宮舘涼太&佐久間大介による「ラヴィット!ロック」史上初ユニットも! やりたいこと満載の3時間半【後編】2026/08/27 16:00

TBS系で放送中の朝のバラエティー「ラヴィット!」(月~金曜午前8:00)が届ける音楽イベント「LOVE IT! ROCK 2026」が8月22日に東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催。

TVガイドWebでは、同イベントの模様を前後編にわたってリポート。前編では大盛況のオープニングアクトや個性豊かな「チャレンジングパート」などを紹介した。後編では、Snow Manの宮舘涼太と佐久間大介によるユニット「舘様×さっくん」のパフォーマンスや感動のフィナーレまでをお届けする。

チャレンジングパートを終え、ライブは後半戦へ。ここで「ラヴィット!ロック」の目玉の一つ、「赤坂サイファー」が登場。今年は見取り図、アルコ&ピース、ロングコートダディ、松井ケムリ(令和ロマン)に、さらば青春の光が加入。さらに、日本のHIP HOPシーンをけん引してきたZeebraを迎え、新曲「Let’s Cypher feat. Zeebra」を披露した。

同曲はZeebraが全面プロデュースし、DJ WATARAIが作曲・編曲を担当した本格的ナンバー。重厚なトラックにのせてメンバーが次々とマイクをつなぎ、それぞれの個性を落とし込んだリリックを繰り出していく。そしてZeebraがマイクを握ると、会場のボルテージはさらに上昇。終盤にはZeebraの「赤坂!」という呼びかけに、観客が「サイファー!」と応えるコール&レスポンスも巻き起こり、会場が一体となった。

ラップで熱気を高めた後は、MCの川島明(麒麟)率いる“なかよしおじさん”6人の「OJISAN BAN×KARA CLUB」が登場。「プロのバンドを加えたカラオケで1万人のお客さんと盛り上がりたい」という願いをかなえるべく、生バンドをバックにユニコーンの「すばらしい日々」を披露。川島が「びっくりするぐらいカラオケでした」と笑わせた後は、「太陽戦隊サンバルカン」へ。おいでやす小田や中西茂樹(なすなかにし)がギターを演奏する中、観客もレクチャーされた振り付けで参加した。

続いて登場したのは、宮舘と佐久間による「舘様×さっくん」。「ラヴィット!ロックで恩返しがしたい」という2人が、番組史上初となるユニットを結成し、Snow Manのアルバムにも収録されている「地球(あい)してるぜ」を「ラヴィット!ロック・スペシャルバージョン」で届けた。
ステージは、地球の子どもに扮(ふん)した若槻千夏と山添寛(相席スタート)の前に、稲田直樹(アインシュタイン)、ともしげ(モグライダー)、そしてサプライズゲストのKABA.ちゃんによる“暗黒KABA.一味”が現れるところからスタート。地球を守るため、若槻と山添が「舘様×さっくんを呼んで~!」と呼びかけると、会場からも「舘様×さっくん!」の大コールが。大歓声を浴びながら宮舘と佐久間が登場し、一気にステージを華やかに彩った。

パフォーマンス中には、宮舘が次々とカメラ目線を決める“舘様電波ジャック”も。ところが、たびたび稲田が宮舘と並んでカメラに収まり、思わぬ“共演”に会場は大爆笑。ひとしきり笑いをさらったところで、宮舘が「ラヴィット!ロックは、みんなの“あい”でできているんだ~!」と叫ぶと、客席から「Yeah!!!!!!」と声が上がる。そのまま歌へと戻り、コール&レスポンスを交えながら会場の熱気をさらに高めていった。

歌の終盤には、歌詞の一部を川島の名前に替える粋な演出も。歌やダンスはもちろん、表情やカメラへの視線、観客に呼びかける声のトーンに至るまで、細部にわたる巧みな見せ方で会場を引き込む。現役アイドルならではの華やかなステージを作り上げた2人は「僕たちの夢がかないました。ありがとう~!」と感謝を伝えた。

続く「金曜シンパシー」は、「金曜メンバーと一つになりたい」というきつねの願いをかなえるべく、藤井隆にプロデュースを依頼。藤井の代表曲「ナンダカンダ」をこの日のためにアレンジした「ナンダカンダ きつねremix」に乗せ、黄色いブレザー姿の金曜メンバーが歌とダンスを繰り広げた。さらに曲の途中には、上谷沙弥と東京ホテイソンによるプロレス、太田博久(ジャングルポケット)と近藤千尋夫妻によるフィギュアスケートのリフトなど、それぞれが“ナンダカンダやりたいこと”に次々と挑戦した。

そして、ラヴィット!アーティストのラストを飾ったのは、木曜メンバーによる「青春★サーズデイ」。石田明(NON STYLE)が選曲したSUPER BEAVERの「人として」をバンド演奏で届けた。石田がドラム、嶋佐和也(ニューヨーク)がメインボーカルを務めるなど、それぞれが楽器や歌声を重ね、熱のこもった演奏に客席から大きな拍手が送られた。

全てのラヴィット!アーティストのパフォーマンスを終えると、ここでラヴィット!ロック恒例となった川島から観客へのあいさつ。約1万2000人の観客と配信で見守る視聴者に感謝を伝え、ラヴィット!が放送6年目を迎えたことに触れる。

「『ラヴィット!』というのは、つくづく不完全な良さがある」と切り出した川島は、芸人、アナウンサー、アーティスト、俳優、料理人、アスリートら、さまざまなジャンルの出演者が番組を訪れてきたことを振り返る。その理由について「『ラヴィット!』は、ちょうど間にある番組なんだろうなと思います」と表現。「芸人にとっては劇場とテレビ、アイドルにとっては素の自分とステージ、俳優にとっては楽屋と本番の“間”にあり、普段とはまた違った姿を見せられる場所なのではないか」と語った。

さらに、視聴者から寄せられる手紙にも言及。番組を見たことをきっかけに再び学校へ行けるようになった子どもや、明るい番組に救われているという医療従事者からの声を紹介する一方、「でも、もうビリビリイスはおなかいっぱいです」という“リアルな意見”もあるとし、笑いを誘う。
そんな視聴者の声に「『ラヴィット!』を本当にやっていてよかった」としみじみ語る一方で、「でも、めちゃくちゃたたかれるんですよ」と川島。「朝から何をやっているんだ」「大勢で何をやっているんだ」「こんな時に何をやっているんだ」といった声が寄せられることを明かすと、「でも、われわれは胸を張って答えます。『ラヴィット!』をやっています!」と力強く宣言し、大きな拍手を浴びた。
さらに、4月から情報性を意識してリニューアルを試みたことにも触れ、「結論から言うと無理でした。背伸びしました。すみませんでした」と笑わせながら、「やっぱり『ラヴィット!』は『ラヴィット!』しかできない」ときっぱり。「一生懸命ふざけて、皆さんに日常を見せることで安心してもらう。それしかできないんだと思います」と続けた。

最後は「皆さんへの感謝を忘れず、これからも『ラヴィット!』7年目、8年目、歩かせてください」と呼びかけ、改めて感謝を伝えた。番組への愛と自負が詰まった言葉に、会場から温かな拍手が送られた。
川島があいさつを終えると、「明日があるさ」が流れ始める。メンバーは客席を回りながら歌をリレーし、観客とハイタッチを交わす場面も。最後は出演者全員がステージに集結し、大合唱となった。川島が「今年も最高の『ラヴィット!ロック』になりました。ありがとうございました~!」と感謝を伝えると、照明が落ちる。

鳴りやまない手拍子に応え、アンコール前にちょんまげラーメンとさらば青春の光が登場。来場者や出演者、スタッフに用意した水をはじめ、さまざまな費用を森田哲矢が社長を務める事務所・森東が今年も一部負担していることが明かされ、会場を笑わせた。

そして、アンコールに登場したのはサンボマスター。「青春狂騒曲」で駆け抜けると、山口隆は「伝説の『ラヴィット!ロック』にしよう~!」とシャウト。続いて、約3時間半にわたるイベントのラストを飾る「ロックンロール イズ ノットデッド」では、出演者全員と共に熱狂のフィナーレへと突き進んでいく。

川島と田村真子TBSアナウンサーが「『ラヴィット!ロック』イズ~!」とコールすると、会場いっぱいに「ノット、デ~ッド!」とレスポンスが。さらに宮舘と佐久間がサンボマスターからギターとベースを託され、楽器を手にフィナーレを盛り上げる一幕も。ステージからの「せーのー」の掛け声に合わせ、客席から「ラヴィット~!」の声が響きわたる。最後まで“やりたいこと”を詰め込んだ本ライブは、にぎやかに幕を閉じた。

なお、佐久間はイベント翌日に自身のXを更新。山口からギターを掛けてもらったことを振り返り、「夢にも思ってなかったです」と感激をつづった。

視聴者も出演者も大満足の内容となった今年の「ラヴィット!ロック」。放送6年目を迎え、出演者の絆が深まり、ますます個性が爆発している「ラヴィット!」が、今後どのように進化していくのか目が離せない。

【番組情報】
「ラヴィット!」
TBS系
月~金曜 午前8:00~9:55
【配信情報】
「LOVE IT! ROCK 2026」
特典映像付き配信チケット好評発売中
視聴期間:~9月6日午後11:59まで
詳細は公式サイトをチェック!
【Information】
9月24日発売の「月刊TVガイド11月号」では、「LOVE IT! ROCK 2026」の特集やライブ終了後に行われた会見コメントを掲載予定。こちらも併せてチェックしてほしい。
取材・文/山本恵代
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