伊藤万理華、前原滉、藤原さくらら「ブラッサム」新キャスト6人発表 馬込文士村で珠の人生に交差2026/10/22 08:15

伊藤万理華、前原滉、sara、岩男海史、谷村美月、藤原さくらが、NHK総合ほかで放送中の連続テレビ小説「ブラッサム」(月~土曜午前8:00ほか)に出演することが分かった。伊藤、sara、岩男、藤原は朝ドラ初出演となる。
石橋静河主演の本作は、明治、大正、昭和を駆け抜け、自由を求め続けた作家・宇野千代をモデルとした物語。主人公・葉野珠(石橋)は明治30年、山口の岩国に生まれ、女学校を卒業後、代用教員として働き始めるが解雇され、故郷を追われることに。親戚を頼って上京した珠は、小説の懸賞応募をきっかけに作家の道を切り開く。大正から昭和にかけて、関東大震災や戦争、結婚と離婚、倒産、借金など、さまざまな困難にのみ込まれながらも、作家として生きることに向き合い、小説家として花を咲かせていく。
珠と作家・西尾一路が馬込文士村で出会う人々

伊藤が演じるのは、作家の妻・萩宮絹子。気難しくこだわりが強い作家の夫を妻として支えながらも、自分らしい人生を模索している役どころだ。朝ドラ初出演となる伊藤は、「作家の妻という立場で葛藤を抱える絹子にとって、珠さんの自由なたたずまいは背中を押してくれるものでもあったのではないかと思います。目まぐるしく変化する環境の中で、大きな決断をしていく珠さん。その姿に揺さぶられる絹子を演じることができて光栄でした」と役柄への思いをつづる。
さらに「今、私たちが自由にいられるのは、当時を生きた彼女たちの勇気ある一歩があったからなのかもしれない。絹子を演じる中でそんなことを教えてもらいました」と撮影を通じて得た気付きを明かした。

前原が扮(ふん)するのは、作家・川岸康成。馬込村に移り住んできた、若くして高い評価を受ける実力派の小説家だ。前原は「まんぷく」(18年)、「らんまん」(23年)、「あんぱん」(25年)に続く朝ドラ出演となる。
NHK大阪放送局は、約8年ぶりとなる前原は、「『まんぷく』はいろいろな方に知っていただくきっかけになった大事な作品のうちの一つだと自負しています。当時は役柄も中身も外身も坊主でしたが、年月もたち、気付けばもういい大人になりました。大人というのは受けた恩を返すものですので、恩返しの気持ちで今回臨むぞ! と川岸康成という役をやらせていただきました」と同局への思いを込める。
撮影を振り返り、「馬込の文士村に居た時間はとても心地よく、それはそれは濃くて、いろんなすてきな瞬間や人に出会って、また自分にとってありがたい時間となりました。多分、もらったものの方が多くて恩返しになっていないです。それくらい豊かでした」と充実した日々を語った。

saraが担うのは、作家・川岸康成の妻・川岸静代。夫の川岸康成と共に馬込村に越してくる。珠や絹子のお茶飲み友達となる役どころだ。朝ドラ初出演となるsaraは、「初めて朝ドラに出演させていただきます。出演が決まった時は、信じられない気持ちで胸がいっぱいになりました。川岸静代さんは、明るくおおらかで、康成さんとともに生きることを心から楽しんでいる人です」と役柄を紹介する。
撮影の感想を聞くと、「石橋さんをはじめとするすてきなキャストの皆さまと、暮らしの中にささやかな楽しみを見つけることを忘れない静代さんを演じた毎日は、とても豊かで、新しい発見にあふれた日々でした。皆さまに、元気が湧いてくるような朝のひとときをお届けできますよう、頑張ります!」と意気込みを伝えた。

岩男が演じるのは、馬込村の住民・田島風太郎。窮地を救われ、西尾一路に弟子入りを希望する小説好きの青年だ。朝ドラ初出演となる岩男は、「初めまして朝ドラ! 岩男海史と申します。役を演じるにあたり、“その人物が世の中をどう見ているか?”は、もちろん大切ですが、それと同じくらい“周りの人々がその人物をどう見ているか?”がとっても大切だと思っています」と役作りへの姿勢を示す。
さらに「僕が演じる田島風太郎は周りから『変わった奴』と言われる人物です。変わった奴……難しい。変わった奴……楽しい。エネルギーに満ちあふれた登場人物の皆さまに負けじと精いっぱい汗をかいて、結果的に少しは“変わった奴”になっていたら、うれしいなあ」とユニークな意気込みを見せた。
画家・夏井銀児に関わる人々

谷村が務めるのは、画家・夏井銀児の妻・早苗。夫と別々の道を歩みながらも、息子を育てるため懸命に生きる女性だ。谷村は「まんてん」(02年)、「べっぴんさん」(16年)に続く朝ドラ出演となる。
谷村は、「夏井銀児の妻、早苗という役で出演しています。たくましさ、そして未熟さも持ち合わせていながらも、どこか憎めない、そんな印象を役からは受けました。演出の佐藤(玲衣)さんと少ない時間の中でも、役についてのお話ができたことで、早苗という役の方向性がより私の中で、確かなものとなっていったように思います」と役作りの過程を振り返る。

藤原が担うのは、画家・夏井銀児の元恋人・澄子。かつて夏井銀児との関係で世間をにぎわせた人物だ。朝ドラ初出演となる藤原は、「初めての朝ドラ、素敵な出演者の皆さんの中に加わることができてとても嬉しいです! 私が演じる澄子は、かなりドキッとする役どころ。撮影時の演出も面白かったので、ぜひ楽しみにしていただきたいです」と見どころをアピールする。
役作りについて、「今回、宇野千代さんの『色ざんげ』を読み、澄子という女性に向き合う中で、彼女の持つ強さとはかなさ、そして絶望に圧倒されました。登場は少し先になりますが、どうぞよろしくお願いいたします!」と原作への敬意を込めた。
番組を手がける村山峻平制作統括は、「今回は、主人公・葉野珠と作家・西尾一路、そして画家・夏井銀児、それぞれの人生や創作に深く関わっていく人物たちを発表しました。馬込文士村時代の珠は、さまざまな個性と交差し、相まみえることで作家として駆け上がり、やがて『代表作』の執筆へとつなげていきます。今回発表した出演者の皆さんは、それぞれにまったく異なる個性と空気をまとった魅力的な方々ばかりです。皆さんが醸し出す雰囲気に、ぜひ夢中になっていただければ幸いです」と新キャストへの期待を寄せた。
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