Feature 特集

山田孝之×黒沢清・清水崇・片山慎三ら6人の監督で澤村伊智の怪異ミステリーを映像化2026/10/20 10:00

U-NEXT
山田孝之×黒沢清・清水崇・片山慎三ら6人の監督で澤村伊智の怪異ミステリーを映像化

 ディズニープラス(Disney+)では、「ナイト・テイルズ・クラブ」(全6話)を 2027年1月から独占配信することが決定した。さらに、メイン・ストーリーテラーの豊穣是一役を山田孝之が演じることも明らかになった。

Disney+で視聴する

 本作は、22年に配信を開始した日本発オリジナルシリーズ「ガンニバル」など、数々の話題作を世界に送り出してきたディズニープラスが新たに仕掛けるオリジナルドラマシリーズ。恐怖のみにとどまらず、そのさらに奥に潜む謎を追う知的好奇心を刺激する、ミステリー、サスペンス、ホラーが融合した、これまでにない“怪異ミステリー”だ。

 原作は、「ぼぎわんが、来る」(角川ホラー文庫)で「第22回日本ホラー小説大賞」を受賞しデビュー、恐怖と本格ミステリーを融合させた物語で多くの読者を魅了する作家・澤村伊智氏が24年刊行した「頭の大きな毛のないコウモリ 澤村伊智異形短編集」(光文社)。全8編の書籍内のうち6編が実写化される。

ミステリー&ホラーの名手が集結!

 この唯一無二の“怪異”の世界の映像化を託されたのは、「CURE」「スパイの妻〈劇場版〉」の黒沢清氏、「呪怨」「八つ墓村」の清水崇氏、「ガンニバル」「ガス人間」の片山慎三氏、「あのこは貴族」「すべて真夜中の恋人たち」の岨手由貴子氏、「君の顔では泣けない」「金髪」の坂下雄一郎氏、「ヒグマ!!」「毒娘」で助監督を務めた中村洋介氏ら6人の監督たち。世代や作風の異なる日本屈指のトップクリエーターが一堂に会し、それぞれの視点から“六つの怪異”を映像化する。

山田孝之×黒沢清・清水崇・片山慎三ら6人の監督で澤村伊智の怪異ミステリーを映像化

 そして、唯一無二の存在感で数々の強烈なキャラクターを生み出してきた山田が、この異質で奇妙な物語へと見る者を誘うメイン・ストーリーテラーの豊穣役を、ドラマオリジナルのキャラクターとして担う。豊穣が登場してさまざまな怪異へと案内するNAVIパートは、アートディレクターとして活躍し「全裸監督」「地面師たち」などの話題作のヴィジュアルディレクターを手掛けてきた中島賢二氏が監督を務める。

 生命科学・医療エンジニアリングで世界を席巻する巨大企業「ALAYA(アラヤ)」の創設者・豊穣。地位、名声、富、すべてを手に入れた男は、自社ビルの最上階に研究室を構え、“ナイト・テイルズ・クラブ”と称し、夜ごと訳ありの訪問者たちを招き入れ、さまざまな怪異に関する話に耳を傾ける。「大事なものは、目に見えないんじゃない。見えないようにされているんです」――豊穣が追い求めているのは、現代社会に紛れ込んだ得体の知れないゆがみだ。呪い、奇人、オカルト、怪談、都市伝説、異形……すなわち怪異=“バグ”である。

 その怪異を見つけた者に提示されるのは、2000万円の金塊という破格の報酬。ただし、そのためには条件がある。その1=うそ偽りのない事実であること。その2=犠牲者が存在すること。その3=唯一の証拠を差し出すこと。なぜ豊穣は、異常なほど怪異に執着し、高額な報酬を提示してまで収集し続けるのか。集められた六つの怪異とその先に待ち受ける“戦慄(せんりつ)の真実”とは?

 山田、原作・澤村氏らのコメントも到着した。数々の作品で、怪異そのものの恐怖のみならず、その奥に潜む“人間の真実”を暴き出してきた原作者・澤村氏は、自身の著書が実写化されることについて、「原作者として大きな驚きと喜びを感じております」とコメント。プロデューサーや監督たちとのやりとりを通して、「こんな真摯(しんし)で情熱ある方々に映像化してもらえるなんて、自分の短編小説は幸せものだな」と感じたと明かし、本作の完成に期待を寄せている。

 山田は、本作のメイン・ストーリーテラーとして6つの怪異をめぐる物語へ巧みな語り口で見る者を引きずり込み、六つの物語をつなぐドラマオリジナルストーリーを展開するパートに登場する。本作で、これまで演じてきたキャラクターとは異なるアプローチでの芝居に挑戦したという山田。「その瞬間に誰と向き合っているのか、その人とどんな会話をしているのか」といった相手との関係性や、その時々の気分による“人間らしい揺らぎや変化”を表現したといい、「今までの俳優人生で初めての試みだったので、とてもやりがいを感じました。とにかく楽しい撮影でした」と撮影を振り返っている。

 本作のプロデューサー・山本晃久氏は「日頃から『不思議で怖くて面白い』、そういうものを見たいと思っているのですが、日本においてはそうした作品が見られるシリーズはなかなかありません。また、世代を超えた才能あふれる監督たち、素晴らしいキャストやスタッフたちが集える豊かな創作の場をつくりたいという思いもあり、本シリーズを企画しました」と、才能ある監督、スタッフ、キャストが集結し、見る者の好奇心をかき立てる新たなドラマシリーズの完成に自信を語った。

 そして、ファーストルックとスーパーティザー映像も初解禁された。都心のど真ん中にそびえ立つ豊穣が創業した「ALAYA」のビル最上階の研究室。ファーストルックでは、“ナイト・テイルズ・クラブ”を主宰する山田演じる豊穣の姿が。彼の周りには、鬼や天狗の仮面、壺のような骨董品など“呪物”の数々が飾られている。それらは収集される怪異とどのような関係があるのだろうか? 

 併せて公開されたスーパーティザー映像では、研究室への扉に掲げられた神の導きを意味する“プロビデンスの目”のような「ALAYA」の企業ロゴが映し出されるや、豊穣が「本来闇に葬られる奇っ怪な話を集めています」という言葉に合わせて、恐怖におののく複数人の叫び声が幾重にも響き渡る。「作り話ではない証拠があるならば、報酬はこの場でお支払いいたします」と怪異を持ち込んだ人物に語りかけ、怪異の証拠と引き換えに差し出される2000万円の金塊。最後に「素晴らしい」と感嘆する豊穣の静かな声で締めくくられるが、今宵、彼のもとにどんな怪異が呼び寄せられているのか? 叫び声の主は一体誰なのか? 今後解禁される“六つの怪異”に出演するキャストの発表とともに、さらなる情報にも注目したい。

Disney+で視聴する

【コンテンツ情報】
「ナイト・テイルズ・クラブ」

ディズニープラス
2027年1月~独占配信

U-NEXT

この記事をシェアする

U-NEXT

Copyright © TV Guide. All rights reserved.