Snow Man・渡辺翔太主演「先生さようなら」がクランクイン! 北香那、林芽亜里が過去と現在の恋の相手役に決定2023/11/22
Snow Man・渡辺翔太が主演を務め、日本テレビで2024年1月にスタートする連続ドラマ「先生さようなら」(月曜深夜0:59、開始日未定。関東ローカル、Hulu・TVerでも配信)に、田邑拓郎(渡辺)の過去と現在、それぞれの恋の相手役として、北香那と林芽亜里が出演すること分かった。
「先生さようなら」は、八寿子氏によるコミック「先生さようなら」「ハイライト」(小学館「ベツコミフラワーコミックス」)を原作とした、明るくも切ない学園ラブストーリー。過去の“国語教師×男子高生の恋”と現代の“美術教師×女子高生の恋”が輪廻(りんね)し、交錯していく物語で、渡辺は、27歳の高校教師としての現在と、17歳の高校生としての過去という二つのラブストーリーの主人公を演じる。
北が扮(ふん)するのは、過去のパートに登場する、田邑が高校時代に恋した7歳上の国語教師・内藤由美子。由美子自身は教職に真摯(しんし)に取り組んでおり、生徒思いだが、生徒たちからはダサくて面白くない先生と思われている。実は、小説家への夢を捨てきれず、恋愛小説を書き続けていたが、その原稿を落として拓郎に読まれてしまう。そのことがきっかけで距離を縮めてくる拓郎に、心ひかれていくように。拓郎との関係が誤解を招いて学校中のスキャンダルとなり、責任を取って教師を辞めることになる。
一方、林が担うのは、美術高校教師となった田邑が担任を務めるクラスの高校3年生・城嶋弥生。真っすぐで根は明るい女の子だが、周りを客観視してしまう冷めたところもあり、同年代の男子は子どもっぽく見えてしまう。そのため、みんなとの恋バナにはついていけない。美術部顧問の田邑に勧誘され、高3から美術部に入部することに。自分を気に掛けてくれる明るい田邑に好意を抱き始めた頃、田邑のスケッチブックをのぞき見てしまう。そこに書かれていたのは1人の女性の姿ばかり。秘密を垣間見てしまったと意識するところから、恋の物語が始まる。
北は「漫画原作のドラマに出演させていただくことは、私にとっても新たな挑戦です。由美子というキャラクターを自分なりにかみ砕き、なぞりながら演じる感覚を味わえることがとても楽しみで、心躍りました」と出演が決まった際の率直な感想を伝える。そして、「主人公が、かつて愛した女性への切り離せない思いと葛藤の中で出会うのが、けなげで純粋な女子高生という…! なんとも憎めない物語。現在と過去、交わることのない3人が織り成す繊細さとはかなさに、私も夢中になって本作を読み進めました」と物語に引き込まれた様子。
由美子を演じる上では、「由美子は一見、地味で自信のない素振りですが、実は心(しん)が強く、派手ではなく明るい女性なのではないかと思います。そんな由美子の心が徐々に開いていく様子をきめ細やかに、また時折別人のような態度や表情を見せる由美子の魅力が出せるよう、演じさせていただいています」と役づくりについても触れ、「感情に真っすぐでありたい素直さと、葛藤を持ち合わせている登場人物たちが、とても人間らしく、愛らしい。過去と現在が映し出す主人公の心の隅々に寄り添いたくなるような優しい作品です。ぜひ多くの方々にご覧いただけますように」と呼び掛けている。
ドラマ初挑戦となる林は「演技にも挑戦していくと決めて、お芝居の稽古に頑張って取り組んでいたので、『私が!!? ほんとに♡!!?』という喜びと驚きでした。現役の高校生の間に学園ものに出たい、そして憧れのラブストーリーに出たいという夢があったので、その夢がこの『先生さようなら』で同時にかなえることができて本当にうれしいです!」と声を弾ませ、「私にとっての初ドラマなので、右も左も分からず不安も多いですが、全力で目の前のことを頑張ります!!!」と気合十分だ。
原作や脚本については、「読み入ってしまうとてもすてきな漫画でした。いわゆる胸キュンだけのストーリーではなく、切なさやもどかしさ、相手が先生だという壁がある。脚本は原作の『先生さようなら』より前の時代が描かれている原作『ハイライト』が混ざったストーリーになっていたので、より過去と現在のつながりが鮮明に分かり、どんどん前に進むそれぞれの登場人物がいて、何かが起きるたびにいろいろな意味で胸がキューンとなり、心が動かされました。新しい台本をいただくのが毎回楽しみです!」と明かす。
役柄に関しては、「弥生について監督と話したのですが、素を見せずに、誰にもいじられないように過ごしてきたけれど、実は意思をしっかり持っていて、自分を客観的に見られている大人な部分もある。でもやっぱり根は明るくて真っすぐなそんな女の子だと考えています。弥生と自分は似ている部分が多いなぁと思いました。先生や仲間たちに出会ったことで生まれる楽しさやうれしさ、葛藤、切なさなどをしっかり表現できるよう意識しています」と、自身と共通点が多いという役柄に真摯に向き合う。
加えて「田邑先生と出会って、お話が進むたびにいろんなことがありながらも『初めて』をたくさん経験して、どんどん前に進んでいる弥生を応援したいと思ってもらえたらうれしいです。拓郎と由美子先生、田邑先生と弥生。過去と現在共に好きになった相手が先生だから…。先生と生徒の恋だからこそ感じる気持ち、成長する過程を皆さまにお伝えできるように精いっぱい頑張ります!」と意気込んでいる。
そして、ドラマの撮影がいよいよスタート。クランクインを迎えた渡辺は「ドラマは一つのシーンを撮るのに、リハーサルから始まり、スタッフさんがどういうふうに撮影するかという打ち合わせを経て、そこからカメラや照明のスタンバイ、またリハーサル…で、やっと収録してみよう!という流れになるので、すごく大変な作業だなって思うんです。そんな中でもみんな明るく撮影をしているので、本当に『もう楽しい!』の一言に尽きるといいますか、空気感がすごく温かくて、アットホームでいい現場だなと思っています。実は、怒号が飛び交っている現場だったらどうしようってドキドキしていたので、平和な世界に朝早くても気持ちよく向かえています」と、いい雰囲気の中で撮影が進んだことに、胸をなで下ろす。
しかし、「僕は人見知りなので出演者の皆さんに話しかけられず、スタッフさんのところについ行ってしまうんです」と反省点もあるようで、「今回はそこを何とか克服したいなと思い…生徒の皆さんに頑張って話しかけようとしているんですが、逆に生徒さんの方が先に話しかけてくれるので、とてもうれしく思っています。その現場の空気感を映像でも出せればと思っていますので、皆さん期待していてください」と、主演としての姿勢を見せ、撮影現場での奮闘ぶりをうかがわせている。
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