松井愛莉、加藤史帆、小笠原海、堀家一希、池田鉄洋がオムニバスドラマ「これから配信はじめます」の各話で主演2024/02/13
テレ東系では、3月8日にドラマ25「これから配信はじめます」（金曜深夜0：52。全4話）がスタート。松井愛莉、日向坂46・加藤史帆、超特急・小笠原海、堀家一希、池田鉄洋が、各話の主人公を演じることが分かった。
「これから配信はじめます」は、ライブ配信を題材に、配信に集うライバー（＝ライブ配信をする人）とリスナーを双方向から描いたオムニバス形式のオリジナルドラマ。現代に足りていないフレンドリーなつながりを映し出しながら、受け身の自分から積極的に行動する自分へ一歩進もうと思える、心温まる物語だ。
第1話の主人公・桂木美緒は、市役所で働く社会人1年目。本当の気持ちをなかなか言い出せない女性だ。演じる松井は「美緒は誰にも言えない悩みを抱えています。言えたらどれだけ楽か。私も昔から思っていることを伝えるのが、とても苦手で殻にこもっていた時期がありました。そんな悩んでいる方たちに寄り添えるドラマにしたいと思いました」と印象を明かし、「小さい頃からの違和感やいろんな葛藤、そして言えないもどかしさ、そんな想いを必死に隠して抑えて生きて来た苦悩を一つも落とさないよう、繊細な感情を大事に演じようと思いました。みんな何かしら悩みを抱えて生きていると思います。見てくれた方、そして悩んでいる方の肩の荷が下りて、これでいいんだ！と少しでもそのままの自分を愛せる、そっと寄り添える、そんなドラマになればと思っております！」と役どころに触れ、期待を込めた。
第2話の主人公・かすみは、大人気脱力系ライバー。かすみに扮（ふん）する加藤は、地上波のドラマ初主演となる本作で、二つのキャラクターを演じ分ける。「お芝居に挑戦したいという気持ちが強かったので、率直にうれしかったです。最初マネジャーさんから伝えられた時、ドッキリかな？と思うくらい驚きました。精いっぱい演じさせていただきたいと思います」と意気込む。演じる役柄については「私自身脱力系と言われることがあるので、似ている部分があるかなと思います！ かすみの過去にも注目していただきたいので楽しみにしていてください。きっと視聴者の皆さんが共感できるような、心に寄り添えるような部分もあると思います」とアピールしている。
第3話では、EBiDANのメンバーで、音楽ユニット・超特急のメンバーでもある小笠原と、第37回高崎映画祭で最優秀新進俳優賞を受賞した堀家一希がダブル主演を務める。
小笠原が演じるのは、普段は普段はアパレル会社に勤めるごく普通のサラリーマンだが、ライブ配信ではメーク系ライバーとして人気の“キラ”こと木之本光。配信で披露するメークも見どころだ。
小笠原は「最初にお話を聞いた時に、何か新しい一歩を踏み出す、そんな背中を押すような作品だと思いました。出演できることを光栄に感じています。この作品を見てくださった方に、自分らしさとは何かを少しでも考えていただけるきっかけになればうれしいです」とコメント。加えて「本を読んだ時に、光という役は1人だと自信がない印象を受けました。ただ、人とのつながりをへて、自分らしさを再発見し一歩踏み出すことのできる心（しん）の強い人物ですごく共感することが多いと感じました。光と一緒に自分らしい姿と出会える、そんな作品になるよう演じられればと思いますので、皆さま楽しみに待っていただけるとうれしいです」と呼び掛けている。
一方、アパレル会社のプレス担当で、最近は推しであるキラのライブ配信にハマっている水戸匠役を担う堀家は、本作の出演オファーを受けて「率直にうれしかったです。僕自身“推し”がいる訳ではないですが、今回の役と一緒に“推し”のいる生活を楽しんでいけたらと思います」と語り、「いい意味で人間らしい役だなあ、と思います。自分の中の優先順位も明確で、面倒くさいのは面倒くさい、と自分に正直なところも好感が持てます」と紹介。続けて「本作は、生配信、推しなど、最近っぽさもありつつ、人の成長も描かれた人間ドラマです。ぜひ、僕の演じる匠がどう成長していくのかも楽しんでくれるとうれしいです。お楽しみに！」と力を込めた。
さらに、第4話の主人公で、美緒（松井）の父・桂木祐介役を池田が務める。いつも娘のことを優しく見守り、ライブ配信をきっかけに不器用ながらも優しく娘と向き合っていく、無口で厳格な父親の姿に注目だ。
池田は「人と人とのつながりの大切さを感じられる、ハートウォーミングなストーリーなので、オファーをいただけて、とてもうれしく、ワクワクしました」と話し、「娘のために奔走するけなげな父親ですね。かなり無理めなピンチも訪れますが、ライブ配信が彼を助けてくれて…と、これ以上は話せません！ 人気配信者のように愛される父親になれたらうれしいので、ライブ配信アプリのPocochaを見ながら役づくりします。楽しんでいただけましたら幸いです」と伝えている。
番組を手掛ける正井彩夏プロデューサーは「誰でも配信したり配信を見たり、当たり前にリアルとデジタルが融合する今の日常を、5人の主人公と共に温かく描いたドラマです。全4話のオムニバスストーリーではありますが、1話～4話、どこかで少しずつつながっています。どのキャラクターもそれぞれの形でライブ配信と向き合っていて、全員、いとおしいです。自分に近い誰かに自分を投影して見ていただくでも、応援したくなる誰かに寄り添って見ていただくでも、さまざまな楽しみ方や刺激を提供できたらと思います。金曜深夜に、ホッと、ウルっと、温かい時間をお届けできたら幸いです。ぜひご覧ください！」とドラマの魅力を解説。
佐々木梢プロデューサーは「ライブ配信をきっかけに人々が触れ合い、成長する物語。誰でもライブ配信をしたり、見たりする世の中なので、今にぴったりな企画だと思いました。1話を見て理解できなかったシーンが、4話を見ると答えが分かる、そんな仕掛けをストーリーに散りばめています。今回はオムニバスストーリーのため、下（亜友美）さんと我人（祥太）さんの脚本家、お二人にはそれぞれの色を前面に出していただきました。そして、それを熊坂出監督が演出する。面白くないわけがないです！ 金曜の夜に、心温まる5人の物語をぜひお楽しみください」と手応えをうかがわせている。
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