この素晴らしき世界2023/09/15

記者会見情報

フジテレビ系の連続ドラマ「この素晴らしき世界」の制作発表が行われ、主演の若村麻由美、共演の木村佳乃、マキタスポーツ、沢村一樹が出席した。同作は、ある日突然、大女優に成り済まして“二重生活”を送ることになった主婦が、家族にも秘密で芸能界に身を置きドタバタな日々を送る姿をコミカルに描く、完全オリジナルストーリー。主婦の浜岡妙子と、大女優・若菜絹代の1人2役、さらに“若菜に成り済ましている妙子”という難役に挑む若村は「（演じ分けるのは）すごく難しいかなと思いましたが、スタッフさんのおかげで、意外とすんなりと入ってきました」と大女優の余裕を見せた。そして、「見てくださる皆さんの声を聞きながら、最終回にゴールを切るまで完走できるように努めますので、どうぞ皆さんぜひご覧いただき、応援してください！」と意気込んだ。

主婦である妙子の心の揺れ動き、揺れ幅が見どころです（若村麻由美／浜岡妙子・若菜絹代）

（療養のために降板した）鈴木京香さんからバトンを引き継ぎまして、この役をやらせていただくことになりました。撮影はとても順調に進んでおりまして、すごく面白くできているので期待してください。共演の皆さんの演技が自由自在なので、力不足な私が現場に行っても、「どんとこい！」みたいな感じで、笑顔で迎えてくださいます。スタッフの皆さんもにぎやかで、笑いの絶えない現場です。私は、妙子が今作のヒロインだと思っているのですが、彼女が若菜に成り済ますので、1人2役というか3役を演じている感じです。すごく難しいと思っていたのですが、スタッフさんのおかげですんなりと入れました。主婦である妙子の心の揺れ動き、揺れ幅みたいなものが見どころにあると思うので、そこを見ていただきたいです。見てくださる皆さんの声を聞きながら、最終回にゴールを切るまで完走できるように努めますので、どうぞ皆さんぜひご覧いただき、応援してください。

それぞれ雰囲気も声の感じも違っているので「さすが若村さん」と思っています（木村佳乃／比嘉莉湖）

初めて芸能プロダクションの社長役をやらせていただいております。とっても楽しくて大人な現場で、もめることもなく順調に撮影しております（笑）。若い方もたくさん出てくださっているんですが、ベテランぞろいで年齢層もグッと上がって…。夏の暑さもありますし、体調に気を付けながら頑張っています（笑）。「プロダクション曼珠沙華」では、西村まさ彦さんと菅原大吉さんに撮影でいじめられています（笑）。私は非常に気の弱い社長でして、父の跡を継いでいるんですけど、お二人は父の代からいる“番頭さん”ですので、私が頼りないからとずっといじめられているんです。でも、普段は優しいお二人です（笑）。私は、若村さんが演じている妙子さんと若菜さん、妙子さんが演じる若菜さんの3人とお会いしましたが、それぞれ雰囲気が全然違います。声の感じも違います。「さすが若村さん」と思って拝見しております。

典型的な「釣った魚には餌をやらない」タイプの男で、妙子に甘えています（マキタスポーツ／浜岡陽一）

僕は若村さんと共演が初めてどころか、皆さんと初共演ですから、胸を借りるつもりでやらせていただいております。僕が演じる浜岡陽一は、主婦の方の妙子の夫で、典型的な「釣った魚には餌をやらない」タイプの男です。せっかく妙子という素晴らしい奥さんと一緒になったのに、ダラけて甘えているんです。でも、基本的に陽一を“演じている”感じは一切ないです。台本を読んで、これは「プロとしてだらけるぞ！」と思いました。もっと言うと、何も用意しないで現場に行くぞという気構えで挑んでいます（笑）。

マキタさんが夫役と紹介されると何か嫌な気持ちです。夫役は自分ですから！（沢村一樹／水田夏雄）

マキタさんが夫役と紹介されると何か嫌な気持ちです（笑）。すごく不思議な感じで、いやいや夫役は自分だからと思っちゃいます。僕は、若菜の夫・夏雄役で、マキタさんは妙子の夫なんですけど、若菜も妙子も若村さんが演じているので気持ちはちょっと複雑です。夏雄はちょっとミステリアスで、ハラハラドキドキもあるというか、コメディーなんですけど、僕はミステリーの部分を背負っているんです。大女優と一緒にいる時、夏雄はちょっとビクビクしているんです。でも、妙子さんと会っている時には、ちょっとキュンキュンしてるんです。そのへんも、お互いに楽しみながら撮影している感じです。若村さんは3役それぞれ演じ分けをされていて感心しています。