少路勇介、7ORDER・長妻怜央、しゅはまはるみ、カトウシンスケ、釈由美子が「ブラックファミリア」に参戦2023/09/27
日本テレビ系で10月5日にスタートする連続ドラマ「ブラックファミリア~新堂家の復讐~」(木曜午後11:59=読売テレビ制作。初回のみ深夜0:09)に、準レギュラーとして出演するキャスト5人が発表された。
板谷由夏が主演を務める「ブラックファミリア~新堂家の復讐~」は、「ブラックリベンジ」(2017年10月期)、「ブラックスキャンダル」(18年10月期)に続いて、読売テレビがおくる“ブラック”シリーズ第3弾。謎の死を遂げた女子高校生の家族が、愛する娘の死の真相を追うため、ホームパーティーが行われた実業家一家やその関係者にさまざまな姿に成り済まして近づき、意外な真実を暴き復讐(ふくしゅう)していく、完全オリジナルの復讐ミステリーだ。板谷が扮(ふん)する主人公・新堂一葉のほか、その家族役で山中崇、森崎ウィン、渡邉理佐、星乃夢奈が出演する。
今回発表されたのは、新堂家とそのライバルとなる早乙女家を取り巻く面々。
梨里杏(星乃)の死の真相に迫ろうとするが、早乙女秋生(平山祐介)の力によってもみ消される「週刊星流」の記者・芹沢歩夢を演じる少路勇介は、「権力の前に潰された自分の記事によって新堂家の人々と出会い、もう一度事件の真相を暴こうと企んでいる、反骨精神の強い週刊誌の記者です。新堂家の復讐と記者としての欲求が合致して真実に迫っていくのですが…果たして真相にたどり着くことができるのか、楽しみに見ていただきたいです」と役柄を紹介し、「脚本が面白くて、この先の展開がとても気になっています。スクープのためなら善人にも悪人にもなれるような人間なので、そういう記者の信念のようなものをうまく出せたらいいなと思っています。最後まで結末が分からないので、毎週ドキドキしながらご覧いただければうれしいです」と役づくりへのイメージを膨らませている。
早乙女家のホームパーティーにも参加していた人気イケメン俳優・伊志嶺和也役を務める7ORDER・長妻怜央は、演じる役の第一印象を「伊志嶺はCMにも起用されるような爽やかな青年」と述べ、「早乙女家のホームパーティーにも参加していて…今後、ほかの登場人物とどういう関わり方をしていくのか僕も楽しみです! 僕も1人の俳優としてお仕事をさせていただいていますが、僕ではない『伊志嶺』という俳優さんは、どういう人と関わっていて、どういう気持ちでお仕事に臨んでいて、今の地位まで上り詰めていったのかなど、裏側の部分をしっかり考えてお芝居していきたいなと思います。皆さんに楽しんでいただけるよう、精いっぱい頑張ります!!」と意欲を燃やす。
また、しゅはまはるみが、梨里杏が参加した女優オーディションを主催していた芸能事務所社長・釘抜美嘉役を担う。「このドラマの登場人物には一見悪い人が多いですが、釘抜美嘉もなかなかの悪い人です。毒母を演じたことはあるのですが、ここまでの悪い役は初めて演じるかもしれません。役者冥利につきます。楽しいです!」とこれまでに経験していない役柄に心を躍らせ、「まだすべての撮影が終わっていない今から、放送が待ち遠しくてたまりません。待ち遠しいというか、待ちきれない! 最後はどうなっちゃうんだろう? 今も次の台本を早く読みたくてたまらないのです」と物語の展開に期待している。
梨里杏の担任教師・高瀬卓郎役のカトウシンスケは、「幸せと輝かしい未来の予感から、一気に復讐せざるを得なくなった新堂家の人々を思うと、胸が痛いです。一筋縄ではいかない“クセつよ”スタッフ・キャストによって紡がれる、一筋縄ではいかなさそうなストーリーの果てに、どんな真実が新堂家に待ち受けているのか…撮影しながらもドキドキしています」と心境を語り、「自分の演じる高瀬は、やる事なす事とことんクズで、全く感情移入できないクソ野郎ですが、もしかしたらほんのちょびっとだけかわいそうでもあります。いや、そんなことはないか。あるシーンで彼の魂が叫んでいました。翌日、僕は情けない気持ちになりました。そんな役です。新堂家の強い怒りと悲しみを一身に浴びますが、正面から必死に受けきる毎日です。穴が開かないように腹に力を入れて、責任を持って受けて立ちたいと思います」と葛藤と意気込みを明かす。
加えて、「撮影時はすごいパワーで向かってきた新堂家ですが、その絆というか、絶妙なチームワークや支え合いが心に響いてくるドラマな気がします。真相を暴くミステリーですが、そういう人間模様がグッときます。放送時は視聴者の皆さんと共に、ワクワクムカムカドキドキワイワイハラハラ楽しみたいと思います!」と物語の魅力を伝えている。
そして、そんな高瀬の妻で、早乙女家とも何かしらの関係がある高瀬奈美江役を釈由美子が務める。釈は「私が演じさせていただく高瀬奈美江は、梨里杏とパパ活疑惑がある担任教師・高瀬の妻です。そして徐々に恐ろしい裏の顔が暴かれていきます。あまりのギャップの大きさに、最初に台本を読んだ時は私もひきました…」と役柄を紹介。
続けて、「『ブラックファミリア』は個性的でキャラの濃い登場人物が多いですが、中でも強烈さは誰にも負けていないと思います。今回、この役のお話をいただいた時は、あまりにもドぎつい役で、『息子には見せられないな』と思いました(笑)。そのぐらいインパクトのあるキャラクターなので、守りに入らず、私らしく、今回も攻めに攻めて役に徹したいと思います」と個性的なキャラクターを演じる心構えを伝え、「板谷由夏さん演じる一葉さんとの対決が一番の見どころだと思いますので、奈美江の壊れっぷりにぜひご期待ください」とアピールしている。
第1話。新堂家の母・一葉は、夫の航輔(山中)、2人の娘・沙奈(渡邉)、梨里杏と幸せに暮らしていた。一葉の弟・五十嵐優磨(森崎)も居候中だ。高校生の梨里杏は、タレントオーディションに入賞して芸能界デビューが決まった。一家は女優を目指す梨里杏の夢を応援し、喜んでいた。
ある朝、家族がそれぞれの支度をする中、テレビのワイドショーでは衆議院議員・早乙女倫太郎(塩野瑛久)のスキャンダルが報じられていた。ホームパーティーで泥酔する倫太郎の動画が流出。これがきっかけで倫太郎の女性への暴行が明るみになり、議員辞職に追い込まれたのだ。その日の夜、新堂家は梨里杏のデビューを祝う食事会をすることになっていた。しかし、約束の時間になっても梨里杏だけがレストランに現れず、心配になる一葉たち。一葉たちは、食事をキャンセルして店を出る。
その時、梨里杏から一葉に電話がかかってくる。梨里杏は学校にいるようで「お母さん、ごめんなさい…私…」。梨里杏がそう言うと、電話は切れてしまう。学校に駆けつけた一葉たちは、信じられない光景を目にする。梨里杏が屋上から転落し、変わり果てた姿となっていた。梨里杏の死は自殺と断定され、警察の捜査は打ち切られる。しかし、一葉らは納得できず、梨里杏の死に関する情報収集を始める。
そんな中、週刊誌に梨里杏が担任教師・高瀬を相手にパパ活をしていたという記事が出る。記事はネットで拡散され、さらに暴露系配信者に暴露されたことで、新堂家は誹謗中傷にさらされてしまう。梨里杏を失っただけでなく、ひどいうわさによって、さらに深く傷つく新堂家。その梨里杏のパパ活疑惑記事の裏には、政財界に影響力を持つ早乙女ホールディングス社長・早乙女秋生(平山)とその家族が関係していることが分かる。
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