水ドラ25「とりあえずカンパイしませんか？」2023/03/17

記者会見情報

テレビ東京ほかで放送の連続ドラマ「とりあえずカンパイしませんか？」のオンライン記者会見が開催され、主演の白石聖と共演の朝倉あき、北野日奈子が登壇した。白石は、今作のテーマとなった“合コン”について「なじみがなくて凝り固まったイメージがあったのですが、実際に撮影に入るとドラマは人と人との対話が主軸になっていたので、取り組みやすくて優しい合コンでした」と振り返った。そして、「人との出会いという、大切な根底の部分に焦点を当てた作品になっています。疲れた時に何も考えずに見ることができる、そういう意味で楽しんでもらえるテイストだと思いますので、お酒片手に頭を空っぽにして楽しんでいただきたいです。会話劇を長回しで撮っているので、そこの空気感も楽しんでいただければと思います」とメッセージを送り、会見を締めくくった。

従来のイメージとは違い、人と人との対話が主軸になっています（白石聖／香山花火）

私自身、テレ東さんの「サ道」のようなライフスタイルドラマがすごく好きだったので、その世界観に入れるのが楽しみでした。合コンというものになじみがなかったので、どんな作品になるのかなと思っていたのですが、実際に撮影に入ると、思い描いていた従来のイメージとは違い、人と人との対話が主軸になっていて、取り組みやすい、優しい合コンでした。印象に残っている合コン相手（男性キャスト）は、水川かたまりさんですね。会話劇なのでポンポンとみんなの短いセリフの応酬になるじゃないですか。その中でポツッと一言、絶妙の間と言い方で。会話の落としどころを水川さんがやるんですけど、「もう1回やらせてください」ということがあっても、毎回アドリブで全部落としていただいて。やっぱりお笑い芸人さんは引き出しが違うなと思いました。疲れた時に何も考えずに見ることができる、そういう意味で楽しんでもらえるテイストだと思います。お酒片手に頭を空っぽにして楽しんでいただきたいですね。会話劇を長回しで撮っているので、そこの空気感も楽しんでいただければと思います。

テーマの合コンに「おっと、こういう時期に攻めるな」と思いました（朝倉あき／町あけび）

合コンがテーマということで、「おっと、こういう時期に攻めるな」と思いましたし、ドラマとして成立するにはどういう内容になるんだろうって思っていました。ふたを開けてみると、イメージしていたものとは違うもので、すてきな男性キャストさんたちと出会いや、お互いを知っていく絆の部分を大切にしていたので、別の意味でドキドキ、ワクワクしました。（白石）聖ちゃんは今回の花火役みたいな、おとなしいキャラクターの方なのかなと思っていたのですけど、いざお会いしてみると本当にユーモアがあって、「狙ってやってるのかな？」って私一人でツボに入る瞬間があって。その時にたまたま監督と目が合って、お互いに笑っちゃってて、やっぱり私は間違ってなかったんだなと。本人が気付いていないところでも、面白くてかわいらしい方なんだなと思いました。合コンのシーンでは、あけびが割と音頭を取るんですけど、そのタイミングって結構難しいなと。会話の応酬の中では、自分がなかなか入れないっていうところもあり、リアルだと思いました。合コンが好きという方は、そういう部分も楽しんでいるのかなと思いました（笑）。

「白石さん」って呼んでいたんですけど、「聖ちゃん」と呼んでみたら応えてくれて（北野日奈子／白石若菜）

合コンは未知の世界ですし、大きい枠のドラマに参加させていただくプレッシャーもあり、最初は正直不安でした。会話劇というのも未知の世界でした。そんな中でも話をしていくうちに、よりそれぞれの人物が見えてくるじゃないですか。すると、どんどんのめり込んでいくことができました。私自身すごく人見知りなので、最初の本読みもぎこちなくなってしまったのですが、その空間がすごく心地よかったんです。その時に、作品、そして皆さんの印象がすごく変わりました。白石さんはこの中で最年少なんですけど、役柄の上では私が年下で、どうしようと思ったんですよ。それまでは「白石さん」って呼んでいたんですけど、「聖ちゃん」と呼んでみたら応えてくれたので、壁を越えた先に手を伸ばしてくれた感じがして、すごく助けられました。（朝倉）あきさんは本当に優しくて、全部笑顔で受け止めてくれます。私がおなかがすいてグズっても、「もうちょっとだからね、頑張ろうね」ってなだめてくれて。役柄上でもそうなのですが、撮影外のところでも男性キャストの方々との架け橋にもなってくださり、そのおかげでとてもいい空気感のドラマになったんじゃないかなと思います。