草川直弥×知念英和「青と碧」でお互いが感じた役の共通点は?「僕以上にバブみがある」【前編】2026/10/05 18:00

BS朝日ほかでドラマ「青と碧」(午後11:24~ほか)が10月5日から放送スタート。本作で草川直弥と知念英和がダブル主演を務める。
原作は漫画家・ろじさんによる同名作品「青と碧」(フランス書院)。高校で出会い、ひかれ合いながらもそのまま社会人になった2人による8年間の「両片思い」を描いたピュアラブストーリーだ。
世話焼きの鬼で素直になれない性格の山村碧を草川、学力・運動ともに学年1位の天才でバブ体質な葉山青を知念がそれぞれ演じる。撮影を経てすっかり意気投合した2人のインタビューを前後編に分けてお届けする。前編では、お互いの第一印象や役への思いを聞いた。2人が第1話で見てほしいポイントとは。
お互いの第一印象は?「知念くんが青でよかった」

――草川さんと知念さんは今回が初共演です。お互いの第一印象を教えてください。
草川 「知念くんのことは存じ上げていましたが、実際に初めて会ったのは本読みの時。最初の印象は真っすぐな子。青という役について自分なりに考えている姿を見て、『ちゃんと作品と役に向き合っている人なんだな』と思いました。しっかりと自分の考えを持つ知念くんとお芝居できることは僕にとってもよかったです」
知念 「うれしいです! 僕はEBiDAN研究生時代にONE N’ ONLYさんの曲をカバーさせていただいたことがあって。その頃から直弥さんを知っていたのですが、最初はクールなイメージでした」
――そこから徐々に交流を深めていったんですね。
草川 「BLドラマは2人の相性やコミュニケーションをどれだけ取れるかが作品の出来に深く関わると思っていて。『一回壁をぶち壊そう』とご飯に誘ってみました。僕が知念くんぐらいの年齢の時を振り返ると、先輩との食事では緊張して固まっていた記憶があります。でも、知念くんはそういうのがなかった。僕が言ったことを受け止めてくれるし、自分の意見も持っている。だから、撮影が終わった今、あらためて『知念くんが青でよかったな』と感じています」
知念 「(隣の草川さんの話をニコニコ聞きながら)事務所の大先輩ですし、年齢も少し離れていますが、それを感じさせないくらい直弥さんの気遣いが素晴らしくて。ご飯に誘っていただいた時も、目線を合わせながら話してくださるし、僕の発言にも笑って答えてくださる。とても聞き上手なんです。最初は緊張していたのですが、直弥さんに壁を壊してもらいました」
知念と青の共通点は“バブみ”!?

――ここからはドラマの話に。今回お二人が演じられた役について教えてください。
草川 「僕が演じる碧は世話焼き上手。青が天才だとしたら、碧は秀才。そして周りの人にも恵まれている。一見クールに見えるけれど優しい心を持った人物です」
知念 「青は周りの人から『赤ちゃん』と言われるくらい、すごく“バブみ”のあるキャラクター。それでいて勉強もスポーツもできる天才肌です。バブと天才の二つを両立できるのかと思う人もいるかもしれませんが、僕は可能だと思っていて」
――なぜそう思ったのでしょう。
知念 「僕の幼なじみが青のような天才気質なんです! だから、青の役作りの際はその子のことを思い出していました」
――ご自身と役に共通するところはありますか?
草川 「なんだろう……。碧の世話焼きなところは似ているのかな。普段、ワンエンのメンバーといる時も“お母さん”とか“ママ”って言われることが多いので。だから、碧の役は演じやすかったです」
知念 「青のマイペースなところと自分の世界観にグッと入ってしまうところは特に自分と似ているかもしれないです」
――では、お互いから見た役と相手の似ているところは。
草川 「もうそのままです(断言)。僕も“バブ”って言われることが多いのですが、ここまで“バブみ”のある子は初めて見ました。ビジュアルもそうですし、言動がとにかくかわいくて愛(め)でたくなる感じが青に似ているなと思いましたし、現場でもいろんな人から『青~』って声を掛けられていました(笑)。そういうところが知念くんの愛される理由なのかなと。本当にハマり役でした」
知念 「うれしいです(と言ってにっこり)。『青の役を演じきれるのかな』と不安に思うこともあったのですが、カットがかかる度に直弥さんがさらっと『今のかわいかったよ』と言ってくださって。その言葉が自信になりました!」
――反対に知念さんから見た草川さんの“碧っぽいところ”は?
知念 「面倒見があって思いやりのあるところです。例えば、暑い日の撮影現場に冷たいドリンクやアイスを何度も差し入れしてくださったんです。『(草川さんのモノマネをしながら)飲んでね』って」
――草川さんの心遣いが感じられるエピソードですね。
草川 「今回の撮影は夏だったことに加え、外で撮るシーンも多かったので、飲み物やアイスがあったらいいかなと。やっぱり撮影するならみんなにとっていい環境にしたい。皆さんへの日頃の感謝も込めて、差し入れさせていただきました」
青と碧の8年間を描く作品の見どころ「碧くんの初々しい一面」

――ドラマでは青と碧の8年間を描いていますが、演じる上で特に意識したことはありますか。
知念 「青は周囲のキャラクターから影響も受けますが、根底は『碧くんの気持ちが変わるまで待ち続けた、一途(いちず)に思い続けている子』なんです。本読みの時から、監督やプロデューサーさんと『青は大人になっても変わらない存在であってほしい』という話をしていたのでそこは特に意識していました。あと、独りのシーンは青が自分の心に正直になる瞬間なので、大事に演じようと心がけました」
草川 「僕は反対にお芝居で特段意識したことはなくて。どちらかというと、作品を撮っていく中で、『徐々に碧も大人になっているな』と変化を感じていました。高校時代から始まり大学生を経て社会人になる。演じていくにつれて自然と碧が成長していく過程を体現できたなと思っています」
――“一途で変わらない”のが青だとしたら、碧はどう変わっていったのでしょう。
草川 「素直になったと思います。元々“普通”になろうとしていた碧ですが、青を見たから変われた。そこは変化を意識的に演じたというより、山村碧という役を生きていたら自然とそうなっていった感覚です」
――撮影はすでに終えられたそうですね。
草川 「約1か月で青と碧の8年間を作り上げなくてはならないため、今回の撮影は怒涛(どとう)で。キャストとスタッフの皆さんがチーム一丸となって取り組んだからこそ、無事に撮り終えることができました。実は最後にオープニングシーンを撮ってクランクアップしたんです」
――通常と順序が逆ですね!
草川 「オープニングもとてもすてきな仕上がりになりました。すごいオープニングが撮れたなって。1か月に及ぶ撮影の集大成にふさわしい映像になりました。どんなオープニングなのかは放送でぜひチェックしてみてください!」
――知念さんは撮影中、印象に残った場面などありますか?
知念 「第1話で碧くんが青を偵察しに行くシーンが印象的でした。二人が初めて接点を持つ場面なのですが、青の独特なテンポや間が碧くんを少し動揺させるんです。そこのちょっとあたふたした碧くんが記憶に残っています。普段クールな碧くんの初々しい一面を見られるので、皆さんにもぜひ楽しみにしていてほしい!」
初回から見どころがめじろ押しだという「青と碧」。後編では、撮影後の2人の関係性、8年の間で草川と知念に起きた変化などに迫っていく。

【プロフィール】
草川直弥(くさかわ なおや)
1998年4月6日生まれ。東京都出身。主な出演作は、「問題物件」(フジテレビ系/2025年)、「低体温男子になつかれました」(TOKYO MX/25年)、「未解決の女 警視庁文書捜査官 Season3」(テレビ朝日系/26年)、映画「決戦は日曜日」などがある。5人組ダンス&ボーカルユニット・ONE N’ ONLYのラップ&ダンサーとしても活動中。
知念英和(ちねん ひでかず)
2005年3月19日生まれ。沖縄県出身。2021年、スターダストプロモーション主催の第2回「スター☆オーディション」でファイナリストに選出後、「仮面ライダーガヴ」(テレビ朝日系)などに出演。現在、情報バラエティー番組「よるのブランチ」(TBS系)のレギュラーメンバーとしても活躍中。2027年2月26日公開の「映画 1リットルの涙」への出演も控えている。
【番組情報】
「青と碧」
BS朝日ほか
10月5日スタート
月曜 午後11:24~11:54
※BS朝日放送終了後、TVerにて見逃し配信。
※Leminoにて10月5日 午前10:00~先行独占配信。
取材・文/TVガイドWeb編集部 撮影/尾崎篤志
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