橋本環奈主演「トクメイ! 警視庁特別会計係」“湯川班”の個性的なメンバーは松本まりか、JP、前田拳太郎、徳重聡2023/09/09
松本まりか、JP、前田拳太郎、徳重聡が、フジテレビ系で10月にスタートする連続ドラマ「トクメイ! 警視庁特別会計係」(月曜午後10:00=関西テレビ制作)に出演。4人は、主人公・一円(橋本環奈)のバディ・湯川哲郎(沢村一樹)が率いる万町署刑事課強行犯係の“湯川班”チームメンバーを演じる。
橋本が主演を務める「トクメイ! 警視庁特別会計係」は、緊縮財政の一環として所轄署の経費削減の特別命令=“トクメイ”を背負った特別会計係の女性警察官である円が、警視庁のお荷物所轄と呼ばれる万町署に専任担当者として派遣され、無駄な器物破損や、いかがわしい情報屋との交流、使途不明な経費などがまかり通ってきた所轄署の一癖も二癖もある個性豊かな刑事たちと、時にぶつかり合い、時に協力して、次々と起こる事件を解決へと導いていく刑事ドラマ。
松本が演じるのは、万町署刑事課強行犯係で唯一の女性刑事・藤堂さゆり。バツイチのシングルマザーで、若い頃は女性管理職を目指していたが、子どもができたことで仕事にまい進することが難しくなったことや、男性社会である警察組織に嫌気が差して出世を諦めている。仕事に前向きで上昇志向が元来強いが、警察組織の中で生き抜いていくために気を張ることが多い。運動神経抜群で湯川班では一番の武闘派で、格闘技術は湯川を上回る。1人の女性として自立して仕事をしたいと考えており、化粧やファッションも大事にしている。本庁勤めで自由な円をどこかうらやましく思っており、トゲのある言い方をしてしまうこともしばしば。万年ヒラ刑事の湯川をどこかばかにしているところがあるが、彼の仕事への向き合い方には敬意を抱いている。
共演する橋本について、松本は「若くしてどれだけの経験を積まれたのか想像を絶します。同時に多くの人をひき込み続けているずっと最旬な女優さん」と評し、「演技も人としてもその経験値にもすべてに興味を持っていかれる存在です。そのたぐいまれな人間力に私もそして皆さんもきっとひき込まれていくのでしょう。男性社会の中で闘う新人女性警官と先輩女性刑事。2人がどういう関係を築いていくのか、一緒のシーンも多いので楽しみにしていてくださいね!」と笑顔でコメント。
さらに、万町署警務課長・須賀安吾役の佐藤二朗との出会いを振り返り、「その出会いは衝撃的でした。ポスター撮影時にお会いしたほんの一瞬で、場の空気をかっさらっていかれました。ものの数十秒の出来事。その残影は脳裏に刻まれ、忘れることができないのです」と語った。また、最近、JPのSNSをフォローしたことを明かし、「その時に驚くほど丁寧なお礼のメッセージをいただきました。お会いしたら真っ先に感謝を伝えたいです」とうれしそう。沢村とは会うのが楽しみだったそうで、「沢村さんはじめ、この力あるユーモラスなチームと楽しいドラマを皆さんに届けられるよう年末まで走り切りたいと思っています」とアピールしている。
JPは、万町署刑事課強行犯係刑事・大竹浩介役で出演。口を開けば嫌みや皮肉ばかり言うが、実は強行犯係の頭脳派。隙を見てスマートフォンをいじるなど、サボりながらも情報収集をしており、一通りのニュースやトレンドは押さえ、ここぞというところで意外な捜査能力を発揮する。口が悪いので嫌われやすいが、あえてそうして相手の本音を引き出そうというふしがある。円のことは、年下の変わり者と見て認めておらず、常に上から目線。湯川に対しても軽口をたたいてばかりいるが、湯川のことをほかの人間がばかにすることは嫌う。さゆりと行動を共にすることが多いがそりが合わず、犬猿の仲のように見えるも、強い信頼関係で結ばれている。
「まず最初の感想は『えっ!? 僕に?』『何が起こった?ドッキリ?!』『誰かとお間違えじゃないですか?』これが最初にお話をいただいた時の気持ちでした」と振り返るJP。「ドラマには、ゲストや脇役などで少しだけ出演させていただいたことはあるのですが、今回の役はハッキリ言って直球ど真ん中の役でして…。普通に役者さんたちとガッツリ掛け合いをするということですごく緊張しております」と驚いている様子。
演じる大竹については「同僚に嫌みは言うけど心は温かい。ただ、素直じゃないけど憎めないというキャラです。刑事課なので、エリートで頭脳明晰(めいせき)だと思うのですが、ものまね以外は勉強も運動もできないJPとは真逆の人であります」と説明し、続けて「そんな大竹をどう演じようかとドキドキしています(汗)。とにかく、芸人がとか役者がとかはいったん置いといて、しっかり役に向き合い、役を愛して、ものまねじゃなくしっかりと誠実に役を演じたいと思います」と意気込んだ。加えて「芸人と刑事の共通点は気合と根性! あとは共演者やスタッフさんの皆さんに日々感謝しながら、遠慮なく“ゼンリョク”で飛び込ませていただきます。そして何より視聴者の皆さまに『アイシテマース』と言っていただける楽しい作品にできるように、金髪坊主ではなく黒髪坊主のJPが一生懸命演じさせていただきます! お楽しみに!!!」と呼び掛けた。
前田が担うのは、万町署刑事課強行犯係の新人刑事・月村久役。教育係の湯川には、何も教えてもらっておらず、湯川とは正反対で、何事も熟考して決断するタイプだ。あらゆるデータや可能性を比較分析することが得意で、捜査資料の分析やデータ解析では人一倍能力を発揮する。機械に強く、アナログな湯川班メンバーを手助けする。円とは同世代ということもあり、比較的彼女の発言に耳を傾ける。湯川のような豪快な刑事に憧れており目指しているが、そうなれない自分にジレンマを感じている。
初の刑事役に挑む前田は、「以前より憧れがあったのでお話をいただけてうれしかったです。台本を読ませていただいて、ポップなコメディー要素も多く、個性豊かな共演者の皆さんとの会話劇も見どころの一つとなっていると思います」と語り、撮影を楽しみにしている様子。橋本とは初共演で、「同世代の役者として前線で活躍している姿を日頃拝見していたので、今作を通して僕自身現場でたくさんの刺激を受けたいと思っています」とコメント。「お金に振り回されながらも僕たち刑事がどのように事件を解決していくのか、斬新で新しい刑事ドラマとなっています。10月からの放送をお楽しみに!」と期待を寄せる。
徳重が扮(ふん)するのは、万町署刑事課強行犯係の刑事・中西翔。就職氷河期に就職活動をするも志望企業に入れず、安定した公務員の道を選び、唯一警察に採用が決まったことから刑事になった。就活で苦労した経験から、組織で生きることに長けており、ベテランと若手の調整や仲裁に入ることが多い。組織で働くことを大切にしているため、チームワークを揺さぶる円の存在は苦手。湯川と組んで動くことが多く、仕事ぶりを信頼しているので、基本的に逆らったりせず、湯川の指示を実行しようとする。アイドル好きで夢は結婚することだが、仕事が忙しすぎて相手は見つかっていない。
「経費削減や捜査費20%カットなど、果たしてこれは刑事ドラマなのか?というセリフ。そんな『えっ、これは刑事ドラマなの?』と思うところが、このドラマの面白いところです」と見どころを説明した徳重。加えて「私が演じる中西は、無駄に顔だけは広いなど、日々同僚にいじり倒されています。今まで、作品の中でいじり倒されたことはなかったので、私自身もそんな姿を楽しみにしていますし、皆さんに楽しんでいただければと思います」と語っている。
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