unknown2023/06/07

記者会見情報

テレビ朝日系の連続ドラマ「unknown」の制作発表記者会見が行われ、ダブル主演を務める高畑充希と田中圭、共演の町田啓太、麻生久美子、吉田鋼太郎が登壇した。高畑が「現場でいろいろ試行錯誤しながら作っていったドラマが、やっとお届けできるとワクワクしています」とあいさつすると、田中も「ファンタジー、ラブ、サスペンス、コメディーと、情報が過多な作品になっております（笑）」と作品の魅力を紹介。高畑は見どころについて「大きく“ラブ”かなと思います」と述べ、「この作品はいろいろな要素が入っていて、シーンによってテンション感がジェットコースターのようにどんどん変わっていくのですが、全体を通して『隣の人をどう愛するか？』という印象があるドラマだと思っています。途中で鋼太郎さんがハジケていたりはするのですが（笑）、大きくいうとラブストーリーかなと思っています」と力強くアピールした。

田中さんのワイヤーアクションがうますぎる（高畑充希／闇原こころ）

現場でいろいろ試行錯誤しながら作っていったドラマが、やっと皆さんにお届けできるんだなと思うと、ワクワクしています。麻生さんの衣装がめちゃくちゃかわいいんですよ。すごく派手だったり、頭に大きいリボンが付いていたりするのですが、麻生さんしか着られないものになっています。そこも見どころだと思います。あと、私が吸血鬼の役で、怪力なんですよ。それでよく虎松（田中）と痴話げんかをすると、圭さんが飛んでいくというシーンがあるんです。その中で、時々ワイヤーを使うこともあるのですが、飛ばされ方がうますぎて。今までいろんな現場で飛ばされてきたんだなと、歴史を感じました。この作品の魅力は、私は大きく“ラブ”かなと思います。本当にいろいろな要素が入っていますし、シーンによってテンション感がジェットコースターのようにどんどん変わっていくのですが、全体を通して「隣の人をどう愛するか？」という印象があるドラマだなと思っています。途中で鋼太郎さんがハジケていたりはするのですが（笑）、大きくいうとラブストーリーかなと思っています。

話数ごとに色が違うのが魅力（田中圭／朝田虎松）

ファンタジー、ラブ、サスペンス、コメディーと、それだけで情報過多な作品になっております（笑）。現場もすごい楽しく、みんなでセッションを重ねながら一つ一つシーンを作っています。今回、ラブシーンがたくさんあるので、充希ちゃんともイチャイチャするシーンについてしっかりと話をしながら頑張ってやっています。そうしたら、スタッフさんが「もうキスシーンよくないですか？」って、「お前が言うなよ！」って（笑）。この作品の魅力は、大きいくくりで言えば“ラブ”です。あとは、感情がぐちゃぐちゃになるというところですかね。ドラマってそれぞれ色があるじゃないですか。初回を見させてもらったんですが、第2話の色は絶対違うんだろうな、第3話もまた違うんだろうなと思います。「このシーンは何を見させられているんだろう」と感情がぐちゃぐちゃになるのがこのドラマならではの面白さだと思います。

笑い上戸なので鋼太郎さんとのシーンが怖い（笑）（町田啓太／加賀美圭介）

僕が演じる役はつかみどころがないキャラクター設定だったので、どうやっていこうかなと思っていたんですけど、こころと一緒にシーンを重ねるごとに、だんだん見えてきたところです。皆さんに作っていただいているなと実感しています。（笑い上戸だと言われ）たぶんそうだと思います。今はこころとのシーンがほとんどなのですが、鋼太郎さんとのシーンが控えているので、それが怖すぎて今からビクビクしています（笑）。この作品の見どころは、愛の物語だと思います。ドラマの中ではいろいろなことが起こりますが、普通に生きていてもいろいろなことがあるじゃないですか。面白いこともあれば、怖いこともあるし、すごく温かくなることもある。そういうところがすごく色濃く一つ一つ出ているドラマだと思います。人それぞれの解釈、見方で見てもらえる作品だと思います。まさにタイトル通り、ジャンルも“unknown”だと思います。

愛についてあらためて考える日々です（麻生久美子／闇原伊織）

私は今回、吸血鬼で美魔女という、大変素晴らしい設定の役をやらせていただいています。皆さんとしっかりお芝居させていただくのがほとんど初めてで、最初は緊張していたんですけど、現場の雰囲気が良くて、すごく楽しく撮影をさせていただいています。現場では、子どもの話だったり、充希ちゃんとはペットの話だったりと、普通の話をしていますね。このドラマでは、いろんな形の愛が描かれていると思います。私自身のことで考えても、この撮影を通して、家族や周りにいる人に対する愛をあらためて考えて感謝したり。そういう日々を過ごしています。

初共演の麻生さんのことが大好きになりました（吉田鋼太郎／闇原海造）

高畑充希さん演じるこころの父親であり、その夫となる虎松に対して激しい敵意を燃やし、妻の伊織をとても愛しているという吸血鬼の役です。このドラマの台本をいただいた時に、非常に盛りだくさんで、コメディーなのかサスペンスなのか、推理ものなのか、ファミリードラマなのか、さらに、吸血鬼一家ということで…。どのように作っていくのか、そしてどのように自分が演じていったらいいのか、という一抹の不安を覚えましたが、試行錯誤を重ねながらも、素晴らしい共演者の素晴らしい演技により、現場は大変活気づいています。麻生さんとは今回初共演ですが、大好きになってしまいまして。田中圭くんや充希ちゃんとはもういろいろやってますから、さほどの新鮮さはないのですが（笑）。麻生さんに会えるというのが今、人生で最高に幸せな瞬間です。このドラマは、自分の偏見で人を見てはいけない、自分が正しいと思っていることでも、ほかの人に当てはまるとは限らない。心を開いて相手を理解しようと最大限に努力をすることでしかコミュニケーションは生まれないという、人間の一番大事な基本をコメディーを交えながらも言ってくれているのではないかと思います。