「世界秘境ガチ!サイクル」狂言師・茂山宗彦、フィリピンを激走 地図にない道の先の絶景とは2026/09/18 18:00

BS朝日で9月20日に放送する「世界秘境ガチ!サイクル」(午後6:00)では、狂言師・茂山宗彦が、フィリピン共和国をめぐる自転車旅へ。狂言師という境界を超えて、広い空と緑が生い茂る大自然の中、自転車をこいで秘境を目指す。
本番組は、世界各国の秘境と呼ばれる場所を車や電車などではなく自らの足でこぐ自転車=ロードバイクで見てまわる自転車探検ドキュメントバラエティー。地図にない悪路や激坂、言語の壁や過酷な暑さに苦戦しながらも、現地の人々の温かさに助けられゴールを目指す。茂山が「マジで!」を連呼した過酷で感動的な旅の一部始終と、旅を見守る撮影班・“別班”のユニークな動きにも注目だ。
江戸時代から続く狂言師一家である京都茂山千五郎家に生まれ、現在は1年間で500以上の舞台に立つ茂山は、自転車が趣味と明かす。そんな彼は、これまでペルーやスリランカなど数多くの国を自転車で旅してきた、いわば自転車旅のスペシャリストでもある。

今回は、フィリピン共和国の首都、マニラから東350km離れたダエトから、美しい絶景が望める秘境ダルダゴンの丘までの230kmを、2泊3日かけて自転車旅。茂山が走る、“地図にない道”は、ぬかるみや砂利道、激坂もあれば、店が一軒もない森や荒野ばかり。通訳がいるわけでもなく、宿が決まっているわけでもない。同行するのは撮影スタッフ1人のみという、行き当たりばったりの2人旅で、現地の人たちの優しさに触れて見えてくる風景や、単なる観光では体験できないフィリピンの生活を満喫する。
いよいよ、目的地のダルダゴンの丘を目指して、人口10万人の中心都市・ダエトを出発! 市場でバナナと水を調達し、活気ある街を快調なペースで走り出すが、信号のない道路を渡るタイミングが難しく躊躇(ちゅうちょ)する茂山。そんな彼をリードするのは、自転車レースへの出場経験や、海外自転車旅の場数を踏んでいるディレクター兼カメラマンの林大介氏だ。
茂山が乗るのは、悪路にも強い「グラベル(砂利道)バイク」と呼ばれる自転車。そんなグラベルでも、20kmくらい走ったところで、未舗装の道にタイヤをとられるなど大苦戦。日中の気温は32~33度ほど。風を受けて走る分には快適で、現地の人に手を振ったりハイタッチする余裕があったが、林氏から「テレビの画面からは、大変な道に見えないから不思議」と指摘されると、茂山は視聴者に向けて「いっぺん乗ってみ! 分かるから」と、過酷さを訴える。

悪路を進む中、息が上がりつつも必死にこぎ続け、ラノットという漁村に到着した2人は、村人の男性から「カピ・アナイ!」と声を掛けられ、意味が分からず戸惑う。カピ・アナイとはどんな意味なのか。
その後も、地図に載っていない道を手探りで進んでいく。途中、タイヤが泥に取られて滑ったり、別れ道ではどちらに進むか悩んだりしながら次の村に到着。辺りが真っ暗な中、一軒のホテルを探し当てるが、受付は無反応で、2人は宿に泊まれるのか……。
2日目は、山の少ない湖沼地帯からスタート。橋のない大きな川が立ちはだかり、「どうやって渡るのか」という難題を克服するため、港を探していると人だかりが。興味津々でのぞいたところ、魚市場を発見。魚介好きの茂山は大量のエビを買い込むが、周囲には食堂がない。どうしても食べたいと、茂山がとった行動とは?

その後、現地の人に助けられ、バンカという木造のボートのような漁船で川を渡ることに成功。人々の温かさをかみ締めながら自転車を走らせ、ナガの街へ向かう。ここでは、茂山がリクエストしていたフィリピン共和国の歴史を伝える場所、ナガ・メトロポリタン大聖堂を訪れる。歴史ある建物を目にした茂山の感想はいかに。

神聖な空間に包まれて心が穏やかになったところで、気持ちを新たに、ゴールとなるダルダゴンの丘までの125kmを走り進める。すると、坂道で異変が発生。暑さと疲れで走行不能の状態に……。果たして茂山は最後まで旅を続けられるのか。疲労困憊の茂山に手を差し伸べてくれた意外な人物にも注目。
また国境を超えた異国の地で、幾多の困難を乗り越えた茂山が見た絶景とは?
【番組情報】
「世界秘境ガチ!サイクル」
BS朝日
9月20日
午後6:00~6:54
文・松下光恵
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