頓知気さきな、初のカレンダーブックは「私の脳内を再現したような1冊！」2024/02/13
アイドル・モデルとして活躍する頓知気さきなの初のカレンダーブック「頓知気さきな CALENDAR BOOK 2024.04-2025.03」の発売を記念したイベントが2月11日に開催され、頓知気が会見に登壇した。
カレンダーのこだわりポイントを聞かれた頓知気は、「今回は最初に好きなものをたくさん伝えさせてもらいました！ 私の好きなものをとにかく詰め込んだカレンダーだと思います。今までは、私って、結構ガーリーなイメージが強いかなと思うんですけど、今回は『なんでもしていいよ』と言っていただけたので、ちょっと奇抜な私の脳内を再現したような感じのカレンダーになっています！」と、自身の“好き”が詰まったカレンダーであることを明かした。
カレンダーブックで表現された頓知気の好きなものに関して具体的な話になると、「七つでは入りきれていないほど、好きなものが多くて（笑）」と前置きをしながら、「色が好きなので“色の組み合わせ”などは全体を通してこだわりました。あとは“シルバー”や“じゅうたん”などにもハマっていて…。“お絵描き”をしたりすることも好きなので、油絵や石膏像などを用意してもらったページもあります。“動物”が好きで、最初はキリンが好きなので、用意してほしいな！と思ったんですけど、キリンは難しかったので、家からネコを連れてきました（笑）」とユーモアを交えながら回答。頓知気ならではのキュートでユーモラスな世界観を、全ページを通して見ることができるカレンダーに仕上がった。
お気に入りのページには、ドレスを身にまとってネコを抱いているカットを挙げた。家で飼っている3匹のネコの中の“長女”とのツーショットだそうで、選んだ理由について「初めてこういう撮影に連れてきたので、大丈夫かなと心配していたんですけど、カメラに目線をくれたり、堂々とした演技を見せてくれました（笑）」と愛猫との撮影を振り返り、「なんだか家族写真を撮ってもらったような気持ちで、お気に入りです」と語った。撮影後には、スタジオの中を自由きままに動き回り、現場を和ませていたそうだ。
ほかにも、ペルシャじゅうたんを背景に、民族衣装をモチーフにしたコーディネートを着用した10月のカットもお気に入りとのこと。「ビーズとかを髪の毛につけてみたり、ちょっと“ジャック・スパロウ”みたいな、かなりカッコいい仕上がりで、今までにないようなカットになっています！」とアピールした。
表紙には、黄色の水玉模様のトップスに、ピンクのショートパンツを合わせたユニークなスタイリングの1枚が選ばれた。「個人的にちょっと“ドラえもん”っぽいなって（笑）。最初は、上に黄色のスカートをはいていたんですよ。ただ、『この青色の背景で、黄色の服を着て、あとピンクがあったらかわいくない？』と言って、スカートをまくり上げて、前の衣装で下にはいていたピンクのパンツを見せたところから、最終的には、『スカートいらないね！』となり、このようなカットになりました。ちょっとファインプレーな感じでよかったですね！」と現場で提案した頓知気のアイデアが形になった1枚であることを明かした。
今回のカレンダーに自分で点数をつけるとしたらという質問には、「120点です！」と返答。「今まで、さまざまな撮影をやらせていただいた中で、ひょっとしたら一番かもしれないと思うくらい、絶対にいい写真になったという確信がありました。撮影が終わった後の数日間は『出来上がった写真が早く来ないかな』『あの撮影本当によかったな』と、オフショットを自分でずっと見返していたぐらいで…。本当に大好きな写真ばっかりなので、もう点数をつけがたいぐらい完璧なカレンダーになったなと思います！」と充実した作品作りになったようだ。
カレンダーブックに採用された写真のセレクトも、シャッターが切られた何千枚のカットから、頓知気自身が行ったという本作。写真を選ぶ際のポイントについて聞かれると「結構、面白いものを選んだかな」と告白。「片目が半目になっている、普通だったら選ばないカットも、『逆にかっこよくない？』という感じで選んでみたり、どこを見ているのか分からない、そういうちょっと不思議な写真を多く選んだと思います」と続けた。
カレンダーということで、今年挑戦してみたいことについて尋ねられると「今年はなんかもう全部やりたくて！」とはにかみ、「アイドルをやっているんですけど、そのほかにもいろいろとやりたいことが出てきて！ 全部手つかずになっちゃいそうで怖くもあるんですけど（笑）。でも、できることは全部やりたいなと思っています！」と笑顔で話した。
具体的には、「こういうちょっとトリッキーで、好き勝手にできる撮影が初めてだったので、こういう作品をもっと撮りたいなと思います！ あと、グラビアを去年の秋頃から再開したので、ちょこちょこやりたいなと思っています」とほほ笑んだ。「あとは、演技に挑戦してみたいなと思ったり、ラジオもやってみたいなと思っています！」とし、「おしゃべりするのが好きなので、そういうのがお仕事になったら楽しいだろうな」と心の内を明かした。
最後に、「私って、よくも悪くもこれまでふんわりと活動してきたので、あまりパーソナルな部分をファンの方にお見せしたことがなかったんですけど、『実は私こんなのが好きなんだよ！』というのが手っ取り早く分かる作品になったかなと思います。すてきなカレンダーになっていると思うので、今まで応援してくれていた人たちに、やっぱり一番見てほしいです。また新しく私を知った人にも見てほしい。欲張りですね（笑）。できるだけ、多くの人に見てほしいです！」と、カレンダーブックを手に取るファンに向けて、本作に込めた思いを話し、会見を締めくくった。
【プロフィール】
頓知気さきな（とんちき さきな）
2000年3月6日生まれ。大阪府出身。うお座。B型。18年に姉の戦慄かなのとのセルフプロデュースユニット・femme fataleとしてデビュー。19年5月には「青春高校3年C組」（テレビ東京ほか）に合格し、アイドル部のユニット・ハイスクールベイビーに加入。「青春高校3年C組」からリリースしたシングルでは、センターも務めた。23年12月には、パソコン音楽クラブプロデュースによるデビューシングル「U.M.A／Himitsu」をリリースし、ソロアーティストデビューも果たすなど、多岐にわたって活動している。
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