忍者に結婚は難しい2023/03/10
番組情報
キャラクター紹介
- 草刈蛍（菜々緒）
普段は薬局で薬剤師として働く甲賀忍者の末裔。甲賀一族であることにプライドを持っているが、悟郎と出会い、心の奥に秘めていた“普通”への憧れがあふれ出し、忍者であることを隠して28歳で結婚。正体がばれないよう表向きは穏やかで物静かな振る舞いをしているが、実は人一倍気が強く、完璧主義で失敗や負けることが嫌い。時々、本音の毒舌が漏れてしまう。身体能力が高く、トレーニングは欠かさない。 - 草刈悟郎（鈴木伸之）
蛍の夫。伊賀忍者の末裔だが、普段は正体を隠し郵便局の配達員として働く。明るくおおらかで、優しくて力持ちの癒やし系。一方で、能天気で面倒くさがり、ずぼらで鈍感、かつ気弱で優柔不断という一面も。しかし忍者としての任務遂行においては機敏で、優れた手裏剣の腕前を持つ。忍者一族から抜け出し、普通になりたいという気持ちも持っている。蛍を普通の女性だと思い、結婚する。 - 音無祐樹（勝地涼）
伊賀一族に属する悟郎の幼なじみで、同じ郵便局に勤務する。エリート上忍（忍者階級の最高峰）の家系で出世コースをまい進。仕事、任務、人付き合いを器用にこなし、上司や部下からの厚い信頼も得ている。悟郎とは親友だが、仕事も結婚も親の敷いたレールに乗って生きてきた自分と違い、一族の人間ではない蛍と結婚した彼にひそかに驚きと羨望を抱く。 - 月乃雀（山本舞香）
蛍の妹で、薬学部に通う大学生。ライブ動画配信で月収30万円ほど稼ぐインフルエンサーでもあり、さまざまなSNSで忍者姿のダンスなどを発信し、熱狂的なマニアから人気を得ている。好きなことしかしたくない自由人だが、実はとても家族思い。ごく普通の恋愛に憧れていて、一般人と結婚できた蛍は理想。奇抜なファッションで、物おじしない活発な性格。 - 風富小夜（吉谷彩子）
悟郎の幼なじみ。伊賀一族に属し、現在は外資系保険会社外交員として働く。名家の超エリート上忍で、仕事も忍者としての任務も優秀にこなす。悟郎の初恋の相手で、自身も悟郎にほのかな恋心を抱いていた。3年ぶりに再会した悟郎が結婚していたことにひそかにショックを受けるものの、離婚寸前だと聞き恋心が再燃していく。 - 月乃楓（ともさかりえ）
蛍の姉で競馬の人気ジョッキー。母を亡くした後、父と妹の面倒を見ていたしっかり者。金にだらしない父を反面教師にし、金銭への執着が強い。強引な性格でもあるが、根底には蛍たちの幸せを思う優しさがある。忍びの指令を蛍に任せっきりなことを気にする一方で、自身に結婚願望がないこともあり、蛍に事あるごとに離婚を勧める。 - 月乃竜兵（古田新太）
蛍の父。忍者としての仕事を蛍に引き継いでからは無職で、東京・中野のアパートで1人暮らしをしている。いつも酔っ払っているが、若い頃は優秀な忍者として指令を遂行していた。酒ばかり飲むようになったのは妻を亡くしてからで、仲のいい夫婦だったため、そのショックから酒に頼っていると娘たちは思っているが…。 - 風富城水（市村正親）
小夜の祖父で伊賀一族の最高権力者。最強の組織と評される伊賀一族の総帥として、温かくも威厳をまとうカリスマ的存在。小夜に対しては、孫といえども厳しく接している。
出演者
菜々緒／鈴木伸之／勝地涼／山本舞香／吉谷彩子／ともさかりえ／古田新太／市村正親 ほか
スタッフ・音楽
原作：横関大「忍者に結婚は難しい」（講談社）／脚本：松田裕子／演出：土方政人／プロデューサー：貸川聡子
主題歌：aiko「あかときリロード」／挿入歌：鈴木伸之「Ambivalence」
概要
菜々緒×鈴木伸之が因縁の忍者夫婦に！ 正体を隠して夫婦生活を送るラブコメディー
「ルパンの娘」シリーズの横関大による同名小説を、菜々緒主演、鈴木伸之共演でドラマ化。互いに正体を隠したまま結婚した忍者の夫婦が、すれ違いによる離婚危機に直面するも、忍びとしての特殊任務を遂行する中で結婚生活を見つめ直していくラブコメディー。共に現代に生き永らえる忍者の末裔で、菜々緒が“超実力主義”な甲賀忍者の草刈蛍、鈴木伸之が、蛍の夫で“超保守主義”な伊賀忍者の草刈悟郎に扮する。蛍の家族で甲賀の一族として山本舞香、ともさかりえ、古田新太が、悟郎と同じ伊賀一族で勝地涼、吉谷彩子、筧美和子、市村正親がレギュラー出演。藤原大祐が忍者マニアの若者を演じる。
記者会見情報
フジテレビ系連続ドラマ「忍者に結婚は難しい」の制作発表会見に、主演の菜々緒と共演の鈴木伸之らが出席した。同作は、表と裏の顔を持つ“忍者の末裔（まつえい）”同士の夫婦が織り成すラブコメディー。甲賀忍者の末裔である草刈蛍を演じる菜々緒は、「占いで前世は忍者か魔女と言われていましたが、まさか2023年一発目のドラマで忍者役ができるとは思わず、驚いています」と語った。普段は忍者という身分を隠して働いている役どころだが、「私自身、プライベートでは常に帽子をかぶって黒ずくめのファッション。普段から世を忍んで生きているので役作りでの苦労はありませんでした」とコメント。蛍の夫で伊賀忍者の末裔・悟郎役の鈴木は、共演の勝地涼と仲がいいそうで、「今日も楽屋近くの廊下ですれ違ったら、ものすごい声量であいさつされました。あまりの大きさに、菜々緒さんも驚いて廊下に出てきました」と楽しそうに明かした。
今まで見たことのない忍者サスペンスラブコメディーが出来上がりました（菜々緒／草刈蛍）
草刈蛍は自分自身に近いキャラクターです。占いで、前世は忍者と魔女だと言われていたので、まさか2023年一発目のドラマで忍者役ができるとは思わず驚いています。薬剤師や主婦として働く普段の蛍と、忍者ミッション時の蛍は違うので、そこはメリハリをつけて芝居をしています。またツンデレだったりもするので、恋愛要素の蛍の表情も見てもらえたらうれしいです。普段から私はヘアセットをしない人間で、常に帽子をかぶっていて、全身黒ずくめ。なので全く誰にも気付かれません。街を歩いていても本当に面白いくらいバレません。黒ずくめだと男の人だと思われているみたいです。普段から忍んで生きているので、今回の役作りでの苦労はありませんでした。新年を迎えて、今まで見たことのない忍者サスペンスラブコメディーが出来上がりました。とにかく笑って楽しめる作品になっていますし、見終わった後も誰かの会話のきっかけになるような、そんな作品になればいいなと思っています。
伊賀の任務中は髪形も変わってキリッとした表情になります（鈴木伸之／草刈悟郎）
草刈悟郎は、棒手裏剣の腕だけは敏腕という設定です。伊賀の任務中は髪形も変わってオールバックになり、キリッとした表情になります。ずぼらキャラなので第1話では蛍から怒られることが多々ありました。僕は家に帰ってから役を引きずることはないんですけど、今回ばかりは菜々緒さんというか蛍が脳裏に焼き付いて、家に帰っても普通に落ち込んでました（笑）。自宅に帰ったらソファーの上を奇麗にしたりして、鈴木伸之としても勉強になった第1話になりました。撮影に臨むにあたり腹筋を鍛えるように言われていて、今は腹筋が悲鳴を上げています。
上人の忍者なので僕はエリートです（勝地涼／音無祐樹）
上人の忍者なので僕はエリートです。楽しい現場で、鈴木くんもすごくふざけていて、忍者としての返事が「御意」「御意」から「ぎょいぎょいすー」になっています（笑）。ドラマには関係のない話ですが、ロケ場所にピアノがあってそれを弾いていたら、鈴木くんが指揮者を始めて…。なので僕ではなくて、鈴木くんの方がふざけています。その時は俺らだけが笑っていて、スタッフさんは誰も笑っていませんでした（笑）。
みんなも月乃雀のように踊ってくれたらうれしいです（山本舞香／月乃雀）
役作りは特にしておらず、現場が楽しいのでそのままやっています。プロデューサーも前から仲良くさせてもらっているので、これは舞香だと思ってもらえたようでうれしかったです。ダンスはドラマでやったことがあるので、それなりにできているのではないかと思います。みんなも月乃雀のように踊ってくれたらうれしいです。
19歳の頃から忍者の役やってるんだよ（笑）（古田新太／月乃竜兵）
俺、19歳の頃から忍者の役やってるんだよ（笑）。去年までは舞台で伊賀ものをやっていました。でも今は甲賀。忍者歴は長いです。自分の家の天井に潜んでいるという頭のおかしい役柄です。どんな映画やドラマに出ても役作りはしません。役者とは台本に書かれているセリフをつつがなく言えば成立する仕事なんです（笑）。
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