フェルマーの料理2023/12/23

記者会見情報

TBSでは、今秋スタートする同局ドラマの出演者が一堂に会する「TBS DRAMA COLLECTION 2023 Autumn!!」を開催。「フェルマーの料理」からは、ダブル主演を務める高橋文哉と志尊淳、共演の小芝風花、仲村トオルが参加した。本作は、“料理の真理の扉”を開くべく、料理×数学で前人未到の世界に挑む若きプロフェッショナルたちの青春ストーリー。高橋と志尊は今回が初共演。志尊は高橋について、「クランクインする前はこんなしっかりした22歳いるんだと思っていたんです。でも、現場に入ったら『淳くん、淳くん』という感じで等身大な文哉が見られて、すごくかわいい」とにっこり。志尊の自宅でお互いの得意料理を作り合ったことを明かし、高橋が「僕はオムライスで…」と言うと、志尊は「僕はバターチキンカレーを作りました。1食で3合分の米が全部なくなりました（笑）」と交流が深まっていることを伝えた。

淳くんはお兄ちゃんみたい（高橋文哉／北田岳）

（初共演の志尊について）クランクインする前は緊張して、目を見るのも一苦労だったんですが、淳くんが演じる海と僕が演じる岳が面白い距離感なので、淳くんに甘えちゃおうと思って「淳くん、淳くん」と言ったら、ふわっと受け入れてくれてお兄ちゃんみたいな感じです。“数学×料理”という一つの大きなテーマがある中で、岳の年齢が高校を卒業した18歳だったり、板垣李光人くんが演じる役も若かったりして、幅広い層がというよりは、若い世代がシビアな世界で、プロフェッショナルを極めた人たちが集まって、一つの料理に向かうんです。お互いの人間性や、ぶつかり合って描かれていく青春ストーリーは見どころかなと思います。原作ファンの方はもちろん、原作を読んだことがない方もドラマを見てみて、素直に楽しんでもらえたらうれしいなと思います。（調理師免許を持つ高橋が、現場で残ったアマダイを使って作った本格的な料理の写真が公開され）誰もさばけないからと、もらったんですが、僕もさばけなくて。勉強しながらさばいて作りました。

スーパーの人に裏で“ジャガイモ”って呼ばれているんじゃないかな（笑）（志尊淳／朝倉海）

僕はオーナーシェフ役なので、基本的に盛り付けや最後の工程しかやらないんですけど、それだけではカリスマ感を出せないからというので、めちゃくちゃ包丁で切ったりとか、フランベで火を出したりする練習をしました。包丁さばきを練習するため、毎日スーパーマーケットにジャガイモを15個買いに行っていたんですが、スーパーの人に裏では“ジャガイモ”って呼ばれてたんじゃないかなと思います（笑）。本当の料理や火、包丁を使うので、緊張感を持って撮影していこうっていうのは現場でよく話していますが、余った食材で料理監修の先生が作ってくれた絶品料理をみんなで堪能したり、和気あいあいと撮影が進んでいます。数学×料理に加えて、人間ドラマであったりとか、いろんな要素が散りばめられたドラマになっておりますので、皆さん、金曜日の夜、疲れたなっていう時に「あっ、とりあえず見よう」みたいな気軽な気持ちで見ていただけたらと思います。

練習でタマネギを大量に切って、消費が大変でした（小芝風花／赤松蘭菜）

演じる蘭菜は（シェフの中で）唯一の女性。ストイックですし、強い女性ですね。志尊くん演じる海に対していろいろあったりするので、お楽しみに！　レストランチームの出演者には外国人が多いので、フランス語、スペイン語、中国語が現場で飛び交っていて、撮影の合間には言葉を習ったりしています。料理はちょくちょくしてはいましたが、料理人のレベルではないため、毎日何かしらの野菜を切って包丁さばきを練習していました。タマネギが、1日でLサイズの保存用袋にパンパンになった時は消費が間に合わなくて、一番大きい鍋でオニオンスープを作って消費していました。母には「タマネギ以外を切って」と言われたりしました（苦笑）。

“伝説のシェフ”という以外の情報解禁が許されていない（仲村トオル／渋谷克洋）

まだレストランには1回しか行かれていないんです。（役柄については）“海と密会を重ねる伝説のシェフ”という以外の情報解禁が許されていないんです。