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横浜流星、金曜ドラマ「LOST10」で小栗旬から学ぶ“抜け感” 場面写真も初公開!2026/08/14 19:00

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横浜流星、金曜ドラマ「LOST10」で小栗旬から学ぶ“抜け感” 場面写真も初公開!

 TBS系で2026年10月スタートの金曜ドラマ「LOST10」(金曜午後10:00)は、主演・横浜流星、共演・小栗旬でおくる完全オリジナルのヒューマンサスペンス・エンタテインメント。脚本・奥寺佐渡子氏、監督・塚原あゆ子氏、プロデュース・新井順子氏という、「Nのために」(TBS系/14年)、「最愛」(TBS系/21年)などを手がけた制作陣が再集結する。

 北海道を舞台に、登山ツアー中の遭難事故「支樺岳事件」をきっかけとして、物語が複雑に絡み合っていく。本作で主人公・小駒を演じる横浜に、本作への思いや役作り、小栗との共演で感じたことなどを語ってもらった。併せて、本作の場面写真も初公開となる。

――大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(25年/NHK総合)の撮影中に本作のオファーを受けたそうですが、当時のお気持ちをお聞かせください。

「撮影中にお話を頂き、このチームでどんな作品にしていこうかという話をしていました。大河の次の一作は、自分の中でもすごく大切だと感じていて、当初は映画を考えていたんです。でも、自分は民放ドラマでさまざまな経験を重ね、育てていただいたという思いがあるので、そこには恩義があります。新井さん、塚原さん、奥寺さんとご一緒できること、小栗さんとも共演できることに胸が高まり、全力でこの作品に挑もうという気持ちでした」

――脚本を読まれて、どのような印象を受けましたか。

「お三方がタッグを組まれた作品は全て見ていますが、中でも『Nのために』が大好きです。以前、新井さんにお会いした際にも『ぜひご一緒させてください』とお伝えしていて、それが今回につながったことにご縁を感じています。サスペンスでありながら根底には人間愛があって、緻密な心理描写に心を揺さぶられます。奥寺さんは、人間の業や愛、闇など、人間そのものを丁寧に描かれる方で、どの作品も大好きなんです。今回は、人間を丁寧に描く魅力はそのままに、社会にも切り込んでいく作品になっています。そんな新たな挑戦に携われることが、とてもうれしいです」

横浜流星、金曜ドラマ「LOST10」で小栗旬から学ぶ“抜け感” 場面写真も初公開!

――「着飾る恋には理由があって」(TBS系/21年)以来となる塚原組ですが、改めて現場の雰囲気はいかがですか。

「空気感はとてもいいです。和気あいあいとした雰囲気の中にもオンとオフの切り替えがありますし、何よりプロデューサーが常に現場にいてくださるので、信頼感があります。塚原さんも僕たちの感情の機微を丁寧にすくい取ってくださって、自由にいられます。役者として本当に幸せな環境です。奥寺さんの脚本は、読んだ時と実際に現場に立った時とで印象が大きく変わります。脚本としてもちろん完成されているのですが『あとは現場に任せたよ』という余白があるんです。実際に小駒として現場に立ち、塚原さんの演出や共演者との芝居、ロケ地の空気や匂いなど、全てが合わさった時にピースが埋まるような感覚があります。悩むこともありますが、本当に充実した時間を過ごせています」

――小駒という人物を演じる上で、どんなことを意識されていますか。

「小駒は正義感が強く、行動力もある、とても分かりやすい人物です。一方で短絡的なところもあり、出世意欲も強い。何度も異動届を出しているけれど、なかなか認められずにいます。地方で高齢化が進む警察署では一番の若手ですが、年齢は30歳で新人と中堅の狭間で葛藤を抱えています。今年で自分も30歳なので、『経験を積んできた』という思いと『まだまだ』という思いの間で揺れる感覚は、自分自身とも重なります。警察という縦社会ならではの理不尽さもありますし、誠実だからこそ人と衝突してしまうこともある。真っすぐな人物ですが、繊細さも持ち合わせているので、そこは大切にしたいです。全話を通して彼の成長の物語でもあるので、見てくださる皆さんにも見守っていただけるような小駒を演じていけたらと思います」

横浜流星、金曜ドラマ「LOST10」で小栗旬から学ぶ“抜け感” 場面写真も初公開!

――大河ドラマ主演を経て初めての連続ドラマ出演となりますが、ご自身の中で変化を感じる部分はありますか。

「作品を背負う覚悟や責任感は、人一倍強くなったのかなと。ただ、自分は声を上げて皆さんを引っ張っていくタイプではないので、自分が現場で背中を見せることを意識しています。そこから皆さんがついてきてくださったらうれしいですね。そういう意味でも、小栗さんの存在は大きいです」

――改めて、小栗さんとの共演を通して感じたことを教えてください。

「小栗さん演じる直との関係性はとても大事なんです。小栗さんは常にその世代を牽引してきた存在。現場でもみんなと同じ視点に立って引っ張ってくださいます。だからこそ、どんな人にも好かれる方で、人生も芝居も学ぶことが多いです。今、自分が役者として大きな課題にしているのは“脱力感”や“抜け感”です。芝居に集中して一つのことに入り込みすぎてしまうと、いろいろな方から指摘をいただくことが多く……。李(相日)監督とお会いした際、『真っすぐさやストイックさは伝わっているから、抜け感や脱力感があるといい』と言っていただいたんです。『どうしたら……』と、ずっと模索していました。小栗さんは、その抜け感や脱力感を本当に自然に表現されるんです。まさに自分が課題としているタイミングで小栗さんとご一緒できていることは、本当に幸せです。一つでも多く吸収しようと日々学ばせていただいています。小駒は一直線に動く人物なのですが、組織にいるからこそ身動きが取れない。一方、直は組織に縛られず自由に動くので、そんな直が小駒には羨ましい。小駒は地方にいて小さな世界しか知らないけれど、直は東京も含めて小駒の知らない世界を知っている。だからこそ、小駒は直に感化されていくんです。自分自身も、小栗さんとの関係性が重なる部分があると感じています」

横浜流星、金曜ドラマ「LOST10」で小栗旬から学ぶ“抜け感” 場面写真も初公開!

――作品の見どころをお願いします。

「この作品には大切な言葉があります。直が言ってくれる『すべてを疑え』。昨今、何が本当で何がうそなのか分からない世の中だからこそ、真実を見つけるために“すべてを疑え”というテーマは、まさに自分も向き合いたいことでした。小駒は、人を信じてしまうというか、相手の言葉をうのみにしてしまう。自分から見えるものと、他人から見えるもの、そして真実は異なることもあります。情報がありふれているからこそ、惑わされることもある。だからこそ、今一度『すべてを疑え』というメッセージが大切。“疑う”というのは、信じたいからこそ生まれる感情だと思うんです。見てくださる方々にもそれが伝わればいいなと。タイトルは『LOST10』。ロストには“失う”や“なくす”など、いろいろな意味があります。目に見えるものや目には見えないけれど存在するものが“ロスト”していく。それは今の世の中を生きる僕たちにも通じるところがあるので、そういう部分も感じ取っていただけたら。根底にあるのは、奥寺さんならではのヒューマンドラマ、人と人との物語です。皆さんの心をしっかり揺さぶることができたらうれしいです。感じ方は人それぞれなので、見え方も変わってくると思います。放送が始まり、皆さんがどう受け止めてくださるのか、とても楽しみにしています」

――最後に本作を楽しみにしている視聴者へメッセージをお願いします。

「このチームでオリジナル作品を皆さんに届けられることがうれしいです。サスペンス好き、考察好きな方にもご満足いただけるんじゃないかなと思います。自分の中で一番大切なのはヒューマンの部分です。毎晩毎晩、皆さんをハラハラさせながら、しっかりと心に届けられるよう日々撮影に挑んでいますので、ご期待ください」

【番組情報】
金曜ドラマ「LOST10」
TBS系
10月スタート
金曜 午後10:00〜10:54

取材・文/山本恵代

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