ドラマプレミア23「やわ男とカタ子」2023/09/26

記者会見情報

テレビ東京系の連続ドラマ「やわ男とカタ子」の制作発表会見が開かれ、主演の三浦翔平とヒロイン役の松井玲奈が登壇した。同作は、人気漫画の連続ドラマ化で、ハイスペック美形オネエの“やわ男”と、こじらせ喪女の“カタ子”が織り成すリハビリ恋愛コメディー。ドラマの見どころや撮影現場のエピソードを語る中、個性的な役どころを演じるにあたり試行錯誤しながらの役づくりの様子が2人から明かされた。また、三浦が「真夏のロケなので、僕らはまだしも、現場のスタッフの方たちが本当にいつ倒れるんじゃないかと心配で」と、猛暑が続く日々の撮影でスタッフを気遣う発言も。さらに松井の「撮影の休憩時間に三浦さんがアイスクリームの差し入れをしてくださったり。楽しくブレークしながら撮影したり、時々肩にセミが止まったりとかしています（笑）」と、いい雰囲気の現場であることを伝えるなど、終始、笑顔の絶えない和気あいあいの会見となった。

明日から頑張ろうという気持ちになってくれたらうれしいです（三浦翔平／小柳睦夫）

「これを演じるのか？」と、ちょっと悩みましたけれども、今までやったことがない役だったのでチャレンジという意味でやらせていただきますと伝えました。オネエ口調でしゃべって、動きだったりしぐさっていうのも、原作で通称“ほげちらかしてる”というんですけれども、“ほげちらかしてる”ので。これをどうやってやればいいんだろうと最初すごく悩みました。僕の周りの友人だったり、YouTubeとかでオネエを探して、YouTuberの方をすごく参考にさせていただきまして。なんと、その方が何話目かで出てくださっているので、そこですごく感謝を伝えました。ヒントというか、ほぼまんまもらいましたね。使える部分は全部もらいました。最近は小柳に浸食されつつあって、家でも小指を立てたり（笑）。こういう、世の中に共感できる作品を届けたいと思っていますので、少なからずいろんなことがありますけれど、これを見て明日から頑張ろうという気持ちになってくれたらうれしいです。

自分自身と重なる部分がありすぎて大変でした（笑）（松井玲奈／片桐藤子）

藤子という人物が、なんだか自分を見ているような気持ちにもなりました。彼女の、ちょっと自信がないけれども、いろんなことに挑戦していこうという真っすぐな姿勢が、読者の方たちの共感を呼んでいるのかなと思ったので、その彼女をしっかり演じられるように自分なりに考えていきたいと思います。自分自身と重なる部分がありすぎて大変でした（笑）。藤子自身、自分が女性であること、女性として世間に求められることっていうのにすごく悩まされているというか…。「こうでなければいけないんだ」という気持ちの中に、ずっといる女性なんだろうなというふうに思うので。そこを、漫画だけではなくドラマとしても視聴者の方に感じていただいて、共感してもらえる部分になったらいいなと思いながら、そこのあんばいが難しなと思いつつ演じてました。見ている人たちに「頑張れ！」って思ってもらわないと駄目だなと思うので、それを今背負って、一生懸命歩いてます（笑）。