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石橋静河、「ブラッサム」放送目前に高揚感「お祭りが始まった」 珠との共通点は“好奇心”2026/09/07 17:30

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石橋静河、「ブラッサム」放送目前に高揚感「お祭りが始まった」 珠との共通点は“好奇心”

 9月28日にNHK総合ほかにてスタートする、石橋静河主演の連続テレビ小説「ブラッサム」(月~土曜午前8:00ほか)の第1週完成試写会見が行われ、石橋のほか、加賀まりこ松たか子国仲涼子渡部篤郎らが登壇した。

 本作は、明治、大正、昭和を駆け抜け自由を求め続けた作家・宇野千代をモデルとした物語。主人公・葉野珠(石橋)は明治30年、山口の岩国に生まれた。実母は珠が2歳の時に亡くなり、父と継母によって育てられる。女学校を卒業後、代用教員として働き始めるが解雇され、故郷の岩国を追われることに。親戚を頼って上京したことで、珠は幼き日の夢を強く意識し、小説の懸賞応募から作家の道を切り開く。大正から昭和にかけて、関東大震災と戦争、結婚と離婚、倒産、そして借金……と、さまざまな困難にのみ込まれながらも、作家として生きることに向き合い、小説家として花を咲かせていく。

 試写会後に登場した石橋は、「お祭りが始まったというのが一番の感想です」と放送スタートが目前に迫る現在の心境を吐露。また、「本当に素晴らしいキャスト、スタッフの皆さんに支えられながら、日々珠を演じているんですけど、これ以上頼もしい座組はないと思うくらい、本当に最高のチームでやっております」と周囲への信頼をにじませ、「この作品が本当にたくさんの人に届いて、たくさんの人の背中を押す作品になっていったらいいなと心から願っております」と作品が多くの人に届くことを願った。

 85歳の珠を演じる加賀は、開口一番「85歳のヒロインです」と語り、会場を沸かせた。一方で、「石橋さん演じるヒロインがずっと頑張っている作品なので、自分たちのシーンが邪魔になるのは嫌でしたし、見ているお客さんも混乱しないかなと思って」と率直な心境を吐露。「彼女がすごく悲惨な状況にある時に、能天気に暮らしている私と松さんが出てくるんです。でも逆にそれで(視聴者を)ほっとさせることができればいいなとは思いました」と胸の内を明かした。

 そんな加賀との共演シーンの多い珠の秘書・藤川優子役の松は、「加賀さんと一緒に、邪魔をしないように。でも、珠という人の魅力や、静河ちゃん、そして加賀さんから放たれるものを見守る役をいただけたことをうれしく楽しく演じさせていただいています」とほほ笑む。

 一方、珠の継母・リョウに扮(ふん)する国仲は「25年ぶりに朝ドラの現場に戻ってきました」とあいさつ。「朝ドラのその撮影のペースの感覚とか忘れていたんですけど、リハーサルの段階から『こんな感じだったな』『きつかったな』というのは一瞬で思い出しまして」と初日を回想。続けて、「今回は母親役という形で戻ってこれて、すごく幸せに思っています。幸せをかみ締めながら日々撮影しています」と笑顔を見せる。

 そして、珠の父親・清治として作中で自身は働かないのに家族に厳しくあたる姿を見せる渡部は、「とんでもない父親役なんですけれども、私のような心の優しい人間が果たしてできるのか。頑張って、無理して無理して演じています」と笑いを誘いながらも、「皆さんが見たイメージで、最後まで悪い父親でいいと思うんですよ。父親の身勝手さを演じないと中途半端になってしまうと思ったんです」と意識しているポイントについて言及。さらに、渡部はスタッフたちから伝わってくる「朝ドラを作るんだ」という強い思いに「感動しました」としみじみと語った。

 今作の主人公である珠を石橋と加賀が演じているが、そのことについて問われると、石橋は「冒頭で加賀さんが演じられる葉野珠が、解き放ってくれるというか、こんなすてきな葉野珠になるんだと思えました。そこをゴールとして見たら何も怖くなく、どんな苦しみも喜びも、乗り越えられるぞという気分になりました」と頼もしかったと振り返り、その存在の心強さを語った。

 これに対し、加賀は、「私はもともと石橋さんのファンなのですが、とにかく『“ぶりっ子ヒロイン”はやるなと。それだけは頼むね』とお願いしてあります」と打ち明けると「それに答えてくれていると思うので、安心してます」と信頼を寄せた。また、「中途半端にきれい事にしないことだけを心から祈ってます」と作品への注文も付けた。

 加えて、珠と自身の共通点を尋ねられ、石橋は「好奇心ですかね」と答え、「知らない世界を知りたいという気持ちが強いので、旅に出たりするのが好き」という自身の性格に触れながら、「珠が自分の知らない世界や、チャレンジしたいと思ったことにどんどん進むという部分と近いところはあるかもしれません」と自身との共通点を挙げた。加賀も「私も好奇心だと思います」と共感し、珠の「好奇心と縛られない自由さと、あと行動力。好奇心を持ったものに対しての行動力っていうのはすてきだと思います」と称賛。

 なお、本作のタイトルバックでは、石橋がYOASOBIによる主題歌に合わせてダンスを披露。辻本知彦氏が振り付けたとのことで、石橋は「私、お芝居を始める前にコンテンポラリーダンスをやっていた時期があったんですけど、その時に辻本さんのワークショップに参加したり、本当に憧れていた方で、いつも叱咤激励してくれる方なんです」と関係性に言及すると、「その方と10年越しぐらいでお会いして、振り付けしてくださったので、胸がいっぱいになります」と感激した様子を見せた。

石橋静河、「ブラッサム」放送目前に高揚感「お祭りが始まった」 珠との共通点は“好奇心”

 さらに石橋は、加賀からの「“ぶりっ子ヒロイン”はやるな」というアドバイスを受けて、「葉野珠の人生というのは山ありで、明治から平成までを生きてきて、今よりももっと女性の自由がない時代に、自由に生きるという選択をすることは、今の私たちの感じる自由という言葉のイメージとまったく違うと思っていて。それだけの制約がある中で、選び取っていく力強さというものを1番大事にしたいと思いながら演じております」と、改めて役作りで大切にしている思いを語った。

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