パリピ孔明2023/11/30
番組情報
キャラクター紹介
- 諸葛孔明（向井理）
中国三国時代の天才軍師。戦いのない平和な世界を望む主君・劉備の下で戦乱の世を生き抜き、劉備の死後も尽力するが戦いのさなかに病死。現代の日本へと転生し夜の東京・渋谷に降り立つ。若者たちに絡まれてたどり着いたライブハウスで英子と出会い、その歌声に心打たれる。歌手を目指す彼女の軍師（＝マネジャー）として全力でサポートすることを決意する。 - 月見英子（上白石萌歌）
ライブハウス「BBラウンジ」でアルバイトをしながら歌手を目指す少女。観客が求めるカバー曲をパフォーマンスするだけでなく、ギターの弾き語りで自作曲を披露し、シンガー・ソングライター“EIKO”としても活動している。競争心が弱いゆえになかなか才能を発揮できずにいたが、孔明との出会いにより、秘められた才能が開花していく。 - ミア西表（菅原小春）
人気シンガー。ハイレベルなダンスパフォーマンスと歌唱で注目を集め、SNSのフォロワー数は10万人超え。美意識が高く、トレーニングで常に肉体を鍛えている。気丈な性格で、それゆえに周囲に弱みを見せることができず、周りの人間を信用することが苦手な不器用な人物。 - KABE太人（宮世琉弥）
MCバトル選手権3連覇で“無敵のフリースタイラー”の異名を持つ、若き天才ラッパー。プレッシャーに弱いのが玉にきず。MCバトルで急性胃潰瘍になり倒れてから、ラップ界から身を引き、表舞台に立たなくなった。 - 久遠七海（八木莉可子）
路上ライブで警察に許可書を求められて困っていたところを、英子に助けてもらい、意気投合して仲良くなる。透明感のある歌声で、その歌唱力には英子も一目置く。実は仮面アイドルユニット・AZALEAのベースボーカルというもう一つの顔を持ち、熱狂的ファンもいて、人気を博している。 - RYO（森崎ウィン）
3人組インディーズバンド・JET JACKETのギターボーカル。持ち前のハイトーンボイスを生かした楽曲「MID DAY」が、インディーズながら動画サイトで500万回再生を記録し、一躍人気バンドの仲間入りを果たす。責任感が強く、負けず嫌いで特に音楽に対して熱い男。 - 前園ケイジ（関口メンディー）
作詞・作曲・振り付けまで、すべてを自らこなす、歌って踊れるスーパーアーティスト。抜群の歌唱力とクールな踊りで多くのファンを魅了する。小林とは因縁があり、それがきっかけで英子の前に“最大のライバル”として立ちはだかる。 - マリア・ディーゼル（アヴちゃん）
世界的に活躍するシンガー。小林とは古い付き合いで今でも交流を続ける仲。普段は海外で活動しているが、偶然来日したステージで、人生に悩んでいた高校時代の英子をその歌声で魅了し、生きる活力を与えた。英子にとって憧れの人物。 - 赤兎馬カンフー（ELLY）
ヒップホップ界のカリスマラッパー。ストリート出身で、KABEのライバルでもある。かつてはMCバトル選手権の王者だったが、KABEとのラップバトルで唯一黒星を付けられてしまう。 - 劉備（ディーン・フジオカ）
蜀の皇帝で、孔明にとってかけがえのない主君。かつて2人で「天下泰平の世を作ろう」と約束をしていたが、孔明より先に亡くなる。現代の渋谷へと転生した孔明が、時折幻影を見る存在。 - 小林（森山未來）
「BBラウンジ」のオーナー。オールバックでヒョウ柄の派手なスーツを着こなす。こわもてだが、実は面倒見が良く常連やスタッフから慕われている。「三国志」オタクで、「三国志」について孔明と語り合ったことをきっかけに、行く当てのない孔明をスタッフとして雇い入れる。
出演者
向井理／上白石萌歌／菅原小春／宮世琉弥／八木莉可子／森崎ウィン／関口メンディー／アヴちゃん／ELLY／ディーン・フジオカ／森山未來 ほか
スタッフ・音楽
原作：四葉夕ト・漫画：小川亮「パリピ孔明」（講談社「ヤングマガジン」連載）／脚本：根本ノンジ／演出：渋江修平／企画：高木由佳／プロデュース：八尾香澄
概要
向井理が現代の渋谷に転生した軍師・諸葛孔明を演じる音楽青春コメディー
同名人気コミックを向井理主演、豪華キャスト陣の共演でドラマ化する音楽青春コメディー。中国三国時代の天才軍師・諸葛孔明が現代の東京・渋谷に若かりし姿で転生し、そこで出会った1人の少女の夢をかなえるべく、音楽によって作られる泰平の世を目指し、最高の頭脳をもって日本の音楽界に新たな風を吹き込んでいく。孔明がその歌声に魅了されるアマチュアシンガー・月見英子に扮するのは、上白石萌歌。さらに、菅原小春、宮世琉弥、八木莉可子、森崎ウィン、関口メンディー、アヴちゃん（女王蜂）、ELLY、ディーン・フジオカ、森山未來らバラエティー豊かなキャストの共演でおくる。
記者会見情報
フジテレビ系の連続ドラマ「パリピ孔明」の制作発表会見が行われ、主演の向井理、共演の上白石萌歌、関口メンディーが登壇した。同作は、中国三国時代の名軍師・諸葛孔明（向井）が病死した後、現代の東京・渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す女性・月見英子（上白石）を軍師のごとく成功に導いていくサクセスストーリー。関口は、歌って踊れるスーパーアーティスト・前園ケイジを演じる。ドラマの舞台となる渋谷で行われた会見に、役衣装で降臨した向井ら。まず、向井が「渋谷の真ん中でゲリラ的なイベントができて感無量です」とあいさつすると、上白石も「原作の世界なのか現実なのか、面白くて不思議な気持ちです」と喜んだ。学生の頃、渋谷に通っていたという関口も「渋谷のクラブで働いていた経験があり、縁を感じております」と笑顔を見せた。
衣装やセットなど細かい部分を作り込んだ、今まで見たことのないドラマです（向井理／諸葛孔明）
注目してほしいポイントはいっぱいあります。音楽ドラマですので、ライブシーンはもちろん、衣装やセットなど細かい部分を大胆に作り込んでいて、全体的な世界観は今まで見たことのないドラマになっていると思います。大変だったのは衣装です。存在感を出すためにボリュームを大きくしてもらったので、ものすごく暑かったです。氷を用意していただいて、脇の下や背中に入れていました。猛暑の中で、われながらよくやったなと思います。今回初めてラップをやって、レコーディングもして、本当に初めての経験ばかりでした。それぞれみんなが努力して、本番までに合わせて…。そのクオリティーの高さはドラマに表れていると思います。実際のフェスの1枠を借りて、ゲリラ的に撮影をしました。僕は見ていただけなんですけど、あの雰囲気はセットでは絶対に撮影できないなと思いました。このドラマは、いろいろな要素の詰まったドラマになっています。さまざまなジャンルの音楽が形を変えて毎回登場しますが、そのクオリティーも非常に高いものになっています。エンターテインメントに振り切った作品で、映像も含めてとてもきらびやかな世界観になっております。
人生で初めて髪の毛をブリーチして、自然に英子に歩み寄れたのかな（上白石萌歌／月見英子）
向井さんが演じる孔明の再現度が高くて、孔明が初めてバーでお酒を作るシーンでは、バーテンダーの経験もある向井さんの手さばきが素晴らしかったです。英子として歌うシーンで、さまざまなジャンルの歌を全部で11曲ぐらい歌いましたが、ギターの弾き語りもありますし、ずっと宿題を抱えているような状態でした（笑）。でも、これだけ音楽に真摯（しんし）に向き合う作品はなかなかないと思うので、ぜいたくだなと感じました。英子という役が私に務まるのだろうか？と思ったんですけど、人生で初めてブリーチをして、根っこからブリーチの毛が生えていると、パリピ血中濃度が上がってきました（笑）。髪色って人格を変えるというか、気分がものすごく変わって、キラキラしたものを身につけたくなったり、聴く曲も変わってきたりして、そういう部分では自然に英子に歩み寄れたのかなと感じています。青春といえば、高校生の頃、放課後に友達の家に集まって、派手な音楽映画を見て騒いだのを思い出します。高校生の時に聴いていた音楽って、たぶんいくつになっても好きだし、青春時代に出合ったものってずっと大事なんじゃないかなと思います。
“歌って踊れるスーパーアーティスト”の役なので、歌にも挑戦しました（関口メンディー／前園ケイジ）
どのキャラクターも、衣装を含めて世界観が作り込まれていますし、それぞれのキャラの濃さに注目していただければ。あと、音楽の面ではオリジナルの楽曲もあるし、カバー曲もたくさん出てくるので、それも含めて総合的に楽しめる作品になっていると思っています。僕は“歌って踊れるスーパーアーティスト”の役なので、歌にも挑戦しました。今まではあまり歌に触れてこなかったので、練習もたくさんしましたし、すごく大変でした。ほかの出演者の方々も、今回のためにダンスを覚えたり、ラップを練習したり、上白石さんもいっぱい曲を覚えてギターの練習もして、そういう皆さんの努力のたまものが作品を形作っていると思います。お客さんの中には「パリピ孔明」を知らない人もいるので、ストリートパフォーマンスに近い感覚というか、演技というよりも「どうやって目の前のお客さんの心をつかもうか」と本気で考えてパフォーマンスをしていました。そうするとお客さんも乗ってきてくれて、前園ケイジとしてステージにいるのに、収録中に「メンディー！」と叫ばれたりして（笑）。でもノリのいい方がたくさんいたので、本当に助かりました。
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