木ドラ24「２５時、赤坂で」2024/04/26

記者会見情報

テレ東系で4月18日にスタートする木ドラ24「25時、赤坂で」の制作発表記者会見が開催され、ダブル主演を務める駒木根葵汰と新原泰佑、共演の宇佐卓真、南雲奨馬が登壇した。駒木根は新原とのキスシーンについて、「最初のキスシーンというのはすごく大事だったので、段取りの段階から、形やどの角度から見たらよく見えるかというのを確認しました」と、さまざまな試行錯誤をして臨んだことを明かした。そして、新原は「この作品は芸能界という、ある種、夢のある世界が舞台となっているのですが、その中の厳しさや現実というものも、すごく忠実に描いていると思います。ラブストーリーを見たい人はもちろんですが、芸能界ってこういうところなんだ、撮影現場ってこうなっているんだというような面白い部分もあるので、いろんな見方、楽しみ方ができると思います。恋愛ドラマであり人間ドラマです」と会見を締めくくった。

最初のキスシーンで試行錯誤の結果、首がちょっとつりそうになりました（笑）（駒木根葵汰／羽山麻水）

まずは、主演を任せていただけるということをうれしく思いました。この作品は芸能界が舞台ということもあり、役と自分の心が大事になってくるなと、とても面白く感じています。実際に演じてみると、劇中劇の部分があるので、その演じ分けや二つの台本を覚えないと駄目だったりするので、頭を悩ませながら励んでいるところです。最初のキスシーンというのは、作品においてもすごく大事だったので、段取りの段階から、形やどの角度から見たらよく見えるかというのを確認したりしました。顎の角度なども、どの上げ具合が一番奇麗に見えるかというのを試しました。試行錯誤の結果、首を大きく曲げて撮ったシーンもあったので、首がちょっとつりそうになりました（笑）。（原作者の）夏野寛子先生の素晴らしい作品を、しっかりと僕らが、人間らしく、3次元のよさを引き出せるように表現したと思います。原作が好きな方はもちろんのこと、海外の方や、男女を問わずいろんな方に楽しんでいただけるような作品作りを心掛けてやっていきましたので、より多くの方にこの作品が届けばいいと思っています。

いろんな見方、楽しみ方ができると思います。恋愛ドラマであり、人間ドラマです（新原泰佑／白崎由岐）

白崎という役は、羽山との恋愛模様のほかにも、俳優としての成長が描かれていて、すごく人間らしい人だと思っています。自分も、キャラクターを愛して向き合って、これからの撮影をやっていきたいです。キスシーンはたびたび出てくるのですが、今回、インティマシーコーディネーターの方が付いていらっしゃいます。お互いを尊重しつつ、映像としてよく見える角度というのを計算して、「ここはこうだよね」と話し合いました。羽山からアクションを起こされることが多いので、白崎としても僕としても、鼓動がすごく高鳴るといいますか、ドキドキします。大ヒット原作の実写化に携わることができて、本当にうれしく思っています。この作品は、芸能界という、ある種夢のある世界が舞台となっているのですが、その中の厳しさや現実というものも、すごく忠実に描いていると思います。そして、その中でのラブストーリーです。ラブストーリーを見たい人はもちろんですが、芸能界ってこういうところなんだ、撮影現場ってこうなっているんだ、というような面白い部分もあるので、いろんな見方、楽しみ方ができると思います。恋愛ドラマであり、人間ドラマです。

新原くんを「たいちゃん」って呼ぶようにしました（笑）（宇佐卓真／佐久間はじめ）

お話をいただいた時に、主演が駒木根葵汰ということで、昔からの仲なので楽しみだと思いました。脚本や原作を読ませていただき、自分の演じる佐久間という立ち位置が、主演の葵汰も含めてぴったりだなと。役柄が明るめなので、現場でも明るくやっていこうと思っていたんですけど、僕が結構根暗なので、役から学ぶことも多かったです。現場で楽しくやらせていただいています。今回の自分の役柄もあって、新原くんとは話すことが多かったんですけど、本読みの時に気さくに話しかけてくれて。最初に会った時に、すぐご飯に行ってお話して、フレンドリーになれました。お互いの呼び方を初日に決めたので、「たいちゃん」って呼ぶようにしました（笑）。葵汰は、現場での姿というのをこれまであまり見たことがなかったので、今回一緒になって、オン・オフがはっきりしているなと感じました。周りが引き締まるというか、そういうところが座長としてよかったと思います。

お二人は頼りがいのある先輩方です（南雲奨馬／山瀬一真）

お話をいただいた時は、うれしかったんですけど、不安だったりプレッシャーがあったりしました。白崎と羽山の2人の間に割って入るすごく大事な役なのですが、お二人はお芝居の中でも役者としても先輩なので、足を引っ張らないように全力で挑みました。新原さんと一緒のシーンが多いのですが、撮影以外の時も、よくお話させていただいています。役柄の上でも実際のキャリアとしても自分が最年少なので、不安もあったのですが、主演のお二人には、撮影の合間に積極的に話しかけていただいたりと、すごく助かりました。僕は緊張すると顔が赤くなってしまうのですが、「好きにやりな」と言っていただいて、頼りがいのある先輩方です。