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ジェームズ・スペイダーが語る、大人気サスペンス「ブラックリスト」シーズン7の見どころ2020/04/23

今シーズンはすごいクライマックスを迎えると思う

 世界中で大人気のサスペンスアクション「ブラックリスト」がシーズン7に突入! “犯罪コンシェルジュ”として生きるFBIの最重要指名手配者で謎に包まれた男、レイモンド・“レッド”・レディントン役のジェームズ・スペイダーに、7シーズンも続いている本作の魅力や、気になる今後の展開を聞いた。

── シーズン6は衝撃的な終わり方をして、レッドはこれまでで最も困難な状況にありますね?

「彼は人生の本当に長い間を危険な状態で過ごしてきて、もはやそれが彼の生き方になってしまっているんだ。ただ、FBI捜査官のエリザベスはレッドにとても好意的に接しているように見えるけど、彼はエリザベスと彼女の母・カタリーナの両方と問題を抱えていて、その問題に向き合っていかなければならないと思う」

── 今回のシーズン7では、カタリーナとの関係は明かされるのでしょうか?

「彼女はシーズン7で非常に重要な役になる。彼女の存在は、ほかの登場人物たちに大きな影響を与えるからね。今シーズンでは多くのことが明かされるが、また新たな疑問も出てくると思う。そういう破片をためにため続けて、今シーズンはすごいクライマックスを迎えることになると思うよ」

── レッドとは本当は何者なのか、その正体が大きなテーマですね?

「シリーズ全体を通して、その時々において彼が何者なのか、視聴者が理解できるように細心の注意を払っている。最初の頃から、レッドの過去や正体に関係なく、視聴者にはその時々に起きていることやレッドの人間関係に興味を持ってもらうことで、時間の経過を作り出すことが大事になるだろうと感じていた。彼は犯罪者やFBIにとってとても利用できる男で、自身の強固なアイデンティティーに非常に満足している人物。だから、彼は彼らしく彼なりに生きているだけなんだけど、それが彼を面白く、魅力的な人物にしているんだ」

── 結末を知っているのですか?

「どのように終わりを迎えるのか、その大枠の展開は知っている。最近は、脚本家たちと毎週その話をしているんだ。ドラマで“今”起きていることの話をする時は、それがやがてやってくるエンディングに向けてどんな影響を及ぼすか、先のことも常に考えるようにしている。全体像はありながらも、エンディングにたどり着くまでの細かな点はついては、常に議論を重ねているところだよ」

── 今でも、レッドに驚かされることはありますか?

「彼のことはとてもよく分かっている気がするが、新たな局面を迎えることが多々ある中で、それに対する彼の反応に驚かされることはあるんだ。彼はどんな限界も自信を持って突破するし、その自信はほぼ失われない。大きなサプライズになるようなことは、脚本家とずっと前から話をしていてすでに知っている場合が多いので、レッドに関して普段から驚かされるのは、日々の行動的反応なんだ」

── 何年も同じ役を演じていて、まだレッドを演じ続けたいと思いますか?

「この7年間、レッドに飽きたと感じたことは一切ないよ。初期の頃に気を付けていたのは、彼を見せすぎないようにすること。体が動いていなくても、冷静な状態でも、彼は常に動いているように感じてもらいたかった。そして、常に確固たる目的と自信があり、全力を注いでいることもね。レッドが退屈だと感じていたことは全くなく、退屈な様子で登場している場面は一つもない。私自身もどのシーンでもしっかりと気を配り、集中して全力を注ぐことが求められるから、彼を演じながら退屈だと思ったことはない。だから、彼を演じ続けられていることは、とても幸せなことだね」

── このキャラクターを7年間演じる中で、大変だったことは?

「朝に目覚ましが鳴って、仕事に行くこと。私は舞台からキャリアをスタートさせて、俳優とは夜の仕事だと思っていたんだ。映画に移った後も夜に撮影するものが大好きで、そうした映画にたくさん出演した。それからドラマの仕事をするようになったが、ドラマは日中に、それもかなり朝早くから撮影するんだよ。だけど、朝型にはいまだに慣れないね (笑)」

── このドラマは世界中で人気を呼んでいますが、その理由とは?

「まず、早い時期から世界中の視聴者たちにリサーチすることができたことがあると思う。これまで私が携わったどんな映画やドラマよりも幅広い視聴者を得ていて、満足させられているんじゃないかな。また、このシリーズは何度も見返したくなるようにできていて、1度見たエピソードでも、続きを見て物語の展開を知ったうえでまた元のエピソードを見直した時とでは、解釈が完全に変わったりすることがあるからね(笑)」

── シーズン7は、日本で4月から放送が始まります。日本のファンにメッセージをお願いします!

「日本にこのシリーズのファンがいてくれることは本当にうれしく思っています。日本には何年も前に東京国際映画祭で1度だけ行ったきりなので、また早く日本に行って、このシリーズや私が手がけたほかの作品を気に入ってくれているファンの方たちに会える日を、楽しみにしています」

【プロフィール】

ジェームズ・スペイダー James Spader  
1960年2月7日生まれ。米マサチューセッツ州出身。映画「セックスと嘘とビデオテープ」(89年)、「クラッシュ」(2005年)などで有名。ドラマ「ザ・プラクティス」(97~04年)と「ボストン・リーガル」(04~08年)でエミー賞を3回受賞した。

【番組情報】

「ブラックリスト シーズン7」
4月28日スタート 
スーパー!ドラマTV 
火曜 午後10:00~10:55(二カ国語) 深夜0:00~1:00(字幕)

FBIの最重要手配者であるレッドは、FBI捜査官のエリザベス・キーン(メーガン・ブーン)の母親であり元KGBのエージェントであるカタリーナ・ロストヴァ(ライラ・ロビンズ)に会うためにパリへ向かう。だが、彼はカタリーナに拉致されてしまう。

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