亀梨和也、「銭形平次」ばりの調査力発揮 生田絵梨花の“フィンランド民謡”までチェック2026/07/25 09:00

NHK総合で8月21日に放送されるスペシャル時代劇「銭形平次」(午後10:00)の会見が行われ、主演の亀梨和也のほか、共演の奥智哉、生田絵梨花、後藤剛範、高橋克実と制作統括の井元隆佑氏、真鍋斎氏、演出の豊島圭介氏が登壇した。
本作は、2026年3月にBS8Kで先行放送されたスペシャル時代劇。国民的作家・野村胡堂氏が生み出した「銭形平次」は、1931年の誕生以来、26年間にわたって全383編の物語が紡がれてきた人気キャラクター。架空の人物でありながら、東京・神田明神には記念碑が建立されているほど、現在も多くの人々に愛され続けている。映画や配信ドラマなどを通じて国内外で新たな時代劇が注目を集める中、NHKが東映とタッグを組み、スタイリッシュでアクティブ、かつポップな“令和の平次”としてリブートする。
舞台は江戸・文化文政時代。拝金主義や藩政の堕落、犯罪の増加など享楽的で退廃的な様相を呈する世の中で、並外れた身体能力と頭脳を持つ「捕り物の天才」・銭形平次が、ある大事件をきっかけにその名を江戸中にとどろかせていく。

主人公・銭形平次を演じた亀梨は、「お話をいただいた時にわくわくと同時に、これだけ有名な作品であり、ましてや自分も見させていただいていた作品の平次という役柄を演じる日が来ると全く想像していなかったです」と感慨深く話した。
東映京都撮影所での撮影について亀梨は、「スタッフの皆さんも、銭形平次という作品に熱い思いがある方々が集まってくださっていて、その熱量もいただきながら撮影をすることができて本当に幸せでした」と感謝を述べた。

平次の子分である八五郎を演じた奥は、「僕は時代劇が好きなので、伝統ある『銭形平次』という作品に携われて光栄です」と語り、「スタイリッシュでポップな今までにない面白い時代劇になっているので、今まで『銭形平次』を見たことがない方にも見てもらいたいです」とアピール。
生田は、平次と友達以上恋人未満の関係にあるお静を演じる。生田は、「最初は緊張感を感じて堅くなりそうだったんですが、現場も和気あいあいとして、令和版ということで新たな切り口で描かれているので、好奇心をくすぐられながら日々撮影していました」と振り返る。
平次のライバル・万七役の後藤は、「時代劇が初めてだったので緊張しました」と素直な心境を語り、「京都撮影所のスタッフの方々も優しくて、みんなで作り上げた空気感を届けられたらいいなと思います」と期待を込めた。

そして平次を高く評価し、養子にすることを願っている笹野新三郎を務める高橋は、「オファーがあった時、とてもわくわくして、一体誰が平次をやるんだろうと……。亀梨くんがピッタリだなと思いました」と亀梨“平次”を大絶賛。続けて「かつらがよく似合うし、目つきが素晴らしい」と称賛の言葉を重ねた。
本作の平次は令和にリブートした「銭形平次」であり、これまでにない切り口で描かれる。亀梨は、「歴代の映像を勉強させていただきましたが、スタッフの皆さんが平次に対して熱量を持ってくださっているので、僕はその台本に沿って、皆さんと向き合いながら“令和の平次”を構築していきました」役への向き合い方を振り返った。
さらに亀梨は本作を“エピソード0”だと強調し、「お静とはまだ恋人未満の関係ですし、改めて平次の人物像を紹介するシーンもあって、銭形平次が誕生する物語を描いているので、ぜひ続編を希望します」と制作統括にラブコールを送った後、「視聴者の皆さんのお力をお借りできれば……」と反響次第での続編に期待を寄せた。
また、現在、同局の連続テレビ小説「風、薫る」に出演中の生田は、「天城越え」(2025年/NHKBS)など和装の役が続いていることについて触れ、「衣装から大きなエネルギーをもらえます。一気にタイムスリップしたような気持ちにさせてもらえるのは面白さの一つかなと思います」と和装への思いを口にした。

そんな生田に対して亀梨が、「生田さんは服からエネルギーをもらうタイプで、民族衣装を着て民謡を歌われてる映像を拝見しました」と過去に生田が番組でフィンランド民謡を披露している映像を見たそうで、「封印しているので!」と生田は笑顔で返答し、「撮影初日に亀梨さんが民謡の鼻歌を口ずさんでいらっしゃって、まさか初日からいじられるのかと……」と驚いたそう。亀梨は、「共演させていただくので勉強しようと思いまして」と好奇心旺盛な平次ばりの調査力を発揮していた。
一同が印象に残ったシーンを問われると、高橋は、「笹野は平次を養子にしたいと願っているので、養子になるかならないかという亀梨さんとのやりとりのシーンがほっこりして好きなシーンです」とコメント。続けて、「大変だったのは、江戸城の図面の説明を長々とするんですが、それが大変でその辺りは記憶がないです」と会場を沸かせた。

後藤は奥とのシーンが印象に残っているといい、「奥くんが『僕何やっても大丈夫なんで』って言ってくれて。ビンタをするシーンがあったんですが結構強めに行ってしまいました。それでも受け止めてくれて頼もしかったです」とエピソードを披露。奥も「後藤さんが面白すぎたので嫉妬しました」と息の合ったやりとりを見せた。
奥は、江戸のアイドル・つばめを演じる山田杏奈とのシーンを挙げ、「つばめが襲われて、僕が守ってやるっていうアドリブを絡めたコミカルなシーンがあって」と紹介。しかし、「見事にカットされていました……」と明かして会場の笑いを誘った。すると豊島氏は、「ディレクターズカット版には入っているのでいつか公開できれば」とコメントし、公開への期待をのぞかせる。
生田は平次との言い合いのシーンをどう演じるか不安だったそうだが、「亀梨さんがいろいろ提案してくださったおかげで肩の力を抜いて楽しみながら撮影できました」と感謝し、「あとは亀梨さんがキャンプができるくらいいろんな器具を持ってきてくださって、スムージーを作ったりして楽しかったです」と裏側を語った。

また、「銭形平次」といえば銭投げが見どころの一つ。亀梨は、「資料も拝見しながら、現代版としてどのような表現方法があるか提案もさせていただきました。僕は野球をかじっていたので、投げることに関しての原理は、何となく分かっていたのでアクションの中で可能なものを探っていきました」と説明し、野球経験を生かした独自のアプローチで“令和の銭投げ”を追求したことを明かした。
一方で、“令和の平次”は投げた銭を拾うシーンがあり豊島氏は、「子どもの頃から投げた銭はどうするのかという思いがあって、調べたら1枚80円くらいするんですよね。なので令和版では拾う演出にしようと思いました」と演出の狙いを語り、「拾うだけなのに色っぽく拾う亀梨さんが素晴らしい」と絶賛。視聴者必見のシーンとなりそうだ。
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