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【WATCH的イケメン図鑑】Vol.1 ジャスティン・ハートリー2018/11/23

外見のみで判断されがちな人物の内面を繊細に演じ、役者力を存分に発揮

【WATCH的イケメン図鑑】Vol.1 ジャスティン・ハートリー

 ピアソン一家はこれからどうなるのか? そして、彼らの過去に何があったのか? 悩み多き主人公一家の悲喜こもごもを技アリの構成で描き、視聴者を毎回泣かせてきた大ヒットファミリードラマ「THIS IS US」(16年~)。なかでも気になるのが、一家の一員にして、イケメン俳優のケヴィン。イケメン過ぎて演技力を認められず、役者業にクサり気味だったケヴィンは、まもなく日本上陸を迎えるシーズン2ではどんな運命をたどるのか? ケヴィンの過去も未来も丸ごと気になる!という女性視聴者が後を絶たない。

 そんなケヴィンをチャーミングに演じるジャスティン・ハートリーも、イケメン俳優役ということでもちろんイケメン❤︎ 約190cmの長身に笑顔がすてきな甘いマスク、筋肉のつき具合も完璧な美ボディーで、ジャスティン自身の人気も急上昇している。

 海ドラファンには、「ヤング・スーパーマン」(2001~11年)に登場するヒーロー、グリーンアローを演じていたことでも知られているジャスティン。若き日のスーパーマンとタッグを組んで悪に立ち向かうグリーンアローは、チャラくてスマートな大富豪でもあり、誠実キャラのスーパーマンとの対比も好評だった。また、洋服をきっちり着るタイプ(当たり前?)のスーパーマンとは違い、むき出しボディーをやたらと見せてくれがちだったのもグリーンアローのすてきなところ❤︎ しかし、12年にスティーヴン・アメル主演の「ARROW/アロー」(12年~)ができてからはグリーンアロー=スティーヴン・アメルのイメージが定着し、ジャスティンのグリーンアローは過去の存在に。その後、「恋するインターン」(12~13年)、「リベンジ」(11~15年)、「溺れる女たち ~ミストレス~」(13~16年)、はたまた昼メロなどに出演するものの、番組自体が打ち切られたり、作品評価や役柄がイマイチだったりで評価も煮え切らず。そんな中、めぐり合ったのが「THIS IS US」のケヴィン役だ。

 イケメン俳優として外見のみで判断されがちなケヴィンの内面を繊細に演じ、役者力を存分に発揮しているジャスティン。これって、役者として過小評価されがちだった彼だからこそ、リアルにできていることでもあるのかも? 現在のジャスティンはファン層も拡大し、ドラマ賞の授賞式に凛々しいタキシード姿で出席する機会も増え、実力派イケメン道をひた走っている。ということは、あの美ボディーはもう見られないの?とご心配(?)のアナタ。大丈夫! そこは“分かっている男”、ジャスティン・ハートリー。ケヴィンとしても、人生に悩む姿だけでなく、お色気ショットをちょいちょい披露してくれている。

【プロフィール】

ジャスティン・ハートリー Justin Hartley

1977年1月29日生まれ、米イリノイ州出身。大学で演劇を学び、プロの俳優の道へ。ソープオペラ「パッションズ(原題)」(99~08年)にレギュラー出演した後、「ヤング・スーパーマン」(01~11年)のグリーンアロー役で人気を博す。昨年10月、女優のクリシェル・スタウスと結婚。前妻との間に10代の娘がいる。大の犬好きであり、野球などのスポーツ好き。

【DVD情報】

【WATCH的イケメン図鑑】Vol.1 ジャスティン・ハートリー

「THIS IS US/ディス・イズ・アス シーズン2」
DVDコレクターズBOX1


12月5日発売 8,000円+税(5枚組) 
発売:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン

【番組情報】

「THIS IS US 36歳、これから シーズン1」
NHK BSプレミアム  
11月28日スタート 水曜 午後10:30~11:15(二カ国語)

文/渡邉ひかる



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