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FIFAワールド杯2026の放送から視聴トップ20を発表!「日本×チュニジア」が1位に2026/07/24

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今回のトピックス

北中米ワールドカップ2026を総括

今回のトピックスは「FIFAワールドカップ2026」が、テレビでどんなふうに見られたのかについて総括してみたい。

アメリカ合衆国とカナダ、メキシコの3カ国で行われた今回のサッカーワールドカップ。史上最多の48カ国が参加し、39日間にわたって全104試合が行われた。テレビでは、NHK総合、日本テレビ、フジテレビ、そしてNHK BSで生中継、あるいは録画中継された。また、NHK BSプレミアム4Kでは中継・録画も併せて全試合が放送された。

ということで、ここで「FIFAワールドカップ2026」の試合中継をリアルタイム視聴のポイント順に並べ、ランキングを作成(ハイライト、特集番組等は除く)。まずは上位ベスト10(ポイントは1位を100とした時の割合である)。

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※対象期間:2026年6月11日~7月20日
順位 番組タイトル 放送局 ポイント (%)
1 FIFAワールドカップ グループステージ・F組「日本×チュニジア」(6/21 12:30~) 日本テレビ 100.0
2 FIFAワールドカップ2026 1次リーグ・F組「日本×スウェーデン」(6/26 7:30~) NHK総合 82.5
3 FIFAワールドカップ2026 1次リーグ・F組「日本×オランダ」(6/14 4:00~) NHK総合 55.7
4 FIFAワールドカップ2026 ベスト32「日本×ブラジル」(6/29 1:30~) フジテレビ 47.8
5 FIFAワールドカップ2026 3位決定戦「フランス×イングランド」(7/19 7:30~) NHK総合 41.5
6 FIFAワールドカップ2026 決勝「スペイン×アルゼンチン」(7/19 3:00~) NHK総合 39.4
7 FIFAワールドカップ 決勝トーナメント・1回戦「アルゼンチン×カーボベルデ」(7/4 6:40~) 日本テレビ 38.8
8 FIFAワールドカップ2026 準々決勝「ノルウェー×イングランド」(7/12 6:35~) NHK Eテレ 32.5
9 FIFAワールドカップ 優勝国対決 グループH・最終戦「ウルグアイ×スペイン」(6/27 8:40~) 日本テレビ 31.8
10 FIFAワールドカップ2026 決勝トーナメント・1回戦「日本×ブラジル」(6/29 1:10~) NHK BS 24.3

今回のワールドカップは、アメリカを中心とした北中米での開催ということで、アメリカ国内での時差もあり、日本での放送時間帯は多岐にわたった。トップは日本テレビが放送した「日本×チュニジア」戦。日曜日の午後1時キックオフという非常に恵まれた時間帯であり、内容も開始早々、鎌田大地選手が先制ゴールを決めたほか、上田綺世伊東純也、中村敬斗、佐野海舟、田中碧冨安健洋など、多くの日本選手が躍動して4-0で快勝する好ゲームで、今大会で最も多くの人々がテレビで鑑賞した試合となった。

2位はグループリーグ突破を懸けたNHK総合の「日本×スウェーデン」戦。1-1の引き分けでグループリーグ2位通過を決めた。金曜日の午前8時キックオフと微妙な時間帯だったが、さすがの注目度だった。

そして3位は日本の初戦となった「日本×オランダ」戦。このオランダ戦を2-2で引き分けたことが、熱狂を一気に盛り上げた(試合開始は14日日曜の深夜5時=月曜の早朝であった)。そして、グループリーグを突破した日本の決勝トーナメント初戦が、29日月曜深夜2時キックオフとなった4位の「日本×ブラジル」戦である。前半先制したものの後半に逆転され、1-2で敗退。日本代表の大会は終わった。

日本戦がベスト4を占める順当な結果だったといえるが、注目は4位の「日本×ブラジル」戦と、5位「3位決定戦 フランス×イングランド」や6位「決勝 スペイン×アルゼンチン」との差があまりないということである。これは日本代表云々にかかわらず、サッカー全体に対する関心の高まりの表れと言えるだろうが、同時に地上波テレビに限らない視聴環境の変化という側面もあるだろう。

例えば日本戦のポイントを見ても、2002年の日韓ワールドカップの頃と比較すれば(放送時間のハンデはあるにしても)ポイントは物足りない。動画配信チャンネルでの視聴の影響があることは間違いないだろう。

そして4位のブラジル戦に関して言えばもう一つ、10位にNHK BSでの放送がランクインしている影響が大きい。今回、ベスト3を占めた地上波の日本戦中継で、大きな注目を集めたのが元日本代表・本田圭佑のフリースタイル全開の痛快解説である。

オランダ戦でのNHK小宮山アナウンサーとの絶妙なかけ合いも評判となり、今大会を記憶に残るものとする大きな要素となったが、この本田の解説が聞けたのが、ブラジル戦では地上波(フジテレビ)ではなくNHK BSだったのである。このこともブラジル戦のポイントを左右した可能性があるだろう。

そのほか、ベスト10に入った3試合はどれも土・日の午前中に放送されている。「アルゼンチン×カーボベルデ」(日本テレビ)や「ノルウェー×イングランド」(NHK Eテレ)など、今大会のベストゲームぞろいで、順当なランクインといえる。続いて11~20位を見てみよう。

※対象期間:2026年6月11日~7月20日
順位 番組タイトル 放送局 ポイント (%)
11 FIFAワールドカップ2026 3位決定戦「フランス×イングランド」(7/19 5:45~) NHK総合 24.0
12 FIFAワールドカップ2026 1次リーグ・F組「日本×オランダ」(6/15 7:03~) NHK総合(サブ) 23.9
13 FIFAワールドカップ2026「コロンビア×ポルトガル」C・ロナウド6大会連続得点(6/28 7:30~) フジテレビ 23.8
14 FIFAワールドカップ グループG・最終戦「ニュージーランド×ベルギー」(6/27 11:40~) 日本テレビ 22.3
15 FIFAワールドカップ 決勝トーナメント・2回戦「パラグアイ×フランス」(7/5 5:40~) 日本テレビ 21.7
16 FIFAワールドカップ2026 準々決勝「ノルウェー×イングランド」(7/12 5:45~) NHK総合 21.4
17 FIFAワールドカップ 決勝トーナメント・1回戦「ポルトガル×クロアチア」(7/3 7:40~) 日本テレビ 20.53
18 FIFAワールドカップ2026 3位決定戦「フランス×イングランド」(7/19 6:59~) NHK総合(サブ) 20.49
19 FIFAワールドカップ2026 1次リーグ・C組「ブラジル×ハイチ」(6/20 9:02~) NHK総合 18.14
20 FIFAワールドカップ 決勝トーナメント・準決勝「フランス×スペイン」(7/14 3:40~) 日本テレビ 18.12

11位と18位の「3位決定戦 フランス×イングランド」は、5位に入っているのと同じ試合。途中、サブチャンネルに移行した関係で、午前7時までの前半部分の放送が11位、午前7時~7時半のサブチャンネル部分が18位にランクインした。12位の「日本×オランダ」戦もサブチャンネルに移行してからの部分。試合は既に終了していた時間帯である。16位の「ノルウェー×イングランド」もEテレに移行する前の部分である。

そのほか、日本テレビとフジテレビが土・日の見やすい時間に放送した試合がランクインしているが、強豪の注目試合がズラリと並ぶさまは壮観である。17位「ポルトガル×クロアチア」戦は、金曜朝に「ZIP!」を早終わりして放送。20位には火曜深夜(=水曜早朝)に日本テレビが放送した今大会屈指の好カード「準決勝 フランス×スペイン」がランクインした。

ということで、今回も大きな盛り上がりを見せた「FIFAワールドカップ2026」。確かな成長が感じられただけに日本代表の決勝トーナメント初戦敗退は残念だったが、大会全体を見渡せば、日本代表がいなくなっても大会への注目が極端に下がることはなかったといえる。サッカー全体への興味の高まりとともに、日本代表の今後に期待する視聴者の気持ちが大会への注目度から感じられた。

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文/武内朗(たけうちあきら)

TVアナリスト。東京ニュース通信社にて「TVガイド」「TV Bros.」編集長ほかを歴任。TVガイドアーカイブチーム代表。好きな言葉は博覧強記。3大フェイバリットコンテンツは、ビートルズ・ナイアガラ・魔法少女まどか☆マギカ。

◆視聴データとは?(ランキングのポイント表記について)

TVガイドWebのランキングデータは、関東 166万台(公開日現在)を超えるREGZAの視聴データを基に、テレビの利用状況(家族での視聴や個人の視聴など)やユーザーの性別・年齢などの属性に、政府統計による世代別人口やテレビ保有率を加味した番組ごとの「推計視聴人数」を算出し、TVガイドWebが独自にランキング化したものです。
※ポイント表記の数値は1位を100とした場合の比率(%)です。
※各ランキングデータは、地上波放送番組とBS放送番組を合わせて集計したものです。
※ランキング集計期間には、集計日当日の翌日AM5:00までの番組を含みます。
※録画視聴は、タイムシフトマシンや指定録画などによる見逃し視聴・後日視聴を利用し、放送日当日を含めた7日間で再生視聴されたデータです。

■トピックス
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※地上波、BSで放送されたドラマとバラエティー番組を、「リアルタイム視聴」と、タイムシフトマシンや指定録画などによる見逃し視聴・後日視聴の「録画視聴」を合算した上で、合計推計視聴人数の多い順に各20位分を掲載。 多様な視聴形態を加味したうえで、本当に多くの人に見られている番組が分かるランキング。

出典元:TVS REGZA株式会社 テレビ視聴データ“TimeOn Analytics”

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