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「KOC2026」ファイナリスト10組が火花 イワクラ「ぶちのめす」、ダウ蓮見は論争再燃2026/09/10 19:00

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「KOC2026」ファイナリスト10組が火花 イワクラ「ぶちのめす」、ダウ蓮見は論争再燃

 TBS系で10月17日に生放送される「キングオブコント2026」(時間未定)の決勝進出者発表会見が行われ、ニッポンの社長蛙亭、ななまがり、ザ・マミィ、ジェラードン、元祖いちごちゃん、ダウ90000、ヤッホイ、相性はいいよね、や団のファイナリスト10組が登壇。司会は、16年大会のファイナリストでもある山里亮太(南海キャンディーズ)が務めた。

 19回目を迎える今回は3445組がエントリー。さらに大会史上初となる敗者復活戦も導入され、準決勝敗退組の上位10組から勝ち上がった1組を加えた全11組で、19代目キングの座を争う。

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 2年ぶり6回目の決勝となるニッポンの社長(辻クラシック、ケツ)。辻は「すみません、ほんま何回も。見てる方も『あ、また出てるやん』って思ってると思うんですけど」と切り出し、や団と共に今大会を“ラストイヤー”にすると話していたことにも触れた。ケツが大きな声で「もちろん、もう優勝しかないなと思っています。この大会が盛り上がることも念頭に置きながら」と意気込むと、辻から「何もない時の声の大きさでごまかそうとしてます」とツッコミが入った。

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 3年ぶり3回目の蛙亭(中野周平、イワクラ)は、中野が「ずっとなかなか行けなかったので、今年は本当に行けて良かったです」と喜びを口に。するとイワクラは「最近、ご託を並べてるお笑い芸人が多いんで、まず全員ぶちのめします。かかってこいよ」と一気にヒートアップ。「『キングオブコント』ってやっぱり最高の大会なんで。マジなめんなよ。刮目(かつもく)せよって感じです。2人で見せつけます!」と闘志をむき出しにした。

「KOC2026」ファイナリスト10組が火花 イワクラ「ぶちのめす」、ダウ蓮見は論争再燃

 ななまがり(初瀬悠太、森下直人)は、実に10年ぶり2回目のファイナルへ。初瀬は「もちろん優勝したいっていう思いはあるんですけど、正直な思いを言います。もう満足してます」とぶっちゃけ、「もうどうなってもいい。うれしい。ただただうれしいです」と感無量の様子を見せる。

 さらに森下が、賞レースの会見では恒例だという“言い切る男”こと初瀬を紹介。「『キングオブコント2026』で誰が優勝するのか。これ、まだ答え出ていませんよね? 僕がその答えを言い切りましょう~!」と初瀬が「ジェラードン!」と断言すると、ジェラードンから「ありがとうございます! めっちゃうれしいです」と歓声が。ところが、ななまがり自身の順位を聞かれると「6位」と言い切り、笑いを誘った。

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 5年ぶり2回目のザ・マミィ(林田洋平、酒井貴士)。林田は、前回の決勝後に酒井がすっかり満足してしまったといい、「『もう僕は行き切ったから』みたいな、“やりきったハラスメント”をすごく受けて」と回想。そこから少しずつ相方のやる気を取り戻させ、「今、まさにベストな状態」と胸を張った。

 酒井も「林田の夢は優勝なんです。僕は5年前に決勝に行かせてもらって夢をかなえてもらったので、今度は僕が林田の夢をかなえる番」と相方への思いを口に。「ガラクタとか、ポンコツとか、おバカとか、天然とか、いろいろ言われているわれわれですが、コントだけはダイヤモンド。光り輝いています」と独特な表現で自信を示した。

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 ジェラードン(かみちぃ、アタック西本)は5年ぶり2回目、新体制では初の決勝進出。かみちぃは「5年前にトリオでファイナルに行かせていただきまして、1人いなくなっちゃったんですけど、2人でも面白いんだぞっていうのを見ていただければ」とアピールした。

 一方、西本は突然「レッツゴー、ベビー! レッツゴー!」と絶叫。決勝進出者発表時に長くしゃべりすぎた反省から、今回は短く済ませようとしたというが、その説明も長引き、周囲から「今も長い」と総ツッコミを受けるなど、独自のペースで会場をかき回した。

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 2年連続2回目の元祖いちごちゃん(植村侑史、ハイパーペロちゃん)。植村は、一度でいいから「仕上がっている」といううわさを味わってみたいと、泉(ヤッホイ)に広めてもらったそう。3月ごろから若手芸人の間に広がり、6月になってようやく本人たちの耳にも届いたものの、「早すぎて7月には誰も言わなくなりました」と苦笑。それでも2年連続でファイナルに進めたことを喜んだ。

 ハイパーペロちゃんは、楽屋に25年にも食べたオーベルジーヌのカレー弁当が置かれていたことで、「また合えた」と今年も決勝の舞台に戻ってきたことを実感。弁当に添えられた丸ごとのジャガイモもすぐに食べ、「やっぱりジャガイモはおいしいです」と独特な喜び方を見せた。

「KOC2026」ファイナリスト10組が火花 イワクラ「ぶちのめす」、ダウ蓮見は論争再燃

 初の決勝進出となる8人組コントユニット・ダウ90000。蓮見翔は、自身の発言をきっかけに“お笑いはやっている・はやっていない論争”にも発展した、おなじみの「お笑い、はやってない」の一言からスタート。

 ただ、この日の準決勝会場の熱気には「はやっている気もしてきた」と心が揺れ、「はやっているのか、はやっていないのか、もう分からなくなっちゃったんで、ちょっと誰か言い切ってくれないかな」と周囲に助けを求める。すると、再び初瀬が“言い切る男”として名乗りを上げ、「お笑いははやっているか、はやっていないか。これはまだ答え出てませんよね。僕がその答えを言い切りましょう。はやっていない!」と断言。予想外の結論に一斉にツッコミが飛ぶ中、初瀬自身も「みんなではやらせる!」と声を上げた。

 蓮見も「このメンツで完全にはやらせられたらいいな」と続け、8人という人数を生かし「われわれで椅子いっぱい使いたいと思います」と笑わせた。

 さらに、「この10組の中で誰が優勝したらお笑いがはやると思うか」と問われると、蓮見は特定の名前を挙げず、「みんなで」と回答。「この10組がチームメイトとして、まずは一歩一歩」と全体で盛り上げていく姿勢を示した。続けて「逆に、誰だったらはやらない?」と聞かれると、「誰だったらはやらないとか、悪口で進むのは好きじゃない」ときっぱりと言い切った。

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 結成3年目で初の決勝へ進んだヤッホイ(永井、泉)。泉は「まさか行けると思ってなくて。メンバーを見ても、見る側としてもすごく楽しみ」と興奮。一方、永井は「売れたら政治家になりたい」という壮大な夢を披露した。

 また、元祖いちごちゃんの“仕上がっている”といううわさを広めた泉は、「自分たちが一番仕上がってました」とニヤリ。植村も「負けませんよ、僕らも! 言いふらしてもらってたのに、まさか一緒に行けるとは思いませんでした」と応じた。

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 同じく初出場の相性はいいよね(エビランド、ヤダヤムクン)。8月に「ツギクル芸人グランプリ2026」を制したばかりのエビランドは、同大会で優勝したにもかかわらず「準優勝の花ブービーが優勝だったんじゃないか」と言われ続けていることを明かし、「今回はもう本当に何とか絶対優勝したい」と気合十分。

 ヤダヤムクンは決勝進出が「うれしすぎて受け止めきれなくて」と振り返ると、結果発表後に楽屋へ戻った際、相方が「ちっちゃいゲロを吐いちゃって」と告白。「ちゃんと拭いたんですけど、あとで偉い人に怒られないかな」と心配するなど、初の会見から強烈な印象を残した。

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 5年連続5回目となるや団(本間キッド、中嶋享、ロングサイズ伊藤)は、伊藤が「僕らも年だからな。頑張らなきゃ」と話し始めるも、なぜか自身のたんが飛んだエピソードトークへ。本間から「何でここでエピソードトーク試しているんだよ。そういう場じゃないから」と止められる。さらに直前にエナジードリンク(レッドブル)を飲んでいたことが明かされると、伊藤は「今だから少し飛べています」と返し、本間が「本当に頑張りますので、よろしくお願いします」と締めくくった。

 続いて、「ファイナリスト10組の中でライバルとして気になる芸人」を問われると、会見はさらにヒートアップ。

 森下は“パラレルワールドから来た浜田雅功”としてひとしきりボケた後、あらためて「マジのライバル」を回答。「MCとかやっているくせに、こういう大会にまだ出てきやがるということで、アルコ&ピースの平子(祐希)さん」と名前を挙げる。ところが、森下が指していたのは、どことなく平子に似たヤダヤムクン。「平子さんにしては、ちょっと小っちゃいですね」と返されると、森下も「生で見たら小っちゃいんだ」とボケを重ねた。

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 初瀬が挙げたのは、西本。その理由は、父親から「悠太、最近芸風が全く一緒のやつおるな。そいつと差別化した方がええ」とLINEが届き、その相手が西本だったからだという。「全然かぶっていないっていうのを、まず言いたい。キングオブコント当日に勝って、『全然違うぞ』っていうのを見せたい」と宣戦布告すると、西本も「初瀬さん、いい加減にしてくださいよ」と応戦。2人がにらみ合った末、最後は顔を近づけるお約束の展開となった。

 “似ている”因縁はまだ続く。かみちぃは、林田をライバルに挙げ、「髪形が全く一緒なんで。仕事を一緒にやるたびにモニターで見ると、どっちがどっちか分からなくなる時もある」と告白。さらに相方同士の髪形も似ていることから、結果が悪かった方のコンビが「センター分け同士か、角刈り同士」になるという話にまで発展した。

 さらに吉原怜那(ダウ90000)も、林田を「元カレにそっくり」と指名。「もうあんまりこっち見ないでほしい」と訴えると、林田は「僕、すべての女性の元カレに似ているんで。しょうがないことなんです」と即答。吉原は「ライブとかで会うたびに、勝手に気まずくなっちゃって。早く倒したいですね」と、まさかの関係性を明かした。

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 そんな蓮見が挙げたライバルは、芸人ではなく「スポーツ」。「やっぱりスポーツの方がはやっているので。全員で束になって、スポーツよりお笑いをはやらせたい」と語り、「全ての飲食店に飾ってあるサインも、芸人が端でスポーツ選手が真ん中なのって許せない」と独特な対抗心を燃やした。

 永井は、自身の政治家志望に絡めて「野田佳彦さんです。俺が野党をまとめるぐらいの気持ちです」と回答。泉はななまがりを挙げ、「面白いので、戦うのが楽しみです。自分にないことをされているので」と敬意を示すと、ななまがりの2人は「うれしい!」と大喜び。森下は「ちょっともう目が見れない」と照れた。

 エビランドは、本間を指名。以前、トークライブで「『キングオブコント』に行くためには」という話を聞き、さまざまなヒントをもらった恩人でもあるが、この日の会場へ向かうバスで隣り合わせになると、本間から「お前ら決勝行けたの俺のおかげだから」と言われ続けたそう。「ここは本当に超えて、倒してやろうかなと思います」と“恩返し”を誓った。

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 や団は、ニッポンの社長が持っていた5年連続決勝進出の記録に並んだことにも言及。本間がケツに報告したところ、お手洗いで目も合わせずに「6年目指すっていうのもありですよね」と返されたそうで、常連組同士ならではの小競り合いも繰り広げられた。

 また、「優勝したらやってみたい仕事」を聞かれると、森下は「グータンヌーボ」(フジテレビ系)と即答。初瀬は「ラヴィット!」(TBS系)への再出演を望み、過去に出演した際、「2、3時間ぐらいずっとスベり続けて、そこから3年ぐらい呼ばれていない」と告白。「今度こそちゃんとやりますので」とリベンジを訴えた。

 林田は「始球式」を希望。33歳で野球を始め、現在は110kmほどを投げられるそうで、「優勝した頃には120kmぐらい出てると思う。本気で速い球を投げたい」と熱望した。

 さらに2人とも「意外と食べられる」という話になると、「大食いの人ほどではない」として“中食い番組”への出演を提案。林田が「すし60貫ぐらいなら食べられます」と明かし、酒井も「僕もカレー2kgぐらい。中食いでお願いします」と売り込んだ。

 ハイパーペロちゃんはドラマ出演を熱望。最近、エキストラとして“具合の悪い人”を演じたことから「名前のある役がほしい」といい、「木の役でも何でもいいです。何でもいいんで、役をください」と懇願。「VIVANT」(TBS系)の名前を振られると、「VIVANT!」と勢いよく食い付いた。

 記者からは、初出場3組に決勝でのネタについての質問も。蓮見は、これまで5分尺のネタがなく苦戦してきたといい、「今年やったネタも17分のネタを5分にしたので、やっていない部分の方が多い」と説明。それでも「一番おいしい“トロ”の部分だけを詰め込んだネタにはできている」と手応えを示した。

 泉は、小声でボソッと話す自身のスタイルがテレビでも伝わるかを問われると、「そこはめっちゃプロなんで」と自信満々。「テレビだとピンマイクが入っていて、普段のライブの方がむしろ弱かったりする」と説明し、永井の大きな声にも助けられていると明かした。

「KOC2026」ファイナリスト10組が火花 イワクラ「ぶちのめす」、ダウ蓮見は論争再燃

 相性はいいよねには、「ツギクル芸人グランプリ2026」で披露したコントについて、劇中の漫才がうますぎるほど印象的だったことから、「キングオブコント」では「コントとしてどう見せるか」という質問が。ヤダヤムクンは「ただただ全力でやるだけです」と答え、エビランドは「『ツギクル』と同じネタはやらない」とした上で、「今回はちゃんとコントをやらせていただくので。もし『コントの大会だぞ』みたいな意見があった時は、そういうところも気をつけながらやっていけたら」と語った。

 さらに、「ダブルインパクト」にも挑戦した蛙亭とななまがりには、短期間で別の賞レースに向けてコントを仕上げる難しさについて質問が。中野は「がむしゃらに全力で、後先考えずにやっていたので、特別何か対策していたというより、結果的に『キングオブコント』にもつながった」と振り返る。

 イワクラは、「ダブルインパクト〜漫才&コント 二刀流No.1決定戦〜」(日本テレビ系)で最高のコントができたと感じた一方、「キングオブコント」が近づくにつれ「全ベットしすぎたな」と思ったこともあったという。それでも「結局もう御託じゃない」「一個一個に全力でやっていくだけ。芸人側が御託並べるなや」と勢いよく言い切った。さらに、夏の甲子園で準優勝した高崎健康福祉大学高崎高等学校にも触れ、同校の石田翔大の父といとこで、自身はいとこおばにあたるイワクラは、「自分たちも頑張りたい」と気持ちを新たにした。

 初瀬は、吉本興業が六本木にコント劇場をオープンしたことで舞台に立つ機会が増え、「『ダブルインパクト』にも『キングオブコント』にも、どちらにも対応できるコントができた」と実感。森下も自分たちを“賞レーサー”と称し、さまざまな賞レースに全力で挑み続けていることを、総なめならぬ「総舌先ちょんちょん」と独特の言葉で表現した。    

 2年ぶりに決勝へ返り咲いたニッポンの社長には、再びファイナルに戻ってきた心境についての質問も。ケツが重圧はありつつも「『キングオブコント』はフレッシュな気持ちで」と語ると、蛙亭のイワクラがすかさず「辻さんの邪魔だけはしないで!」とツッコミを入れ、会場は笑いに包まれた。辻も「プレッシャーはめっちゃありました」と、決勝返り咲きへの率直な思いを明かした。

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 なお、敗者復活戦には、江戸川ジャンクジャンク、オフローズ、cacao、喫茶ムーン、しずる、生姜猫、スパイシーガーリック、そいつどいつ、ネルソンズ、破壊ありがとうの10組が出場。ここから勝ち上がった1組が11組目のファイナリストとして決勝に進む。

 会見の時点ですでに、世代も芸風も異なる10組の間で笑いと火花が飛び交った「キングオブコント2026」。敗者復活戦を勝ち抜く1組を加えた11組の中から、10月17日、19代目キングの称号を手にするのは果たして?

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