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駒木根葵汰&塩野瑛久、成長した越山敬達にしみじみ 3年目の「天狗の台所」で深まった3人の関係2026/09/24 22:35

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駒木根葵汰&塩野瑛久、成長した越山敬達にしみじみ 3年目の「天狗の台所」で深まった3人の関係

 10月1日よりBS-TBSでスタートする木曜ドラマ23「天狗の台所 Season3」(木曜午後11:00)の制作発表会が行われ、駒木根葵汰、塩野瑛久、越山敬達、プロデューサーの五箇公貴氏が登壇した。

 田中相氏による同名漫画を原作に、天狗の末裔である飯綱基(駒木根)と弟・オン(越山)、そして基とともに隠遁(いんとん)生活を送った愛宕有意(塩野)らが、自然の恵みを丁寧に調理しながら暮らす日々を描く「天狗の台所」。2023年のSeason1、24年のSeason2を経て、約2年ぶりとなるSeason3では、これまでの夏とは趣を変え、春の里山を舞台に新たな物語が紡がれる。

 この日は3人が劇中衣装で登場。駒木根は、基の象徴でもある大きな“天狗の羽”を背負って姿を見せた。この羽はSeason1から使用されているもので、駒木根の体を3Dスキャンして制作された特注品。シリーズおなじみの姿で会見に臨んだ。

駒木根葵汰&塩野瑛久、成長した越山敬達にしみじみ 3年目の「天狗の台所」で深まった3人の関係

 シリーズ3作目を迎えた駒木根は、「もうSeason3にもなったので、特別な緊張感というものはあまりなくなってしまったんですが、この作品に合った穏やかな空気で会見が進んで、皆さんにすてきな記事を書いていただけるよう頑張りたいと思います」と、すっかりなじんだ作品への思いを口にする。

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 一方、Season2の制作発表には参加できなかった塩野は、「久々に『天狗の台所』の制作発表という場に出席させていただいて、僕は逆にちょっと緊張しています」と、駒木根とは対照的に緊張をのぞかせた。

駒木根葵汰&塩野瑛久、成長した越山敬達にしみじみ 3年目の「天狗の台所」で深まった3人の関係

 オン役の越山はさらに率直に「めっちゃ緊張してます」と告白。この日は稲を手に登場し、「これを持って登場するって言われた時に、どう持とうか、どういう顔をしようかって(笑)。ちょっと結婚式みたいになっちゃって」と会場を和ませた。続けて、「この稲も今回のSeason3で絡んできます。オンの成長に関わってくる一つの要素かなと思います」と、今作の物語にも関係してくることをほのめかした。

 会見では、Season1からこれまでを振り返る映像も上映。そこで改めて目を引いたのが、越山の成長。Season1の放送開始時には14歳だった越山も、現在は17歳。身長や声、表情まで大きく変化しており、当時の自身の姿を見ながら、「ちっちゃかったですね。僕もSeason1を見返しましたけど、声変わりしたんだなって。自分の声って意外と分からないので、『こんな声だったんだ』と思いました」と照れ笑い。

駒木根葵汰&塩野瑛久、成長した越山敬達にしみじみ 3年目の「天狗の台所」で深まった3人の関係

 その成長を間近で見てきた塩野も、「ついつい『敬達、かわいい』ってつぶやいてしまうぐらい初々しかった」と目を細める。「声変わりも含めて、その瞬間、その成長の移り変わりが作品として記録されているのってすごく貴重だなと思っていて。敬達が大人になって、おじさんになっても、ずっと見ていられる作品になるんじゃないかな」と、俳優本人の成長まで映像に刻まれていくシリーズならではの魅力をかみ締めた。

 久々に越山と再会した駒木根も、まず驚いたのはその身長。「会った時に背が変わらなくなっていて。自分にはあまりプライドとかないと思ってたんですけど、ちょっと背伸びしちゃった(笑)」と笑い、「一緒に写真を撮影する時も、敬達が気を使ってずっと大股にしてくれる」と、“兄”としての複雑な心境をのぞかせた。

 これに越山は、「気を使ったっていうより、同じ目線というのが僕としてもちょっとやりづらくて(笑)。お兄ちゃんより下に行った方が落ち着くんですよね。『あれ、こんな感じだったっけ?』って、景色が違う」と返答。シリーズを重ねる間に流れた時間を感じさせるやりとりに、会場からも笑いが起こった。

駒木根葵汰&塩野瑛久、成長した越山敬達にしみじみ 3年目の「天狗の台所」で深まった3人の関係

 一方、塩野が「大きくは変わらない」と感じているのが駒木根だ。「その時その時で悩みとか、いろんなことがあるみたいで、人生相談じゃないですけど、そういうことはちょいちょい2人で話したりします」と普段の関係に触れ、「マインドとか心の優しさだったり、かわいい幼い部分もありつつ、大人な部分もありつつというのは昔から変わっていなくて、なんか安心します」と笑顔。シリーズを重ねる中で、芝居以外の部分でも関係は深まったようで、塩野は「居心地の良さはすごくあります」と、自然体でいられる現場の空気を表現した。

 越山にとっても、駒木根と塩野の存在は年々大きくなっている。「シーズンを重ねるごとに、“この2人がいるぞ”っていう感覚がどんどん大きくなっています。演じている時はSeason1から変わらず安心感がありますし、僕が何をやってもアンサーを返してくれる。一緒に芝居をしていて、自然に引っ張っていってもらっているような感覚がありますね」と、2人への厚い信頼を寄せた。

駒木根葵汰&塩野瑛久、成長した越山敬達にしみじみ 3年目の「天狗の台所」で深まった3人の関係

 ただ、そんな3人にも約2年ぶりの再会直後には、少しぎこちない時間があったそう。久々の撮影で人見知りはなかったのかと問われると、越山は「ありました。本当に」と即答。久しぶりだからこそ気を使い、以前より丁寧な言葉遣いになっていたため、駒木根らから「あれ? 敬語だったっけ?」と思われるほどだったという。

 越山も「すごく丁寧な言葉を使おうとしすぎて、不自然になってました」と苦笑。塩野らはそんな姿も「それも彼なりに成長しようとしている」と温かく受け止め、久々の再会で生まれた距離さえも3人らしい笑い話に変えていた。

 シリーズを重ねてきた時間は、本人たちだけでなく役柄にも変化をもたらしている。越山はオンについて「すごく僕の等身大で演じている役」とし、「オンの成長の塩梅というか、『ここまで行っていいかな』『この一線を超えたらオンじゃなくなるんじゃないか』という線が自分の中にあって。そこを超えるか超えないかという境界を、今回はちょっと攻めた感覚があります」と、Season3での新たな挑戦を説明した。

 塩野には、そんなオンの変化と越山自身の俳優としての成長が重なって見えるという。「敬達が最初の頃は、お芝居で『こうした方がいいかな』と考える余地も、最初はそんなになかったと思うんです。でも今は、自分なりに試行錯誤している。それがお芝居とイコールで、今回のオンも成長して、自分で考えて何か行動をする。それが時には兄を少し驚かせるような成長の仕方をしていたりする。そういうところが今回の見どころなんじゃないかなと思います」と期待を寄せた。

 さらに、この作品ではキャスト本人の“今”が役柄にも自然に重なっているようだ。塩野は、「僕らの等身大だったり、今の環境みたいなものを、脚本家の皆さんがうまく踏襲してくださっている」とし、「本当に僕らのパーソナルな部分に近いところが脚本に描かれているのかなと感じるほど自然」と実感を込める。

 Season3では、有意が起業を始めるなど、それぞれが新たなステージへ。東京で生活しながら基やオンから得たものを吸収し、自然や人とのつながりを大切にしつつ社会で生きていく、有意ならではのバランスもこれまで以上に描かれていく。

 これまで弟や周囲の人々を受け止める“変わらない存在”でもあった基にも、新たな変化が。駒木根は、「Season1はオンの成長、Season2では有意の成長だったりが見られたと思うんですが、Season3では基自身もどんどん成長していく。そのきっかけを周りの人たちが教えてくれたりして、基的にも成長できるすてきなシーズンだったと思います」と今作を位置付ける。

 一方で、基の根底にあるものは変わらない。「自然や食材に対する尊敬というか、感謝の気持ちをしっかり持つこと。自然を人間がコントロールするのではなく、自然と共に生きていく、共存していくというところ」としながら、Season3では「自分が経験したことのないこと、今まで考えたこともなかったような問題」に直面するという。その中で、「しっかり人の意見や話を聞いて行動する。一歩踏み出すという部分は、基が非常に成長するところだと思います」と、これまでとは違う“行動する基”の姿を予告した。

 季節も、これまでの夏から春へと変化。塩野は「食事はこの作品の大きなテーマだと思うので、春らしい食材も今回たくさん出てきます。今までは夏ばかりだったので、そこは視聴者の皆さんにも新鮮に見てもらえるところかな」と、タケノコやそら豆など旬の味覚に触れる。

 風景にも変化があったようで、駒木根は「植物も春なので、ちょっと芽が生え始めたような幼い植物がいっぱいいて、すごくかわいらしいなと思ったり」と春の里山を思い返す。一方で、「春なんですけど、ちょっと肌寒かったのが一番の驚きでしたね。いつも夏なのに避暑地として涼しい場所に行っているんですけど、春だからちょっと寒かった。数か月ずれるだけで、こんなに風景や景色が変わって見えるんだなと思って驚きました」と、季節が変わったからこそ出会えた景色に新鮮さを感じていた。

 Season3では原作者監修のオリジナルストーリーも展開。新たなキャラクターたちの登場によって里山もこれまで以上ににぎやかになり、「今の時代だからこその新しい問題」も盛り込まれる。基だけでなく、オンや周囲の人々と力を合わせながら向き合っていく姿も描かれる。

 「天狗の台所」に欠かせないのが、四季の食材を生かした料理だ。撮影では料理がおいしすぎるあまり、カットがかかった途端、3人そろって夢中で食べ続けることもあったそう。塩野は「本当に止まった瞬間に3人ともバクバク食べていました」と、食卓シーンの裏側を楽しそうに紹介した。

 シリーズを通した“思い出の味”を聞かれた越山が選んだのは、おにぎり。「いろいろありますけど、やっぱり思い出の味というところでいうと、おにぎり。Season1からあって、僕にとってすごく思い出が詰まっている料理だなと思うので、オンとしてはおにぎりかな」と、作品とともに積み重ねてきた時間をかみ締めた。

駒木根葵汰&塩野瑛久、成長した越山敬達にしみじみ 3年目の「天狗の台所」で深まった3人の関係

 さらに会見では、ドラマとおにぎり専門店「おにぎりこんが」のコラボメニューも発表。目の前に並んだ「タケノコ」「フキみそ」「カルボナーラ」の3種類のおにぎりに、3人も興味津々。どれから食べるかという話になると、駒木根は「まずカルボナーラにいって、タケノコ、最後にフキみそ」と即答。塩野は「フキみそ、タケノコ、カルボナーラ」と“締めにカルボナーラ”を選び、越山は「カルボナーラ、フキみそ、タケノコ」と、徐々にさっぱりさせていく順番を選択。三者三様の“食べる順”で盛り上がり、作品らしい和やかな空気が広がった。

駒木根葵汰&塩野瑛久、成長した越山敬達にしみじみ 3年目の「天狗の台所」で深まった3人の関係

 そして、シリーズで天狗の血を引く犬・むぎの声を担当する東京03・角田晃広から、3人へサプライズメッセージも届けられた。実は、3人はこれまで角田本人とは一度も会ったことがないという。駒木根は「テレビではよく見るんですけど、むぎの声と同じ人っていう感じがしないですね」と笑い、「会ってみたいなと思いながらも、このまま会わないでシーズンがどんどん進んでいくのも面白いかな」と、“未対面”のままシリーズを重ねることにも面白さを感じている様子。

駒木根葵汰&塩野瑛久、成長した越山敬達にしみじみ 3年目の「天狗の台所」で深まった3人の関係

 有意はむぎの声が聞こえない設定のため、塩野は「細かいところを見ていただくと、僕はむぎの声に反応していないんです。そこもちょっと見てもらえるとうれしい」と、さりげない演技にも触れた。

駒木根葵汰&塩野瑛久、成長した越山敬達にしみじみ 3年目の「天狗の台所」で深まった3人の関係

 この日はこのほか、出演者へのインタビューや撮影現場への密着取材、スタッフによる制作秘話、劇中料理のレシピなどを収録したメモリアルブックの発売も発表された。

 なお、本日・24日午後11:00からはBS-TBSで「天狗の台所 Season3 放送直前スペシャル」を放送。Season1、Season2の振り返りに加え、Season3のメーキング映像や、駒木根、塩野、越山をはじめ、原田泰造、渡辺真起子、角田晃広らのインタビューも届ける。

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