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仲野太賀、船越英一郎が相葉雅紀主演「ひとりぼっち ―人と人をつなぐ愛の物語―」に出演2023/02/21

仲野太賀、船越英一郎が相葉雅紀主演「ひとりぼっち ―人と人をつなぐ愛の物語―」に出演

 仲野太賀と船越英一郎が、TBS系で今春放送の「ひとりぼっち ―人と人をつなぐ愛の物語―」(放送日時未定)に出演することが分かった。

 相葉雅紀が主演を務める「ひとりぼっち ―人と人をつなぐ愛の物語―」は、人と人とのつながりが希薄になっている現代で「あなたは“ひとりぼっち”ではない」と、一生懸命に日々を生きる人々にエールをおくる、愛と奇跡のドラマだ。プロデューサーを務めるのは、TBSの人気シリーズ「渡る世間は鬼ばかり」をはじめとする数々の名作ドラマを世に送り出してきた石井ふく子氏。2018年に放送したドラマ特別企画「あにいもうと」、20年の新春ドラマ特別企画「あしたの家族」と、今もなお精力的に作品を生み出している石井氏が贈る本作は、最も親交の深い脚本家だった故・橋田壽賀子さんにささげる物語となる。

 主人公・杉信也(相葉)は、建築士の資格を持ちながらも水道メーター検針員として働く青年。信也は誰にも言えないつらい過去を抱えていた。それは、15歳で両親も家も失い、その数年後には大好きだった姉までもが病気で急死してしまったことだ。1人取り残された信也は目標を失い「自分はひとりぼっち」と心を閉ざして生きていた。そんな時、友人に誘われて訪れたおにぎり専門店「たちばな」で、亡くなった姉にそっくりな店主・立花香(坂本冬美)と出会う。

 仲野が演じるのは、物語の舞台となるおにぎり専⾨店「たちばな」の常連で、声優を目指す青年・松本逸平。アルバイトをしながら声優養成所に通っている声優の卵だが、オーディションに落ち続ける日々を過ごしている。明るく人懐っこい性格で「たちばな」では常連たちと和気あいあいと過ごしていたが、ある日突然、事件を引き起こす。そこに偶然、信也が鉢合わせてしまい…。この事件を機に、松本の人生に大きな転機が訪れる。新たな試練にどう向き合い、この先の自分の生き方をどう見つけていくのか。そして、信也の人生にも大きな影響を及ぼすことになる。

 また、船越が扮(ふん)するのは謎の男・矢島宏明。「たちばな」の近くに現れるも、遠くから店の様子を眺めては立ち去る、謎めいた人物だ。「たちばな」の店主・香のことを執拗(しつよう)に見つめる怪しげな姿に、信也は不安を感じる。果たして香と矢島にはどんな関係があるのか?

 仲野は、石井作品への出演に「以前参加させてもらった時がとても楽しかったので、今回オファーいただけてすごくうれしかったです。ほんの数日の撮影でしたが、どこまでも優しいスタッフさん、共演者の方々、そしておいしいおにぎりに心が癒やされました。たくさんのスタッフが集まって作品を作ることのありがたみを、あらためて教えていただけました」と撮影を振り返り、「近所にこんなお店があればいいな、こんな優しさが近くにあればいいなと感じていただけるような作品になっていると思います。疲れた心を癒やしてくれる、温かい作品ですのでぜひお楽しみに」とメッセージを寄せる。

 船越は「石井先生は母親より先に私を抱き上げてくれた人。そして、芸能界に生み落とし、育ててくれた正にもう1人の母親です。また、橋田先生には『渡る世間は鬼ばかり』でお世話になって以来、私の2時間ドラマを御覧いただき、お会いするたびに励ましのお言葉を掛けてくださり、何と橋田賞まで頂戴しました。今回はお二人への『細やかなご恩返し』ができればという思いを抱きながら臨ませていただきました」と石井プロデューサー、橋田さんとの関係を明かす。

 そして、「石井先生と橋田先生が長い長い年月の中で織り上げた数々の珠玉のドラマ。その集大成と言える作品だと思います。人の心の機微を限りなく優しいまなざしで見つめ、人情、絆の素晴らしさ、大切さを温かい口調で語りかけてくれる本作。このドラマが厳しい時代に生きる私たちの、心に溜まってしまった澱(おり)を洗い流してくれると信じています。大切な人やご家族と一緒にご覧になっていただければ幸いです」と作品の魅力を伝えている。


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