菅田愛貴＆下尾みう、幽霊ドッキリで涙声。「怪談新耳袋 暗黒」キャストが記者会見で恐怖体験を告白2023/07/26
BS-TBSで7月27日にスタートする連続ドラマ「怪談新耳袋 暗黒」（木曜午後11：00）の制作発表会見が行われ、超ときめき♡宣伝部・菅田愛貴、染谷俊之、AKB48・下尾みう、BOYS AND MEN・本田剛文、原因は自分にある。・武藤潤、M!LK・塩﨑太智と曽野舜太が登壇した。
「怪談新耳袋 暗黒」は、ジャパニーズホラーのテレビドラマシリーズとして映像や心理的な恐怖に加えて、理屈の通じない恐怖、視聴者の想像に委ねる演出が高い支持を集めてきた「怪談新耳袋」シリーズの最新作。2003年に放送が始まって以降、13年までに6シリーズ（110話）とスペシャルドラマ6作が制作された。これまでに「呪怨」シリーズなどを手掛けた清水崇氏が監督として参加し、ブレーク前の内山理名、大森南朋、要潤、尾野真千子、榮倉奈々、桐谷美玲、大政絢らが主演を務めてきた。
10年ぶりに復活した本作は、全国を回って本当にあった怖い話を集めた、木原浩勝氏と中山市朗氏による「新耳袋 現代百物語」が原作。これまでに数々のジャパニーズホラー作品に影響を与えた短編集だ。その中から、“闇”をテーマにした新作8本を制作。1話・10分で構成される4話完結の連続ドラマと10分のオムニバスホラー（短編集）4本を放送する。
会見では、ドラマにちなんで、出演者が体験した恐怖体験についてのトークで盛り上がり、会場は涼しい空気に包まれた。
「病院に来た子供」（7月27日放送）で主人公の葉山涼花を演じた菅田は、「寝ている時に金縛りにあって、すごく苦しくて目も開けられないし、何もできなかった時に、手に小さい子の手がのっているような気がして、なんだろうと思っていたら、次は頭を踏まれているような感覚がして、左から右に順番に頭が凹んでいくんですよ…。頑張って大声で叫んだら目覚められました」と明かした。子供が関連している作品に出演しているだけに「私にも子どもが何かを伝えに来たのかなと思ってゾクゾクしました」と言って、周囲をゾクゾクさせた。
「乗客」（8月10日放送）で、染谷が演じるタクシー運転手・由良翔平のタクシーに乗車する若い女性役の下尾は、「マンションに住んでいるのですが、雨が降っていない日で雨漏りもしていないのに、テーブルの上に水たまりができていたことがありました」と告白。調べたが、水が落ちてくるようなところが全くなかったということだが、「プロデューサーさんがちょうど水の話をしてらっしゃったので、同じ現象が起きたのかなと思ってびっくりしました」と語った。ほかにも、不思議なことがあり、「別のあるロケで霊媒師さんに会うことがあって、霊媒師さんに背中を塩で清めてもらったら『1人だけ生き霊がすごいよ』と言われて、不思議な出来事が重なりました」と驚いていた。
一方の染谷は「僕はちょっと怖い話というか…。僕、ここ来たことがあるんですよ。いとこの結婚式だったんですけど、僕は高校生くらいで21年前とか22年前とかの話なんです。今年36歳になるんですけど、22年前に生まれてないメンバーが結構いるんじゃないかなと思って、それが一番怖いです（笑）」と言って場を和ませた。
「カズオ」（8月17日放送）で、特殊詐欺の受け子・藤原健吾に扮（ふん）した本田は、「『新耳袋』のでっかいパネルが東京・渋谷に貼られているので、渋谷で仕事があった時にせっかくだからパネルを見に行ったんですね。Twitterとかにも載せたいなと思ってマスクもしないで自分のパネルの前で写真撮ったんですけど、あんなに人がいるのに誰にも気付かれなかったって、一番ゾッとしましたね（笑）」と苦笑して、「1枚でいいのに5枚くらい撮ったんですよ。（気付かれないかなと）ちょっと粘ってみたんですけど、渋谷って冷たい街なのかなって思いましたね（笑）」とエピソードを披露。
「人形村」（8月24日、31日、9月7日、14日放送）は、動画配信グループ・アンリミッターズが、“一度入ったら出られない”と言われている人形村を取材するストーリー。
アンリミッターズのメンバー・ハヤト役の武藤は「最後のシーンを撮っている時、山奥に『母』と書いてある岩を見つけてしまって…。模様なのか人が書いたのか、でもしっかり母という文字だったんですよ。もしかしたら写り込んでるかもしれないので、そのシーンでも皆さん見つけてみてください！」と紹介し怖がらせた。その後、撮影で一緒だった塩﨑、曽野に「人が入らないような山だったよね」と振ると、「結構人いたよね」「朝はおじいちゃんおばあちゃんがよくハイキングされてた」と言われ、「人がいた？ じゃあ、誰かが書いたのか…」と、だんだん声が小さくなっていった。
すると、セイヤ役の塩﨑が、本当の恐怖体験を告白。「僕たちが自ら動画を回しながら作品を撮るみたいなシーンで、最後に僕がはぐれちゃうんですが、森の中を捜している場面を監督がタブレットで確認していたんですよ。そうしたら『やばい。映っちゃった』って…」と明かした。確認のためにみんなで囲んでタブレットを見てみたらしく、「僕がメンバーを捜して『え、どこどこ？』と演技をしている後ろに、白い影みたいなのがスッースッーって2回写っていました」と説明した。ホコリかもしれないと思ったが、よく見ると人の形だったそうで、「本当に怖い思いをしました。マジで映っちゃったんだなと思ってやばかったです。オンエアでどう映っているんだろうと楽しみにしています」と、期せずして見どころをアピールすることとなった。
続いて、スバル役の曽野は、動画サイトのおすすめでホラー映像が出てくることを挙げ、「僕、ホラーが本当に苦手だから見ないのに『◯◯村に実際泊まってみた』とか、『トンネルの中で2泊してみた』とかが出てくるんです」と言いつつ、「でも、なんか見ちゃう自分もいて、そこから毎日のようにホラーを見ちゃってます（笑）」と、ホラーにハマってしまったエピソードが飛び出した。
最後に、実際にお化けが出たらどうするかを聞かれた菅田と下尾が、座敷童が家にいる話や、金縛りの話をしていると、急に会場が暗転。幽霊が登場するというサプライズが仕掛けられ、恐怖におののく2人。「本当に怪奇現象が起こったかと思って、びっくりしました」と、涙声でかわいらしくコメントし、さまざまな驚きがあった会見が締めくくられた。
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