「一橋桐子の犯罪日記」の新ビジュアル解禁！岩田剛典や長澤樹らの全身ポスターも！2022/10/08

　70歳の女性が刑務所で余生を過ごすための活動＝“ムショ活”に励む土曜ドラマ「一橋桐子の犯罪日記」（NHK総合）が10月8日にスタート！　唯一の希望だった親友が病で亡くなり、空虚な日々を過ごす一橋桐子（松坂慶子）が、ついのすみかを刑務所に定め、“できるだけ人に迷惑をかけずに捕まる道”を模索する終活青春グラフィティです。

　放送を前に公開された新ビジュアルのテーマは「明日へのマーチバージョン」。高齢者犯罪という深刻なテーマでありながらも、見た人が元気になる内容を目指しているメッセージを体現したポスターとのこと。「正直不動産」や「あまちゃん」（ともに同局）のデザインを手掛けた吉良進太郎さんのデザインです。

　ドラマを制作した宇佐川隆史プロデューサーは「このドラマのテーマ“高齢者犯罪”は、確かに重く深刻な問題です。しかしこのドラマでは、その奥に“人の結び付きの大切さ”や“人は何度でも立ち上がれる”という、人の力強さというものを仕込んでいます。ポスターのように、つらい世の中でも、人々が一丸となって明日へと歩みを進めていけますように…そんな願いを込めて制作しました。どうぞお楽しみに！」とコメントしています。

　さらに今回は“ムショ活”のため、さまざまな犯罪に手を染めようとする桐子と彼女を取り巻く個性的なキャラクターをセリフ入りの全身ポスターと共に紹介します！

一橋桐子（松坂慶子）

　パチンコ店の清掃パートと年金で細々と暮らす70歳の女性。俳句が趣味で句会に通っている。独り言で俳句をつぶやくほか、妄想癖も。句会で出会った唯一無二の親友・宮崎知子（由紀さおり）を病気で亡くしてからは、だまされて泥棒に遭うなど不運が続いている。生きがいをなくし「余生を刑務所で送りたい」と“ムショ活”に目覚めた桐子は、不器用ながらも捕まるためにさまざまな犯罪計画を企てる。

久遠樹（岩田剛典）

　桐子が働くパチンコ店の清掃リーダー。仕事に厳しく、よく失敗する桐子に注意する。プライベートは謎に満ちており、刑務所に服役していたといううわさも。桐子は「犯罪に詳しいのでは」と思い、久遠に接触。やがて、桐子の“ムショ活”アドバイザーになっていく。

榎本雪菜（長澤樹）

　17歳の女子高校生。スーパーでアルバイトをしている最中に、訳がありそうな様子の桐子を目撃。桐子の“ムショ活”を知り、一番の応援者となる。サーフィンが生きがいで、ハワイのビッグウエーブに乗るのが夢だが父親からは反対されている。

友岡明子（片桐はいり）

　桐子が参加する句会の世話人。句会で全体の進行役を務める。俳句の言葉から人々の心情を思い図ろうとする。知子を亡くし、落ち込む桐子のことを気にかけている。

寺田一男（宇崎竜童）

　雑居ビルで“隠れヤミ金”を営む怪しい男。桐子が清掃スタッフとして働くパチンコ店の常連で、一見親切を装い、いろいろな人に話しかけ、広く金を貸している。そんな姿を見て、桐子は「悪党に違いない」と判断し、あることを仕掛ける。

斉藤薫子（木村多江）

　桐子の前に突如として現れる謎の女性。しかし、何やら裏の顔もありそうで…。

宮崎知子（由紀さおり）

　瀬戸内生まれの桐子の親友。句会で出会った桐子と意気投合し、亡くなるまでの3年間、古い一軒家で同居していた。桐子とは違い、器用で家事全般をそつなくこなすタイプ。いつか2人で故郷の瀬戸内を旅しようと夢見ていたが急な病で他界。彼女の死後、桐子は知子がある秘密を抱えていたことを知る。

三笠隆（草刈正雄）

　桐子の句会仲間で桐子の憧れの人。元プロテニスプレーヤーで、世界でも活躍していたため、会話や俳句の中に英語をはさみがち。人に頼られると何とかしようとする“いい格好しい”なところも。

　8人の登場人物は皆、くせ者ぞろい！　久遠は桐子にどんな犯罪を教えるのか、雪菜は桐子の何を目撃するのか、薫子はいったい何者なのか…などなど、気になることだらけです。そんな人々と出会った桐子の人生はどうなっていくのか。そして、桐子の“ムショ活”はかなうのか。動き出した桐子の人生をぜひ、お楽しみください！