石橋静河主演「ブラッサム」ポスタービジュアル公開! 語りは三條雅幸アナウンサー2026/08/07 11:00

NHK総合ほかでは、9月28日より石橋静河主演の連続テレビ小説「ブラッサム」(月曜〜土曜午前8:00=NHK大阪放送局制作)がスタート。放送開始に先立ち、ポスタービジュアルが公開されたほか、毎朝流れるタイトル映像の監督、ドラマの語りが決定した。
本作は、明治、大正、昭和を駆け抜け自由を求め続けた作家・宇野千代をモデルとした物語。主人公・葉野珠(石橋)は明治30年(1897年)、山口の岩国に生まれた。実母は珠が2歳の時に亡くなり、父と継母によって育てられる。女学校を卒業後、代用教員として働き始めるが解雇され、故郷の岩国を追われることに。親戚を頼って上京したことで、珠は幼き日の夢を強く意識し、小説の懸賞応募から作家の道を切り開く。大正から昭和にかけて、関東大震災と戦争、結婚と離婚、倒産、そして借金……と、さまざまな困難にのみ込まれながらも、作家として生きることに向き合い、小説家として花を咲かせていく。
公開されたポスタービジュアルは、本作の舞台・岩国の象徴とも言える錦帯橋のすぐ脇の桜並木で、早朝の春霞の幻想的な雰囲気の中で撮影されたもの。デザインは矢後直規氏、撮影は石田真澄氏が担当し、ヘアメイクデザイン・メイクは、本作で人物デザイン監修を務めるUDA氏が手がけた。

デザインを担当した矢後氏は、「あの時はずっと雨が降っていて、前日の下見では思っていたよりも寒く、まだ春が来る少し手前なのではないかと、みんなが感じていました」と撮影当日の様子を振り返る。しかし撮影が始まると「雲が太陽を避けるように流れ、今まで体験したことのない不思議な『晴れ』が訪れました」とつづり、「このポスタービジュアルには、その春の始まりが映っていて、桜を見上げる石橋さんの瞳には、その少し先の春が映っていました」と、作品の物語のスタートにふさわしい一枚になったとの思いを込めた。

撮影を担当した石田氏は、「“隣にいる珠ちゃん”という言葉のもと、錦帯橋と満開の桜に囲まれながらポスタービジュアルを撮影しました」と制作の経緯を明かす。「朝陽を浴びて優しく透ける桜の花びらのように、瞳や肌がふんわりと光をまとった珠ちゃんの横顔を、今でも鮮明に思い出すことができます」と撮影時の印象を伝え、「愚直に、そして魅力的に生きる珠ちゃんを、見守るというよりも、眩しい存在として見つめ続けていきたいです」と主人公への思いを口にする。

人物デザイン監修を務めるUDA氏は、「主人公の葉野珠さんは、明治・大正・昭和という三つの時代を生き、さまざまな困難と向き合い、しなやかに鮮やかに乗り越え……自分らしく生きることの大切さ、一歩を踏み出す勇気……を伝えようとする、みずみずしい女性です」とキャラクター像を語る。人物デザインについては、「昔の物語にならないよう、キャラクターの性格を踏まえながらも、現代の感覚を少しずつ薄い皮膜としてかけています」と工夫を説明し、「宇野千代さんが実際に言っていた『花咲婆さんになりたい!』という願いを、珠がどのように体現していくのかを感じていただけたらと思います」と作品の見どころを紹介した。

あわせて、毎朝流れるタイトル映像の監督は奥山大史氏が務めることが決定。奥山氏は、「『私は花咲婆さんになりたい』そう繰り返しつづっていた宇野千代さんの夢を、主人公である葉野珠さんがかなえるような映像にしたい、と考え始めました」と制作の出発点に触れる。構成に悩んでいたところ「YOASOBIさんによる楽曲が届き、ぐっと撮るべき景色が見えてきました」と当時を回想し、撮影の瀧本幹也氏、振付の辻本知彦氏(※辻のシンニョウは点一つ)らスタッフと石橋の力によって、「素晴らしいタイトル映像が完成しました」と手応えをにじませた。


ドラマの語りは、NHK大阪放送局の三條雅幸アナウンサーが担当。三條アナウンサーは、「10年前、当時のヒロイン発表会見を報道番組のリポーターとして取材していました。『いつか朝ドラとのご縁が芽吹けばいいなぁ』と、かすかに願ったことを覚えています」と当時のエピソードを打ち明けた。子どもの頃からの朝ドラ好きだったといい、「今は『こんなことってあるんだなぁ』と胸がじんわりしています」と感慨を口にし、「石橋静河さんはじめ、多彩なキャストの皆さんが紡ぐ『ブラッサム』。多くの人のもとへ咲き広がることを願いながら、心を尽くしてまいります」と抱負を述べた。

ポスタービジュアル・タイトル映像担当の佐藤玲衣ディレクターは、「珠さんの目には、いったいどんな景色がうつっているんだろう……その視線の先を、隣で一緒に見てみたくなる、そんなポスタービジュアルになったと感じています」とビジュアルへの思いを語った。タイトル映像については、「その日の物語や見てくださる方々の心情によって表情を変え、日々伴走していくような時間を目指して、奥山さんに監督をお願いしました」と経緯を話し、今後の展開への期待を寄せた。
制作統括の村山峻平氏は、「今回発表したポスタービジュアルは、『ブラッサム』の舞台・岩国の象徴とも言える錦帯橋のすぐ脇の桜並木で、早朝の春霞の幻想的な雰囲気の中、撮影されたものです」と概要を紹介。「まだ何者でもない主人公」が一歩前に踏み出す瞬間のさまざまな感情に満ちた表情が印象的だったと振り返り、タイトル映像については「知らず知らずのうちに一歩また一歩と踏み出してしまうような、主人公・珠の心の栄養にもつながるアイデアあふれる映像になっています」と作品への自信をのぞかせた。「撮影現場も『ブラッサム』の放送をお届けできる日が近づいてきて、緊張感と高揚感で湧き立っています」と、放送に向けた思いを打ち明けている。
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