Bリーグ新時代が9月22日に開幕! 比江島慎、富樫勇樹らが新シーズンへの決意2026/09/14 12:00

9月22日の新シーズン開幕を前に、Bリーグがティップオフカンファレンスを開催。島田慎二コミッショナーが登壇し、「いよいよ『B.革新』のシーズンがスタートを切ります。過去への最大限のリスペクトをしながらも、新たな挑戦を決意し、各クラブと全国の皆さまとともに努力をしてきました」「Bリーグがもっともっとワクワクするようなエンターテインメントスポーツとして成就できるように精いっぱい頑張りたい」とあいさつをして、さまざまな取り組みが発表された。

シーズンテーマは「シン・バスケ」。テーマソングには上白石萌音の「Trophy」、公式アンバサダーは史上初の2シーズン連続となる&TEAM、またトミカのリカちゃんや映画「ゴジラ-1.0」とのコラボなどが発表された。





カンファレンスの前には、ユニクロとBリーグのパートナーシップ締結も発表。レフェリーとテーブルオフィシャルズへのウェア提供、オールスターゲームのユニフォームの提供・販売、そしてオリジナルアイテムが作成できるサービス「UTme!」に、Bリーグ全55クラブのロゴ・マスコットのデザインが追加されることになった。篠山竜青、齋藤拓実の両選手と女優・モデルの桜井日奈子によるオリジナルTシャツづくり体験コーナーも披露された。
カンファレンス後には、各クラブを代表する選手たちが取材に応じた。2026-27シーズンからBリーグは、Bプレミア、Bワン、Bネクストの3カテゴリーへと移行。Bプレミアでは連戦を減らして平日開催を増やすほか、オンザコートフリー(外国籍選手の同時出場制限なし)の導入により登録外国籍選手3人の同時出場が可能になるなど、大きな変革のシーズンを迎える。そんな新時代の幕開けを前に、選手たちは新シーズンへの決意を語った。

馬場雄大(長崎ヴェルカ)
「ヘッドコーチも変わりましたし、スタンリー(・ジョンソン)も抜けて、新しくリーヴァイ(・ランドルフ)が入って、日本人選手の変化もありながら、優勝を目指してまた新しいスタイルになっていくと思うので、それはそれで楽しみつつやっていきたい。自分たちの勝っていくやり方を、メンバーが変わった中でまた探していかないといけない。また新たな挑戦です。連覇ができるのは僕たちだけですけど、新たな挑戦として一から積み上げていけたらと思います。外国籍選手が増えることで、個々の選手のレベルが上がりますが、最終的に勝つチームって、そこ(個の力)じゃないと思っていて。いかにチームとしてまとまれるか、一つの方向を向いてやれるかなので、そこは意識してやりたい。Bプレミアとして新しいスタートを切ろうとしている中で、選手である僕たちが子どもたちに少しでも夢や希望を与えられる存在になれればと思います」

比江島慎(宇都宮ブレックス)
「(Bプレミアになって)また新たなステップというか、次のレベルに進むというところで、楽しみな部分がたくさんあるので、しっかりチャレンジしていきたい。久しぶりにホームで開幕を迎えられるので、ヘッドコーチも変わって、新しいブレックスが見られるので、そこを期待していただいて、精いっぱいプレーしたいです。外国籍選手が増えるということで、バスケットがどう変わるのかというのは、予測がつかない部分もあるのですが、その中でも日本人選手がプレータイムを勝ち取っていかないといけないし、外国籍選手とマッチアップする機会も多くなりますし、そういった部分では変わるところはたくさんあるのかなと思うので、しっかり準備してやらないといけないと感じています。今はチームとしてオフボールの動きに力を入れています。これまではボールを持った場面でのピックアンドロールを中心に得点を演出してきましたが、オフボールの動きでズレを生み出せれば、より効率よく得点できると思っています。そこは新たにチャレンジしたい部分です。昨季のブレックスとはまったく異なるスタイルになると思うので、自分自身も楽しみにしています」

富樫勇樹(千葉ジェッツ)
「開幕戦はどのチームも特別な空気感というか……。サンロッカーズも本拠地を移っての試合になりますし、しっかりチームとしてそれに向けて準備するというところと、相手どうこうというよりは、僕の中では千葉ジェッツのスタイルをしっかり自分の中でたたき込まないといけないかなと。けがについては、この1シーズン半に比べたら、いい状態にあるので、しっかり戻った姿を見せられたらと思っています。千葉ジェッツがCS(チャンピオンシップ)に出るということに関しては、通過点ですし、それはもちろんなんですけど、この2年間なかなか優勝に手が届かないことが続いているので、自分たちの強みは何か、信じるものをチームとして探しながら、一つのチームというか、同じものを目指してやっていけるチームにならないといけない。コーチ、選手みんなが同じ方向を向くことが、それに近づけると思うので、まずは、少しずつでもいいチームになっていかないといけないと思います」

西田優大(シーホース三河)
「今シーズン、ひと皮むけたい気持ちもあるので、煮込み具合は変わらずに(笑)。青い炎が一番熱いといいますので、熱々にいきたいと思います。(リーダーシップの部分でも)自分が変わりたいと思うタイミングで、安齋(竜三)ヘッドコーチ(HC)もキャプテンに任命してくれたので、これまで以上に『シーホース三河は自分のチームだ』という、それぐらいの気持ちでやりたいです。ライアン(・リッチマン前HC)がいい土台を作ってくれて、優勝を知るHCが来てくれて、いよいよタイミング的には古豪が復活するタイミングなんじゃないかと思っているので、“強いアイシン”を取り戻したいです。レギュレーションが変わって、タフなスケジュールになってきますし、同じメンバーだけで戦うのはかなりしんどいと思います。そうなるとより(選手層に)厚みのある僕らに分があるのかなと。それでも、僕らも日本人のレベルは上げないといけません。そういう分厚い戦いができればと思っています」

川真田紘也(琉球ゴールデンキングス)
「琉球ゴールデンキングスという伝統のあるチームの一員として、Bプレミアの開幕の大事な一戦をできるというのは、自分自身興奮していますし、楽しみです。まずはけがを治して万全な状態で復帰したいです。Bリーグは、1年1年上がるたびに、選手のレベルがどんどん上がっていると思いますね。下からの若い選手もそうですし、僕がマッチアップする外国籍選手も“ユーロリーグから来ました”とか、“どこかの代表選手です、NBA上がりです”とか。そのおかげで日本のバスケが熱狂しているんだなと感じますし、その反面、自分自身は『またどこかの代表が入ってきた』みたいな(苦笑)。やっぱりマッチアップすることが多いので、うれしさもあり、大変さもあります。Bプレミアでは、オンザコートフリーという新しいルールも始まって、どうなるかやってみないと分からないですけど、日本人ビッグマンとして、個人としてはメリット・デメリット両方あるのかなと思うので、メリットの部分を自分で勝ち取れるように、頑張っていきたいです。日本代表も、(八村)塁さんや河村(勇輝)だったり、いつもはいないメンバーが来て楽しそうだったので、『やっぱり代表っていいな』と思っちゃったので、ちゃんとけがを治して、次は桶さん(桶谷大日本代表HC)に呼ばれるように、また代表に戻れるように頑張ります」

富永啓生(レバンガ北海道)
「個人としては、1シーズン目よりいいパフォーマンスを見せられるように心がけていきたいですし、チームとしては昨季成し遂げられなかったCS出場を目標にやっていきたいです。また新たなBリーグの歴史の始まりだと思っているので、このBプレミアの初年度というのは非常に大事な年になります。ここでCSに出場することによって、クラブの歴史が変わってくると思います。これまでは、レバンガはそこまで勝っているチームではなくて、周りから警戒されるチームではありませんでしたが、昨季は結果を残して、今季からはある程度警戒されると思います。だからといって、上から(目線)になるというか、構えてしまうといい結果は出ないので、昨季みたいなメンタリティー、アンダードッグのメンタリティーでしっかりと毎試合戦うことができれば、また勝利をたくさんつかむことができると思っています。今季はホームで開幕できるということで、間違いなくそこでの2連勝が必要です。2連勝することでシーズンを通して、勢いや流れをつかむことができるので、本当にその2試合は大事だと思っています」

岸本隆一(京都ハンナリーズ)
「(琉球から京都への)移籍の理由については、これだっていう一つの理由ではないんですけど、Bプレミアに変わるというのも、自分の中で一つの区切りというか、理由の一つではあります。レギュレーションが変わるので、いろいろ自分の状況を考えて。ずっとキャリアを通してこだわってきたことは『コート上でどうあるべきか』ということ。そこにこだわった先に、コート外の活動だったりとか、そういうものにつながっていくので、この順番というか優先順位は間違えないように、まずはコート上でいいパフォーマンスをするということにこだわってやっていきたいです。これからBプレミアが始まりますけど、次の10年も同じように、自分たちの想像している以上の未来をつくっていければと思います。京都の街は、行きたいところにはナビを使わずに行ける程度には慣れました(笑)」

篠山竜青(川崎ブレイブサンダース)
「これまでのBリーグだと、ロスターが確定した時点で、上位4クラブないしはCS圏内のクラブはこのへんかなという予想ができました。それが悪いということではないのですが、Bプレミアに関しては『本当に分かんねーな』という……。これが見てくれる人からしても楽しみの一つになるんだろうなと、ロスターが確定してあらためて自分も肌感覚で感じています。(これまでのBリーグを振り返って)本当に素晴らしい10年だったと思うんです。リーグの発展というところでいうと、世界中に注目されるような成長を遂げているリーグになれたのは素晴らしい。だから次の10年もそれに負けず劣らず、それを超える勢いでちゃんと成長していけるリーグになってくれればいいなという思いです。(ここまでのバスケの盛り上がりについて)まったく想像していないです。漫画でも描き切れていないんじゃないですか。『スラムダンク』でさえ描き切れていない、沢北、流川でさえ……。まさかレイカーズのコアメンバーとしてプレーオフを戦う日本人(八村塁)がいるとか、一つのチームに日本人選手が2人いるみたいな世界観(八村と河村勇輝がクリッパーズに所属)は、本当にもう“素晴らしいな”の一言です。それを子どもたちが見て、プロのバスケットボール選手だったり、NBA、日本代表がより近い存在としてイメージしてもらって、どんどん競技レベルが上がっていくというのが今から楽しみです」

ジョシュ・ホーキンソン(東京サンロッカーズ)
「(開幕戦について)千葉ジェッツのような強いチームと対戦するのは、われわれにとってはタフなテストになりますが、優勝を狙うチーム、歴史のあるチームとホームで対戦できるのは楽しみです。私はBリーグに入って、10年目を迎えますが、リーグの成長は本当に素晴らしいです。私はB2から入っていますけど、B2とB1で日本全国、Bリーグのクラブのある街に行っています。それによっていろんな視点を得てきました。日本代表もこれだけ強いチームになってきたのは本当に喜ばしいことですし、その一部に自分もか関わっていることは、うれしく思っています。新しいセレブレーション? (日本代表戦で)富永啓生選手と3ポイントシュートを決めた後に、アメフトのファーストダウンを取った時の動きをしていたんですけど、もしかしたらそれをやるかもしれないですね(笑)」

黒川虎徹(アルティーリ千葉)
「(新加入の安藤誓哉、D.J・ニュービルらとのポイントガード争いについて)同じポイントガードとして負けたくないですし、そこを倒さないと試合に出られないのは明確なので、チームメイトなんですが、バチバチ練習からやっていきたいです。その2人と比べるとスピードは僕のほうが速いと思うので、僕が出たときはゲームの流れを変えられるところは僕の武器だと思っています。D.Jは、とりあえず余裕があるという感じです。余裕をもってプレーをしているというか、ターンオーバーも少ないですし、仲間がどこにいるかを常に把握してやっているので、試合でも昨季まで来なかったようなパスが飛んできて、いいシュートが打てたりしているので、そういったところがすごいです。(2人の加入で)やる気は出ましたね。それを聞いたときは悔しかったですし、逆に僕の励みにもなりますし、練習から一緒にできるというのは楽しみでもあったので、本当にわくわくしています。ここで試合に出られないと、自分はそこまでの選手だと思いますし、上を目指すならいい選手がいても出られるということを証明しないといけない。日々2人に負けないように頑張るだけです」

シェーファー アヴィ幸樹(仙台89ERS)
「昨季はチームとして飛躍したシーズンになりましたが、そこを超えるというのは最低限。1部リーグでのプレーオフ進出というのはまだできていないので、そこは今季成し遂げたいところ。そこまでいけば、優勝というのが現実的な目標として見えてくると思うので、そこは目標としてやっていきたいです。個人としてはチームが変わっても役割は大きく変わりませんが、いち選手として、28、29歳になる年なので、自分としてはここから数年が大事になってくる。プレミア初年度ということもありますし、いち選手として、できることを増やして、より存在感を出していければと思っています。(オンザコートフリーで外国籍選手が増えることについて)僕としては、もともと外国籍選手と取り合っているポジションなので変わらないです。僕含め、マイキー(川真田紘也)だったり、(井上)宗一郎、(渡邉)飛勇など、もっといますけど、日本人ビッグマンが今シーズンこそ、しっかりプレータイムを獲得して、より日本人ビッグマンとして存在感を出していければと思っています。(新しいユニフォームは)まだ見慣れないですね(笑)。この姿でプレーするのが楽しみです」

八村阿蓮(神戸ストークス)
「昨季、B2優勝したとはいえ、まだ挑戦するという気持ちです。Bプレミアでは簡単に勝てる試合はないので、本当に一戦一戦が大事になってきます。ディフェンスの強度だったり、Bプレミアはオンザコートフリーになって外国籍選手も多いですし、僕のフィジカルを使ってディフェンスもオフェンスもインパクトを残せるように頑張りたい。神戸の街も最初の時よりは、ポスターとかも多く見かけるようになりましたし、声を掛けてもらうこともありますし、徐々に根付いているのかなと。でもまだまだ、試合の会場の雰囲気とか、まだ上を目指せるというか、もっと一体感を持ってできるのかなと思っています。(昨季優勝した)長崎みたいに、試合に勝っていくと、観客も増えると思うので、結果にこだわることがどれだけ大事かということを長崎さんは体現したと思います。ロールモデルじゃないですけど、そういう姿を神戸も目指していきたいです」

五十嵐圭(新潟アルビレックスBB)
「10年前に、10年後にまだBリーグのコートに立っているとは考えていなかったですね(笑)。今回、『B.革新』でBプレミア、Bワン、Bネクストとなる中で、Bワンで戦えるというのは、今の新潟にとってはありがたいことですし、そこがまたチャンスだと思っているので、復活をするという意味で。あと個人的には少しでも長くコートに現役選手として立ちたいという思いがあります。今回、『B.革新』という新しいフェーズに向かう中で自分自身がその場にいられること、こういったイベントにも来させてもらえるのはありがたいです。Bリーグができてからのスピード感、リーグとしての発展のスピード感も早かったですし、そこに付随して、日本代表がしっかりと強くなっているというのが、今のバスケットボールの人気にもつながっていると思います。それは自分たちだけではなく、自分たちより上の先輩たちが道筋をつくってくれたおかげで、今のBリーグにつながってきたと思うので、そういうのを考えると、これまで携わってきてくれた方々のおかげで今のBリーグあるのかなと思います」
そしてカンファレンスの取材後に行われた今回の目玉イベントが、全55クラブから代表選手1名ずつが集結したパレードと増上寺での成功祈願だ。

















イベント後の取材で、この増上寺でのセレモニーについて島田コミッショナーは「画作り含めてイメージがわいていないですけど(笑)。おそらく、斬新であり、シュールであり、映える、そんな画になったんじゃないかなと、信じています(笑)。じゃなかったら困ります」と感想を述べるとともに、あらためて「今までやってきたことにさらに上積みして、バスケット界、代表もそうですがBリーグも、この10年がメジャーになって大きくなるかどうかを占う大事な10年になると思うので、そのスタートをいい形で切りたいなというそんな思いです」とコメント。新たな一歩を踏み出すBリーグの新シーズンを現地観戦ではもちろん、放送や配信でも楽しもう!
【放送・配信情報】
バスケBプレミア開幕戦「アルバルク東京×琉球ゴールデンキングス」
テレビ朝日系
9月22日 午後1:45~(生中継)
「りそなグループ B.LEAGUE 2026-27」
バスケットLIVE(インターネット):B.PREMIER/B.ONE/B.NEXT公式戦 全試合配信
NHK(地上波/BS/ラジオ):B.PREMIER/B.ONE/B.NEXT公式戦 一部試合放送
DAZN(インターネット):B.PREMIER/B.ONE公式戦 全試合配信
U-NEXT(インターネット):B.PREMIER/B.ONE公式戦 全試合配信
バスケットLIVE for Prime Video(インターネット):B.PREMIER公式戦 全試合配信
J SPORTS(衛星放送)、J SPORTS オンデマンド(インターネット):B.PREMIER公式戦 一部試合放送・配信(生中継/録画含む)
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