趣里「大空港~GATE24~」会見でファンに感謝「今年一番の夏の思い出になった」2026/07/23 19:15

趣里主演の連続ドラマ「大空港~GATE24~」(木曜午後9:00、初回拡大スペシャル)が、テレビ朝日系で本日・7月23日よりスタート。この度、都内で試写会&制作発表記者会見が行われ、主演の趣里をはじめ、眞栄田郷敦、板垣李光人、松雪泰子が夏らしい浴衣姿で登壇した。
本作は、外部からの脅威を防ぐ“最前線”でもある空港の要となる税関と入管(出入国在留管理庁)を舞台にした痛快エンターテインメントドラマ。人は苦手だが“モノから真実を見抜く”鋭い観察眼を持つ森万智(趣里)ら、クセ者ぞろいの面々が内閣官房直属のスペシャルユニット「GATE24」に集まり、巧妙に隠された密輸品や武器、そして命を狙う計画までが持ち込まれる審査の現場で衝突しながらも、次第に“最強の門番”として覚醒していく姿を描く。

登壇した趣里は「万智は一言で言うと“物が好き”という役柄です。人はちょっと苦手というバランス感がとても難しいなと思っていましたが、監督や共演者の皆さんと撮影を進める中で、すごくやりがいのある役だなと感じています」と自身の役どころを説明。
法務省出身のエリート入国審査官・早見圭一郎を演じる眞栄田は、「いつも冷静で論理的な男ですが、過去にいろいろなものを抱えています。そんな彼がGATE24でどう変化していくのかが見どころの一つです」とアピールした。
現場たたき上げの税関職員・松山篤志役の板垣は、「人に対しても仕事に対しても非常に真っすぐで、それゆえに早見とは少しぶつかることもありますが、現場ではそういった部分も楽しみながら演じています」とほほ笑む。

そして、内閣官房国境管理改革室参事官であり、縦割り行政の打破を掲げてGATE24を発足させた発起人・杉原美都里を演じる松雪が、落ち着いた美声であいさつを始めると、隣の眞栄田が思わず「声がいいな……」と漏らし、会場を和ませる一幕も。松雪は「省庁の縦割りの壁を壊して、横に情報共有しながら一つのGATEで水際対策をしていくという斬新で画期的なアイデアの持ち主です。各キャラクターが変化していくのがこの作品の魅力になっていると思いますので、どうぞ最後まで見守っていただけたら」と期待を込めた。
すでに6月からスタートしているという撮影現場の雰囲気について尋ねられると、主演の趣里は「最高です!」と即答。「最初は寄せ集めチームのギクシャク感をどう出そうかと思っていたのですが、逆にギクシャクさせるのが難しいくらい、みんな仲良くなりました」とアットホームな現場であることを明かす。
そんな和気あいあいとした現場では、緊張感のある撮影の合間に、「お菓子の種類を2種類挙げて、どっちが好きかで多数決を取るんです。それで少数派が負けというゲームをやっています」と、現場で流行しているかわいらしい裏話も披露した。

劇中で激しく対立する役柄を演じる眞栄田と板垣は、なんと今回が4回目の共演。板垣は「最初はゼロの状態から始まって、数々の事件やいろんな出来事を経て関係性が進んでいくので、そういった部分を2人で丁寧に作っていくのもすごく楽しいです」と話し、眞栄田も「松山という役は想像がつかない部分が大きくて面白い。これから関係性が変わっていくのが楽しみです」と語り、互いへの強い信頼関係をうかがわせた。
また、作中のリアリティーを支えるため、撮影前には実際の税関や入国審査の現場職員から手厚い指導やアドバイスが行われた。趣里は現場で「なぜスーツケースを開けるまでいくんですか?」と質問した際、職員の方から「ちょっとした違和感だったり、勘」という答えが返ってきたエピソードを挙げ、「そういう感覚とか感性みたいなものは、撮影でも大事にしなくてはいけないなと思いました」と振り返る。
さらに、空港という舞台ならではの外国語演技についても語られ、板垣は「言葉のリズム感と動きを、とにかく口に覚えさせるみたいな感じで練習していました」と練習法を紹介。一方、英国留学の経験がある趣里は、「その時の感覚を必死に取り戻すため、なるべくキャストの方と話して」と語りつつ、最近撮影した韓国語のシーンについては「本当に分からなかったです(笑)」と打ち明け、会場を沸かせた。

トークコーナーでは、作中の役柄にちなんでキャスト陣が「現場で“見抜いた”共演者の意外な一面」を語り合った。趣里は眞栄田の印象について、「最初のイメージはかっこよくてクールな感じだったんですけど、とってもかわいい一面をお持ちでいて。おなかがすいたら『おなかすいた』と言うし、眠かったら寝るし、大きい赤ちゃんみたいな感じで(笑)」とおちゃめに表現。これに対し眞栄田も「欲望に素直に生きています」と照れ笑いを浮かべた。

板垣は趣里について、「僕はもとから何事に対しても『ありがたい、ありがたい』って言ってるんですけど、現場で趣里さんが『ありがたい』っておっしゃってるのを聞いて、同じだと思って」と親近感を覚えたエピソードを披露。松雪から現場に差し入れがあった際にも、2人でそろって「ありがたい」と深く感謝していた様子を再現していた。
続いて「これだけは通してほしい!私のこだわり申告」というテーマでは、キャストたちの私生活や現場でのルーティンが明かされた。板垣は、「1年中、絶対にはだしで現場に行きます。衣装でスイッチが入ることが多いので、家から出る時はなるべく布の量をそぎ落とした状態で行きたくて」と独特のポリシーを告白すると、松雪も「私もはだし派です。生きている中で極力着替えたくないというこだわりがございまして(笑)」と、まさかの共通点も判明。

記者からの質疑応答では「忘れられない夏の思い出」について質問が飛んだ。かき氷愛好家、通称“ゴーラー”である板垣は、「昔、食べたかき氷の味がずっと忘れられなくて。現場にもゴーラーが何名かいまして、大空港メンバーで食べに行けたらいいなと思ってます」と願いを口にする。
米国育ちの眞栄田は、「日本に遊びに来た時に行った、お祭りが楽しかったです。あと、父親と“青森ねぶた祭”に行ったことがあって、すごかったですね」と回想。松雪も「新潟・長岡の花火大会に子どもを連れて行ったことがありまして、その光景が忘れられないです」と、それぞれの夏の記憶を懐かしそうに振り返った。
最後には、趣里が「今年一番の夏の思い出になりました」と感謝を語った上で、「事件の展開はもちろんのこと、チームとして、人としての成長がしっかり描かれているエンターテインメント作品になっていると思います。ぜひ皆さん、私たちと一緒に夏を過ごしてくれたらうれしいです」と力強く呼びかけ、温かい拍手に包まれながら会見は幕を閉じた。

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