Feature 特集

志田こはく、憧れの漫画原作ドラマに出演! バックハグ撮影で井桁弘恵からアドバイスも――「私がヒモを飼うなんて」インタビュー2023/04/18

志田こはく、憧れの漫画原作ドラマに出演! バックハグ撮影で井桁弘恵からアドバイスも――「私がヒモを飼うなんて」インタビュー

 TBSとマンガボックスが共同制作している完全オリジナル漫画「私がヒモを飼うなんて」、通称「わたヒモ」を実写化した「私がヒモを飼うなんて」が、同局の深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」で放送中。ドラマでは原作のエッセンスを生かしながら、オリジナルのストーリーを紡いでいます。

 ここでは、いちずに竹之内宗一(一ノ瀬颯)を思い続ける五十嵐桃を演じる志田こはくさんのインタビューをお届け。初めて2作同時に撮影を行っていたと明かしてくれた志田さんが、本作への意気込みや撮影でのエピソードを語ってくれました。

志田こはく、憧れの漫画原作ドラマに出演! バックハグ撮影で井桁弘恵からアドバイスも――「私がヒモを飼うなんて」インタビュー
志田こはく、憧れの漫画原作ドラマに出演! バックハグ撮影で井桁弘恵からアドバイスも――「私がヒモを飼うなんて」インタビュー

――本作への出演が決まった時の思いや作品の第一印象を教えてください。

「漫画原作の作品への出演に憧れていたので、お話をいただいた時はとてもうれしかったです! 実年齢より三つ上の21歳の役なので、どうやって大人っぽく演じようか悩んだのですが、台本で読んだ印象だと子どもっぽさも残る、明るくて元気なかわいらしい女性だったので、迷わずに自分が思う桃を演じようと思いました」

――桃を演じてみて感じた魅力はありますか?

「これから徐々に明かされていくのですが、宗一の過去を唯一知っている桃の宗一への思いを強く感じました。そういう真っすぐなところはとても魅力的だなと思います」

――役作りでこだわった部分はどこですか?

「宗一や桐谷森生(西垣匠)とのシーンが多いのですが、宗一とのシーンではか弱さや何かを抱えていそうなかわいらしい女性を演じる一方で、森生とのシーンは子どもっぽく何をたくんでいるのか分からない一面を演じ、ギャップをつけることにこだわりました」

――それはご自身で考えた演技プランなのでしょうか?

「はい! 森生のキャラクターが作品の中では少し異色で、作品を和ませながら盛り上げるような役柄ということもあり、真剣に思いを寄せている宗一と一緒にいる時の大人っぽい女性らしさとの差をつけられたらいいなと」

――監督からはどんなリクエストがありましたか?

「初めてお会いした時に原作を読んだことをお伝えしたら、『あまり原作にとらわれずに自分が思う桃ちゃんを演じてほしい』とアドバイスをいただきました。原作とは違うキャラクター設定になっていることもあり、実写化にとらわれすぎずに自分で作り上げた桃を演じています」

志田こはく、憧れの漫画原作ドラマに出演! バックハグ撮影で井桁弘恵からアドバイスも――「私がヒモを飼うなんて」インタビュー

――憧れの漫画原作とのことですが、実際に出演してみていかがですか?

「先ほどの監督の言葉に助けられたこともあり、リラックスして撮影に参加できました。漫画に忠実に演じる場合は役柄の癖なども考えながら演じる必要があると思うのですが、本作では自由にやらせていただいています」

――そんな中で原作から取り入れた部分もあるのでしょうか?

「あざとさのお芝居は原作から取り入れました。桃は原作ではもう少し大人っぽくて裏がありそうな女性。監督からも『何を考えているのか分からない子に見せたい』と聞いていたので、そこは原作にならって怪しげに見える表現をするようにしています」

志田こはく、憧れの漫画原作ドラマに出演! バックハグ撮影で井桁弘恵からアドバイスも――「私がヒモを飼うなんて」インタビュー

共演シーンの多い西垣匠は「いつの間にかお兄ちゃん的な存在に」

志田こはく、憧れの漫画原作ドラマに出演! バックハグ撮影で井桁弘恵からアドバイスも――「私がヒモを飼うなんて」インタビュー

――クランクインの日は緊張されましたか?

「デビューする前からテレビで見ていた方々がたくさんいる現場なので、より一層緊張しました。もともとあがり症で、オーディションや初めてお会いする人との会話でもすごく緊張してしまうタイプなんです。でも、スタッフさんたちがとても温かく迎えてくださってアットホームな現場を感じることができたので、皆さんとコミュニケーションを取っていくうちに段々と緊張がほぐれて、安心して撮影に臨むことができています」

――現場ではどのように過ごされていましたか?

「共演者の皆さんが年上なので最初はずっと座っているだけの時期もあったのですが、撮影期間も短いので自分からお話しなきゃ!と思って、私からもコミュニケーションを取るようになりました。井桁(弘恵)さんにはバックハグの練習に付き合っていただいたり、お芝居以外の質問もさせていただいたりしました」

――バックハグの練習ではどんなアドバイスをもらったのでしょうか?

「最初は腕と胴の間からスッと手を入れて抱きついたんです。そうしたら『それはちょっと違うかも』とスタッフさんにツッコまれてしまって(笑)。悩んでいたら井桁さんが『包み込むようにバックハグしてみたら?』とアドバイスをくださったので、何とかそのシーンを乗り越えることができました」

――お芝居以外ではどんな会話をされましたか?

「井桁さんはいつもお忙しいのにお肌がすごく白くてツヤツヤなので、どんなスキンケアをされているのかなど美容のお話をしました! 季節関係なく日焼け止めを毎日欠かさず塗っているそうで、私もちゃんと塗らないとなと反省しました。私はすぐサボってしまうので…(笑)」

――一ノ瀬さんと西垣さんとは共演シーンが多いかと思いますが、共演する前と後で印象は変わりましたか?

「勝手なイメージでお二人ともクールな方だと思っていたのですが、お話していくうちにほんわかした一面も知ることができました。優しく声を掛けてくださったので、いつの間にかお兄ちゃん的な存在になっています」

――お芝居の面で助けられたことはありますか?

「西垣さんとの撮影で、コミカルなお芝居の後にシリアスなシーンを撮影する日があったのですが、『次、どんな感じでお芝居する?』と聞いてくださって。私が『思い切りやろうと思っています』とお伝えしたら、『分かった、待ってる!』と答えてくれたのでちゅうちょなくお芝居することができました。気持ち的にも切り替えたいと思っていたタイミングで声を掛けてくださったことが大きくて、とても助けられました!」

初めて2作品を同時撮影、「ビジュアル面で大きく助けられています」

志田こはく、憧れの漫画原作ドラマに出演! バックハグ撮影で井桁弘恵からアドバイスも――「私がヒモを飼うなんて」インタビュー

――本作の撮影を経て成長できたことはありますか?

「実は同時並行で違う作品の撮影もしていたのですが、お芝居が干渉して苦労するようなことがあまりなかったんです。皆さんいろいろなお仕事と並行しながら撮影されていると思うのですが、もっと経験を重ねたら、私も皆さんと同じようにマルチにお仕事をしていけるようになれるかもしれないという希望を見つけることができました」

――作品ごとの切り替えはどのようにされていたのでしょうか?

「スタッフの皆さんがヘアメークや衣装をこだわって作ってくださっているので、ビジュアル面で大きく助けられていますし、いざ共演者の皆さんとお芝居すると自然と役に入ることができました。そのシーンの演技以外のことは忘れて、役に没頭することができたと思います」

志田こはく、憧れの漫画原作ドラマに出演! バックハグ撮影で井桁弘恵からアドバイスも――「私がヒモを飼うなんて」インタビュー

――次の作品の撮影で生かしたいことはありますか?

「今回、初めて恋愛要素を交えた作品に出演させていただきました。本作の撮影を通して、恋愛はもちろん複雑な関係の表現を学ぶことができたことは大きい経験だと思っていて、次作にも生かせたらいいなと思っています」

――女優としての今後の目標はありますか?

「ありがたいことにファンレターをいただくのですが、その中で『志田さんの笑顔に勇気づけられています!』と書いてくださる方が多いんです。そういう私のチャームポイントを生かして皆さんを笑顔にしていきたいですし、作品を通して視聴者の皆さんの心に何かを残せる女優になりたいです」

――では、最後に見どころとメッセージをお願いいたします。

「桃の宗一への思いがどうなるのかという気になる恋の行方を、ぜひ温かく見守っていただきたいです。個人的には森生とのキッチンカーのシーンも見どころ。ほんわかと気が緩むようなやりとりがかわいらしいので、そこにも注目して見ていただけたらうれしいです!」

 人見知りとおっしゃっていた志田さんですが、撮影ではカメラマンとすぐに打ち解けエネルギッシュでかわいいポーズを連発! インタビューでも、記者としっかり目を合わせながら18歳とは思えないしっかりとハキハキとした口調で作品への思いを語ってくれました。取材後には共演者やスタッフと合流して楽しそうにおしゃべりしている様子も。志田さんの愛され力が伝わるインタビューとなりました。

志田こはく、憧れの漫画原作ドラマに出演! バックハグ撮影で井桁弘恵からアドバイスも――「私がヒモを飼うなんて」インタビュー
志田こはく、憧れの漫画原作ドラマに出演! バックハグ撮影で井桁弘恵からアドバイスも――「私がヒモを飼うなんて」インタビュー
志田こはく、憧れの漫画原作ドラマに出演! バックハグ撮影で井桁弘恵からアドバイスも――「私がヒモを飼うなんて」インタビュー

【プロフィール】

志田こはく(しだ こはく)
2004年5月25日生まれ。埼玉県草加市出身。20年にミス・ティーン・ジャパン出場後にデビュー。スーパー戦隊シリーズ第46作「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」(テレビ朝日系)で連続ドラマ初出演を果たし、スーパー戦隊史上初の21世紀生まれのヒロインを務めた。出演はほかに舞台「六番目の小夜子」、ドラマ「ガチ恋粘着獣」(テレビ朝日ほか)など。

【番組情報】

「私がヒモを飼うなんて」
TBSほか
火曜 深夜0:58〜1:28 ※4月18日は深夜1:13〜1:43
※Paravi、U-NEXTにて各話地上波放送の1週間前の毎週火曜正午に先行有料配信
※地上波放送後、TVer、TBS FREE、GYAO!、Yahoo!にて1週間無料見逃し配信

【プレゼント】

志田こはく、憧れの漫画原作ドラマに出演! バックハグ撮影で井桁弘恵からアドバイスも――「私がヒモを飼うなんて」インタビュー

サイン入り生写真を1名様にプレゼント!

TVガイドweb公式Twitter@TVGweb(https://twitter.com/TVGweb)をフォローし、下記ツイートをリツイート。
https://twitter.com/TVGweb/status/1648271200228085762

【締切】2023年5月15日(月)正午

【注意事項】

※ご当選者さまの住所、転居先不明・長期不在などにより賞品をお届けできない場合には、当選を無効とさせていただきます。
※当選で獲得された権利・賞品を第三者へ譲渡、または換金することはできません。
※賞品をオークションに出品する等の転売行為は禁止致します。また転売を目的としたご応募もご遠慮ください。これらの行為(転売を試みる行為を含みます)が発覚した場合、当選を取り消させていただくことがございます。賞品の転売により何らかのトラブルが発生した場合、当社は一切その責任を負いませんので、予めご了承ください。
※抽選、抽選結果に関するお問い合わせにはお答えできませんので予めご了承ください。

取材・文/松村有咲(TBS担当) 撮影/蓮尾美智子



この記事をシェアする


Copyright © TV Guide. All rights reserved.