推しの王子様2021/09/17
番組情報
キャラクター紹介
- 日高泉美(比嘉愛未)
乙女ゲームを手掛けるベンチャー企業「ペガサス・インク」の社長。36歳。性格は真面目で、仕事に情熱を持っている。乙女ゲームに夢中になり転職したゲーム会社で光井と出会い、4年前に共に起業。「ラブ・マイ・ペガサス」を大ヒットさせるが、次回作の制作に苦心している。泉美の理想通りに作ったゲーム内のキャラクター・ケント様そっくりの航と出会い、理想の男性に育てようと決意する。 - 五十嵐航(渡邊圭祐)
借金取りから逃れるために歩道橋から飛び降りたところで泉美と出会う。泉美にとって理想の容姿だが、無作法で無教養で無気力な上、23歳の今まで一度も人を好きになったことがない。「ペガサス・インク」で雇われ、仕事、言葉遣い、マナー、知識、生きがいや恋の仕方を教わっていく。 - 光井倫久(ディーン・フジオカ)
「ペガサス・インク」の副社長。泉美が初めてハマった乙女ゲームを開発した人物で、泉美がかつて勤めていたゲーム会社のトップクリエーターだったが、転職してきた泉美の才能に気付き、共に起業。言動はスマートで、仕事は誰よりもこだわり抜き、部下の面倒見もいい。泉美にとって最も大切なパートナーで、実は泉美への特別な思いを胸の内に秘めている。 - 古河杏奈(白石聖)
「ペガサス・インク」のインターンとして働く大学生。乙女ゲームが大好きで、特に「ラブ・マイ・ペガサス」の大ファン。泉美に憧れている。女子力は非常に高く、高校時代の同級生である航に、ひそかに好意を寄せている。 - 水嶋十蔵(船越英一郎)
大手アウトドアメーカー「ランタン・ホールディングス」の代表取締役社長。経営の多角化を進める中で、エンターテインメント分野への参入を計画。大胆不敵で抜け目なく、目的のためなら手段を選ばない一方で、情に厚い顔も持つ。次回作への出資を掛け合う泉美を崖っぷちに立たせる。
出演者
比嘉愛未/渡邊圭祐/ディーン・フジオカ/白石聖/船越英一郎 ほか
スタッフ・音楽
脚本:阿相クミコ/脚本:伊達さん/演出:木村真人/演出:河野圭太/演出:倉木義典/プロデューサー:貸川聡子
主題歌:Uru「Love Song」/挿入歌:DEAN FUJIOKA「Runaway」
概要
比嘉愛未が渡邊圭祐を理想の男性に育てる社長役。ディーン・フジオカも共演

同系ドラマ初主演の比嘉愛未が、理想の男性を育てるべく奮闘する“逆マイ・フェア・レディ”なロマンチックコメディー。比嘉演じるゲーム会社社長・日高泉美が出会う残念過ぎる王子様・五十嵐航を若手俳優の渡邊圭祐が務めるほか、泉美をひそかに思う副社長でゲームクリエーターの光井倫久を、「ダメな私に恋してください」(TBS系)以来5年ぶりにラブストーリーに出演するディーン・フジオカが演じる。制作スタッフには「知ってるワイフ」(同系)の企画、プロデューサー、演出陣が再集結。運命的に出会った泉美と航の前代未聞の恋の行方と、懸命に仕事にも向き合い本物の幸せを見つけていく姿を紡いでいく。
記者会見情報

フジテレビ系の連続ドラマ「推しの王子様」の会見に、主演の比嘉愛未と共演の渡邊圭祐、ディーン・フジオカ、白石聖が出席した。同作は、乙女ゲームを手がけるベンチャー企業の社長・日高泉美(比嘉)が、推しのキャラクターにそっくりな五十嵐航(渡邊)を理想の男性に育てるため奮闘するロマンティックコメディー。キャリア15年にして初のラブコメ主演について比嘉は、「泉美を演じることで自分の人生がどう輝くのかワクワクした」と期待を寄せた。一方、敏腕ゲームディレクターで副社長という設定のディーンが「きっちりとやることをやって1秒でも早く帰るようにすればドラマとしてのクオリティーにも貢献できると思い、日々現場を巻いている」と今回の撮影でのモットーを明かすと、比嘉は「“推しの王子”ではなく“巻きの王子様”になってくれる」とドラマのタイトルにかけて感謝していた。
完璧な女性ではなく年相応で等身大の魅力的な女性です(比嘉愛未/日高泉美)

撮影自体は1カ月半経つのですが、現場の雰囲気がすごくよくて、心地よい雰囲気が作品にも反映されていると思います。ゲーム会社の社長役は初めてですが、完璧な女性ではなく年相応で等身大の魅力的な女性です。葛藤しながらも奮闘する姿や、乙女ゲームが好きなピュアな情熱など、演じていて役柄からもらう感情や気付きもあって、ぜいたくな日々を送っています。今回は、オファーをいただいてから1週間もなかったので役作りはできなかったけれど、しなくてよかったと今では思います。現場はセッションを楽しむような雰囲気で初日から安心感があったので、ガチガチに固めて作品に入るのではなくて、みんなを信じて自分の心と体を使って届けたいとナチュラルに撮影に入れました。撮影の合間にはやっているのは、ディーンさんが持ち込んだ人狼ゲームです。困ったのが、ドハマりし過ぎて芝居にも影響が出たことです。だまし合いや探り合いのゲームなので、撮影ギリギリまで探っている。仲がいいけれど、ゲームが始まるとガラッと雰囲気が変わります(笑)。
自分の学生時代の時の感覚に近い役柄です(渡邊圭祐/五十嵐航)

若い役をやらせていただいている感覚があります。体力はあるけれど、生きがいなどを持っていない役柄。その感覚は自分の学生時代の時に近いです。当時は、何かのために毎日を生きていたわけではないので、懐かしくも楽しい気持ちで演じています。撮影の合間は人狼ゲームしかやっていません。ディーンさんは好奇心旺盛な方で、昨日もチェスをやっていました。最初にあいさつした時も「これで人狼ゲームができるぞ!」と言っていたので、この人は人狼ゲームをやりに来ているのではないかと一瞬引きました(笑)。比嘉さんは天然です。監督が分厚いレンズの眼鏡をかけていて、近くにいたコンタクトレンズの人が監督と同じ視力の持ち主で。すると比嘉さんはコンタクトレンズの厚さを見ようと、横からのぞき込んでいました。そういった天然に対して、僕はサーブするような役割を担っています(笑)。
ゲーム会社の副社長として現場をまとめるために、大きな声を出しています(ディーン・フジオカ/光井倫久)

現場の空気から、キャラになった方がいいなと思ったので、今回はゲーム会社の中で起こるハプニングもいいシナジーで生まれると思いました。新鮮な気持ちで日々演じています。遊んでいる感じになるとよろしくないので、きっちりとやることをやって1秒でも早く帰るようにすれば、ドラマとしてのクオリティーにも貢献できると思って日々現場を巻いております。自分が早く帰りたいからというわけではなく、作品のためを思って現場を巻いています(笑)。ゲーム会社の副社長という微妙な立場なので、現場をまとめる者として何ができるのかと考えた先にあった答えが、大きな声を出すことでした(笑)。現場のペースを盛り上げたり、ペース配分をコントロールしてみんなが気持ちよく仕事できるようにやっています。
こんな会社があったらいいなと思って楽しく撮影に参加しています(白石聖/古河杏奈)

以前から乙女ゲームが好きで、役と同じで推しもいます。2次元にも推しがいる身としては、現実に推しそっくりな人が現れるということを一度は想像したことがあります。現場の雰囲気がよくて、キャラクターもそれぞれ個性的で、私にとってもこんな会社があったらいいなと思って楽しく撮影に参加しています。皆さん全員が輪になって人狼ゲームをやっていて、ディーンさんからも「人狼ゲームできますか?」と声を掛けてもらいました。それがきっかけで皆さんとも打ち解けることができました。撮影中は、役作りの意味も込めていろいろな乙女ゲームのアプリをプレーしていますが、今はいろいろな種類のゲームがあるんだなと驚いています。
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