の大学を卒業後、WEBデザイナーをしている。一見、愛想がないが心優しい性格の持ち主。遥斗の幼なじみの下田莉子（長濱ねる）や明日香たちとも昔から仲がいい。
中田は、2023年前期の連続テレビ小説「らんまん」（NHK）で朝ドラ初出演を飾るなど、今注目の若手俳優。「『月9』というとドラマの中でもまた特別さを感じる枠なので、お話をいただいた際はとても驚きましたが、うれしかったです」と喜ぶ中田は、「台本を読んで、私が演じる花音は落ち着いていて、テキパキしている印象を受けました。しっかり者の中にも家族や周りの人を思いやる温かさを忘れずに、大切に演じていきたいです。HYさんの『366日』のように、たくさんの方に愛される作品になってほしいと思っています。私も今から撮影が楽しみなので、皆さまも期待して待っていてくださるとうれしいです」とアピール。
花音と交際中の彼氏・滝本竜也役を中沢が務める。竜也は、遥斗が通っていた北海道の大学の後輩。就職で上京したことをきっかけに花音と交際を始める。しかし、コロナ禍で会社が倒産し無職に。現在は単発のアルバイトで食いつなぎながら就職活動中。明るくて真っすぐ、面倒見がよく愛情深い性格。花音にベタぼれで、いずれ結婚したいと考えている。
竜也は、第2話から登場。中沢は「今回お話をいただいて、月曜9時は小さい頃からよく見ていた枠なのでとてもうれしく、今すごくワクワクしています！ そして、聴きなじみのあるHYさんの楽曲『366日』がモチーフということで、僕も台本を読んでいる時に曲を思い返して、切ないながらもキュンキュンして、たくさん心を動かされながら読ませていただきました」と目を輝かせ、「僕が演じさせて頂く滝本竜也は、明るい弟キャラなので、作品の中で竜也が出てきたらその場がパッと明るくなるような、どこか救いになるような存在になれればと思っています。たくさんの方に見ていただけたらうれしいです！」と意欲を燃やす。
さらに、明日香が働く音楽教室の同僚・戸田彩乃役には清乃が抜てきされた。彩乃は、ファッションと食べ歩きが大好きな今どきの女子。ちゃっかりしているが悪気はなく、事務受付仲間の明日香を慕っている。
23年の大河ドラマ「どうする家康」（NHK）に続き、俳優キャリア2作目となる本作で、フジテレビドラマ初出演を果たす清乃。「今回、戸田彩乃という役をいただいて、豪華なキャストの皆さんの中、私で大丈夫だろうかと少し不安もありましたが、『月9』という歴史ある枠に出演できることが何より光栄で、この作品を作り上げる一員として精いっぱい演じようと思いました」と意気込む清乃は、「台本を読んで、綾乃の明るい雰囲気は自分と似ている部分があるなと感じました。実年齢よりは上の役になりますが、自分なりに、作り込みすぎず自然に演じられたらなと思います。人を思うことの温かさをあらためて感じられる、繊細で心動く作品です。ぜひ多くの人に見ていただきたいです」と語り、真摯に役と向き合っている。
そして、明日香が働く音楽教室のピアノクラスの生徒で、システムエンジニア・静原吾朗役を前田が担う。人なつっこく気さくな性格の静原は、コミュニケーション力が高く、音楽教室の職員たちともすぐに仲良くなる。交際中の彼女のためにピアノを習い始めたという静原を明日香は応援し、静原も明日香と遥斗の事情を知り、事あるごとに明日香を励ますようになる。
6歳から子役としてキャリアを積んできた前田が、主人公を温かく見守るキャラクターを演じるにあたり、「HYさんは幼少期から聴いていてCDでもMDでも、AirPodsで今でも聴いていたので、作品として携われることができてとてもうれしいです。広瀬アリスさんとのシーンが多く、本読みの段階でとても解像度の高い明日香がそこにいらっしゃったので、僕の演じる丁度いい距離感で、静原とどんな時間を過ごせるか楽しみです。“人を思う気持ちがもう1日なきゃ足らない”という思いで『366日』という曲名になったとプロデューサーさんがおっしゃっておりました。見てくださる方の温かな1日が、オンエアのたびに重なっていきますように、現場へ向かいたいと思います」と心境を語っている。
ドラマを手掛ける狩野雄太プロデューサーは、発表されたメンバーの起用について「夏子さんは以前に『世にも奇妙な物語』（フジテレビ系）でご一緒させていただきましたので、再びご一緒できて光栄です。紗衣という人物は、最初は謎が多くミステリアスな部分があるキャラクターですが、物語上重要なキーパーソンの1人になりますのでご注目いただけたらと思います。中田さんが演じる花音は、リアリストで一見キツそうに見えますが、とてもお兄ちゃん思いで家族思いの人物です。明日香たちから愛されている妹キャラでもあります。ぜひ、中田さんのお芝居で表現していただきたいと思い、ご出演をお願いいたしました。中沢さん演じる竜也はある意味、このドラマの中で最も明るいキャラクターだと思います。ただ明るいだけではなく、人生を前に進めようと頑張る誠実な人物でもあります。中沢さんが竜也をどう演じてくださるか今から楽しみです」と期待を寄せている。
続けて「清乃さんは『どうする家康』を見た時に、目がとまる独特の存在感がある方だと感じましたし、清乃さんならば音楽教室で勤務しているイマドキ女子を表現できると思いご出演をお願いいたしました。前田さんは最近のご出演作品をいくつか拝見させていただいておりまして、『ぜひ、一緒にお仕事させていただきたい！』と思っておりましたので、ご快諾いただけてとてもうれしいです。静原はよこしまな要素がなく、気さくで、春風のような柔らかさがある人物です。明日香にとっては、遥斗との恋のことも、音楽教室の仕事のこともそばで見ていて、前に進めてくれる存在でもあります。前田さん演じる静原を早く見たい！と強く思っています」と手応えをにじませている。
24年は、4年に一度しか来ないうるう年。過酷な試練を乗り越えようとする明日香と遥斗、そして、その家族や友人たちにとって、1年が“366日”になるこの年はどんな1年になるのか、期待が高まる。
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