「アジア大会」ついに開幕! 体操の岡慎之助&橋本大輝らが合宿でリアルを語った!!2026/09/19 18:00

10月17日~25日にオランダ・ロッテルダムで開催される「第54回世界体操競技選手権大会」と、9月21日~25日に愛知・名古屋市総合体育館[レインボーホール]で開催される「第20回アジア競技大会(体操競技)」(以下、アジア大会)に向けたナショナル強化合宿の試技会が、9月9日に行われた。試技会の結果と、試技会後のペン記者向けの囲み取材の内容を届ける。
アジア大会&世界選手権代表の橋本大輝(日本生命/セントラルスポーツ)、アジア大会代表の角皆友晴(順天堂大学)、築山翔馬(東体操スクール/浪商学園大体大クラブ)、金田希一(相好体操クラブ)、世界選手権代表の川上翔平(徳洲会体操クラブ)、土井陵輔(セントラルスポーツ)、前田楓丞(リーフ体操クラブ)、さらに小島埜和(徳洲会体操クラブ)、長谷川毅(徳洲会体操クラブ)が試技会に参加。
1週間前に腰を痛めた岡は試技会には不参加で、8月21日に後脛骨筋腱を脱臼した角皆は3種目のみに絞り、平行棒と鉄棒は着地(終末技)を行わなかった。この日に腰を痛めた築山も、全種目は実施しなかった。金田は、つり輪のスペシャリストだが、負傷者がいるため予選落ちを回避することを見据えて、ゆかの演技も行った。その結果、川上が1位、橋本が2位となった。(試技会の結果は記事下部に掲載)




岡慎之助(アジア大会&世界選手権代表)

ちょうど1週間前に、また少し腰を痛めてしまって。今は治すことが最優先なので、今日は試技会を回避しました。鉄棒のアドラーハーフで痛めてしまい、痛みは10段階で9ぐらいあったかなというくらい、結構痛かったです。
今週に入ってからは器具練習も始めて、最低限のことはできています。ただ、一気に負荷を上げた時に痛みが繰り返し出ないように、気を付けないといけないなと思っています。この後も、ゆか・跳馬以外の4種目(あん馬・つり輪・平行棒・鉄棒)は通していく予定です。
アジア大会では6種目全部やる予定なので、ゆかと跳馬は現地に入って初めて通すという感じですね。腰を痛めた技はもうやらないですし、平行棒もつぶし系(高い姿勢から体を落とす動き)は少し控えます。(去年の世界選手権のゆかのように)技を抜く可能性もあって、本当に無理はせずに、という感じです。
でも、大会自体は楽しみですし、逆にちょっとスイッチが入っているというか。最低限のレベルでも、出るからには勝ちたいし、金メダルを取りたいという気持ちは諦めていません。
ヘルニアになる可能性もあるので、そこはちょっと怖さがありました。それでも出たいという気持ちはありましたね。腰の痛みは常に出ているので、いつも通りといえば、いつも通りかなと。この時期は結構コンディションを崩しやすいというのも自分の中で分かっているので、そんなに重く受け止めずに、どんな状況でも勝ちたいなと思っています。
周囲の人たちは、出る選択肢も出ない選択肢も、どちらも考えていました。でも、自分は「出ます」と言いました。

橋本大輝(アジア大会&世界選手権代表)
試技会は緊張感もありましたし、演技内容は全然ダメだったんですけど、コンディションを上げていけば完成度も上がっていくかなと思いました。
8月はしっかり練習すると元々決めていて、3試合を1週間でやる想定の練習もしました。疲労感が抜けないのは想定内ではあったんですけど、今日はうまく合わせられませんでした。
あと、2か月ぶりくらいに海外製の器具(アジア大会はタイシャン)で演技をして、普段とは違う動きの感覚に戻し切れなかったので、大会までにしっかり合わせたいです。(代表選手が数人けがをしているが)けがをしている本人が一番状況を分かっているので、何ができるのか、何をやるべきなのかをしっかり考えてくれたら大丈夫だと思います。代表選手たちはすごく練習を積んできている子たちなので、特に心配はしていないです。
引っ張るというよりは、みんなで一丸となって、ワイワイ盛り上げられたらなと思います。自分自身、パリ五輪ではけがで悔しい思いをしたので、率先して「もっと伸び伸びやっていいよ」とアドバイスするようにして、いい雰囲気で練習できるようにしたいです。
跳馬では、(5月の「第65回NHK杯」でやった)ヨネクラ(伸身カサマツ2回半ひねり)をやりたい気持ちはすごくあるんですけど、現実的に考えると、ちょっと難しいかなというところもあります。でも、基本的な演技構成は「NHK杯」から変えない予定です。
角皆友晴(アジア大会代表)

インカレ(「第80回全日本学生体操競技選手権大会」)の前日(8月21日)、跳馬のロペスの練習中に、左足首の後ろ側にある後脛骨筋腱を脱臼しました。でも、やっぱり地元開催ということもあって、アジア大会には出たいという思いがありました。
けがをした直後は全然動けなくて。普段はケアをあまり受けないタイプなんですけど、高気圧酸素に4日間ぐらい入ったり、治療にも行ったりして、頑張りました。インカレの時点で技自体は仕上がっていたので、今もそれほど問題なく戻ってきているかなと思います。
まだ痛みはあるので、本番は多分、痛いのを我慢してやることになると思います。出場するかどうかはいろいろな人と相談して、「その先を見据えるなら、やめておいた方がいいよね」という声もありました。それでも出たいと思ったので、悪化させないようにやります。大会が終わった後に手術するかどうかも、相談して決めるという感じです。
あん馬は、まだタイシャン製の器具にちゃんと慣れていなくて、形や生地感も違います。足をちょっと擦っただけでスピードが止まってしまうこともあるので、そこをしっかり確認できればと思います。
平行棒は、今日ヤマムロ(棒下宙返り3/4ひねり単棒横向き倒立経過、軸手を換えて後ろ振り片腕支持3/4ひねり支持)をやって成功したので、収穫になりました。下り技はダブルハーフをしていたんですけど、今はひねらずに前方ダブルにしています。ただ、難度は変わりません。
鉄棒は、団体ではサルトにして、しっかり着地を取れればと思っています。
金田希一(アジア大会代表)

つり輪の力技自体の質を上げて、最後まで通し切るというのが今日のテーマでした。十字懸垂や中水平では、手の甲が入っているように見えると“巻きの減点”で0.1点引かれてしまうので、そうならないようにするのが結構きつくて。肘や肩にも負担がかかるんですけど、できることはやります。
先週、かぜで体調を崩したんですが、うまく合宿に合わせて演技を通し切ることができました。着地もかなり安定して狙えるようにはなっているんですけど、狙うと今日みたいに前に行ってしまったり、回転をかけすぎると後ろに行ってしまったりと、まだズレはあるなと思います。
今日はDスコア5.6でやりましたけど、春先にやっていたザネッティ(背面水平懸垂から引き上げ水平支持)という技も、毎日継続して練習しています。中国の選手が強豪なので、5.6でも金メダルを狙えるとなれば、5.6で着地を止めることにフォーカスします。ただ、5.7でやった方がいいという判断になれば、ザネッティも頑張って入れようかなと思っています。
ライバルの中国・蘭星宇選手は、勝てない相手ではないと思うんですけど、かなり強いので、Dスコアも上げていきたいです。

<試技会結果>
1位 川上翔平 ゆか:13.033、あん馬:13.700、つり輪:13.400、跳馬:14.266、平行棒:14.766、鉄棒:14.533 合計:83.698 ※跳馬2本目:11.166
2位 橋本大輝 ゆか:12.933、あん馬:11.266、つり輪:13.400、跳馬:14.533、平行棒:14.133、鉄棒:14.633 合計:80.898
3位 長谷川毅 ゆか:13.566、あん馬:13.833、つり輪:13.433、跳馬:13.800、平行棒:13.700、鉄棒:12.433 合計:80.765
4位 土井陵輔 ゆか:13.133、あん馬:13.300、つり輪:12.400、跳馬:13.966、平行棒:13.133、鉄棒:12.566 合計:78.498
5位 小島埜和 ゆか:11.866、あん馬:13.433、つり輪:12.266、跳馬:14.300、平行棒:11.933、鉄棒:11.466 合計:75.264
6位 築山翔馬 あん馬:14.033、つり輪:11.166、跳馬:13.133、平行棒:12.200 合計:50.532
7位 角皆友晴 あん馬:10.100、平行棒:14.066、鉄棒:12.733 合計:36.899
8位 金田希一 ゆか:11.033、つり輪:14.300 合計:25.333
9位 前田楓丞 鉄棒:15.466 合計:15.466
【アジア大会 愛知・名古屋2026(体操)開催日程】
9月21日 男子団体予選・種目別予選(個人総合決勝を含む)
9月22日 女子団体予選・種目別予選(個人総合決勝を含む)
9月23日 男女団体決勝
9月24日 男女種目別前半決勝
9月25日 男女種目別後半決勝
【アジア大会 愛知・名古屋2026(体操)放送日程】
9月21日
TBS系
午後0:30~7:00 男子 個人総合決勝(LIVE)
9月23日
TBS系
午後0:30~5:00 男子 団体(LIVE)
【Information】
「月刊TVガイド11月号」

全国の書店・ネット書店でご購入いただけます。
特価640円(2026年9月24日発売)
10月開催の「第54回世界体操競技選手権大会」に出場予定の岡慎之助&川上翔平の独占グラビアを掲載! 同じ徳洲会体操クラブに所属し、仲間&ライバルとして切磋琢磨してきた同級生コンビが、世界選手権への意気込み、一緒に食べたい勝負メシや一緒に行きたい海外、お互いのすごいところなどを語り合ってくださいました!!
<ご購入はこちら>
・富士山マガジンサービス
https://www.fujisan.co.jp/product/1281680985/next/
・Amazon
https://amzn.asia/d/09vksQ8r
この記事をシェアする
ドラマガイド(最新シーズン)Drama Guide Season
【2026年秋】TVドラマガイド
2026年の10月・11月・12月にスタートする秋ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!
朝ドラ「ブラッサム」、大泉洋・山下智久出演「俺たちの箱根駅伝」、榮倉奈々&赤楚衛二「あにいもうと」、岩本照主演「真田十勇士 SHADOWS OF THE TEN NINJA」、坂口健太郎主演「kiDnap GAME」のほか、ドラマ情報を続々追加中☆
また、BS&WOWOWの新ドラマも含め、出演者、主題歌や追加キャスト、あらすじ、記者会見リポートetc.最新情報も随時更新!
【2026年夏】TVドラマガイド
スタートした2026年の7月・8月・9月放送の夏ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!
内田有紀×寺西拓人「ラストノート」、蒼井優「Tシャツが乾くまで」、松村北斗「告白-25年目の秘密-」、山田涼介「一次元の挿し木」、さらに、人気作の続編「VIVANT」「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」「リラの花咲くけものみち2」や、BS&WOWOWで放送される新ドラマの情報も掲載☆
そのほか、出演者、主題歌や追加キャスト、最新のあらすじ、記者会見リポートなどを随時更新中!














