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石原さとみ「ポリティカルパン」で野木亜紀子との再タッグに歓喜「またあの世界を生きられる」2026/09/23 07:00

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石原さとみ「ポリティカルパン」で野木亜紀子との再タッグに歓喜「またあの世界を生きられる」

 フジテレビ系では、石原さとみが主演を務めるドラマ「ポリティカルパン」(水曜午後10:00)が10月7日からスタートする。

 「アンナチュラル」「MIU404」(ともにTBS系)の野木亜紀子が脚本を手がける本作は、政治と金をテーマに“大泥棒”が政界に潜り込み、ダークな政治の金を盗み出す怪盗エンターテインメントだ。

 石原が演じるのは、史上最強の女ルパン・如月弥生。念願だった野木との再タッグへの思いや、共演者とのエピソード、撮影現場の雰囲気について聞いた。

――今回の企画を最初に聞いた時のお気持ちを教えてください。

「最初にこの作品のお話を聞いた時はうれしすぎて泣きました……。そこで『泥棒の役』って言われて、『え、泥棒!?』みたいな(笑)」

――実際に台本を読んで、どんな印象を受けましたか?

「『こんな斬新な切り口があるんだ』と思いました。真正面から政治の話をすると難しくなってしまうと思うのですが、怪盗ルパンのような存在が、政治の不透明な資金を盗んでいく。そこから国をどう見ていくのか? という切り口がすごく面白くて。野木さんが書く会話が大好きなので、『またあの世界を生きられるんだ』と思っただけでワクワクします」

――弥生は石原さんへの“あて書き”だそうですね。

「そうみたいです。そう思ったら、泥棒をあて書きってどういうことですかね!?(笑)。でも、セリフはすごく言いやすいんです」

――弥生というキャラクターのイメージは、早い段階からつかめたのでしょうか?

「不安はあったので、野木さんをはじめ、髙野(舞)監督や北野(拓)プロデューサーとも、クランクイン前にしっかり準備をしました。その中で、『そこまで女っぽくない』『もうちょっとクールに』という微調整をチームでしてからクランクインできたので、ありがたかったです」

石原さとみ「ポリティカルパン」で野木亜紀子との再タッグに歓喜「またあの世界を生きられる」

――弥生との共通点を感じる部分はありますか?

「弥生は、常に刺激を求めているんです。お金を盗むことへの欲だけではなく、そこにある刺激やスリルに対しての欲深さもある。それが生きているという実感につながっているのかなと。私自身も、好奇心を持って刺激を求めることが成長につながると思っています。だから、弥生の感覚は分からなくはないですね」

――セリフの言い回しなど、演じる上で意識していることがあれば教えてください。

「弥生は倒置法が多いのですが、野木さんが私の(会話の)くせを分かってくださっている感じがします。いつもはクランクイン前日に眠れないほど緊張するタイプなのですが、今回はそれが一切なくて不思議な感覚です」

――それだけ役に入り込めているということでしょうか。

「入ったスイッチすら、あまりないんです。乾役の渡部(篤郎)さんと2人でお酒を飲んでスルメを食べながら話しているシーンがあったのですが、カットがかかってもずっとしゃべっていました(笑)。すごく自然体でいられています」

――撮影が始まって、特に楽しいと感じたシーンを教えてください。

「乾とのシーンがすごく好きです。弥生は初めて会うのに『この人にはここまで見せていいだろう』と自然に思えて甘えられるというか、本音を話せるんです。あと、雅(河合優実)とはラブストーリーを演じているような感覚です。優実ちゃんのことを好きになればなるほど、この役が成立するなと思っています」

――河合さんとのシーンも見どころになりそうですね。

「雅とのシーンは“エモい”んです。クランクイン前に、優実ちゃんのことをめちゃくちゃ調べたのですが……共演者のことをこんなに調べたのは多分初めて(笑)。調べれば調べるほど“完全無欠”“才色兼備”という言葉がぴったりな人間だなと。髙野監督に『ちょっと好きすぎる!』と言われてカットがかかったくらい、優実ちゃんへの愛があふれています(笑)」

――高橋一生さんとの共演にはどんな思いがありますか?

「同じ作品に何度か出させていただいているんですけど、これまでお話する機会はほとんどなくて。淡々とずっと面白いことを話される印象です。ボケているわけでもないのですが、会話が面白いです。ツッコみがいがあります(笑)」

石原さとみ「ポリティカルパン」で野木亜紀子との再タッグに歓喜「またあの世界を生きられる」

――撮影現場の雰囲気も、かなり和やかなようですね。

「ずっとしゃべっている現場ですね。監督がそれぞれのキャラクターをしっかり作ってくださったことと、皆さんが持ってきているキャラクターが成立しているので、不安なく現場に入ることができて、気負いせずに撮影ができています。今回はコミュニケーションをたくさん取れていますね」

――主演として、現場でどのようなことを意識されていますか?

「意識していることは特にないんです。しっかりした脚本と、引っ張ってくださる監督がいて、キャストの皆さんもそれぞれの役を生きている。皆さんを信頼しきっていますし、私もみんなに委ねて安心して演じられています。本当にありがたいです」

――本作が、役者としての刺激や成長につながっていると感じる部分はありますか?

「この役は挑戦というより、ずっと願ってきた野木さんとご一緒できることに喜びを感じています。ただ、今回の台本はワンシーンがとても長いんです。何ページにもわたるシーンが毎話あるのは試練ですね……。台本はワクワクするし、面白いのですが、育児と両立する中では、すごく難易度が高くて頭がパンクしそうです(笑)」

【プロフィール】
石原さとみ(いしはら さとみ)
1986年12月24日生まれ。東京都出身。近年の出演作に、ドラマ「恋はDeepに」(2021年/日本テレビ系)、「Destiny」(24年/テレビ朝日系)、映画「ミッシング」(24年)、「ラストマイル」(24年)、など。

【番組情報】
「ポリティカルパン」

フジテレビ系
10月7日スタート
水曜
午後10:00~10:54

取材・文/miyata

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