福田歩汰&相原一心、撮影後にやっと仲良く?「Your Sky」“偽カップル”を演じた意外な距離感2026/07/21 17:15

8月1日よりTOKYO MX1で放送がスタートするドラマ「Your Sky ハレのち恋」(土曜深夜1:30)の制作発表会見が行われ、ダブル主演を務める福田歩汰(DXTEEN)、相原一心(ONE LOVE ONE HEART)が登壇した。役柄の魅力や撮影で意識した2人の距離感、タイ版キャストとの交流、互いに気になっていた素顔などを、軽快な掛け合いを交えながら披露した。
本作は、2024年にタイで放送され、大きな反響を呼んだBLドラマ「Your Sky」の日本リメイク版。お人好しでピュアなポジティブ男子・舟瀬陽向(福田)と、“暴君プリンス”と恐れられるツンデレな先輩・花村蒼空(相原)が、とっさについたうそをきっかけに偽の恋人となり、少しずつ距離を縮めていく王道青春ラブコメディーだ。オープニング主題歌は相原が所属するONE LOVE ONE HEARTの「Ups & Downs」、エンディング主題歌は福田が所属するDXTEENの「Our Sky」が担当する。

まず、それぞれが演じた役柄の魅力についてトークを展開。福田は陽向を「誰にでも優しくて、本当にピュア。小さなことでも幸せになれる、太陽みたいな存在」と表現し、「自分が幸せになるだけではなく、周りまで自然と笑顔にして、幸せにしてしまう。一番はやっぱりかわいらしくて、愛されキャラだと思います」と役への愛着をにじませる。

周囲を明るく照らす陽向とは対照的に、相原は蒼空を「陽向が太陽だとしたら、月みたいな存在」と捉えている。「どこか影があって、少し暗い雰囲気もある。周りからは“暴君プリンス”と恐れられる怖い部分がありますが、仲間や陽向に対しては熱いところが見えてくるんです」と人物像をひもとき、「陽向と一緒に過ごす中で、どんどん太陽に引っ張られて明るくなっていく。そこも蒼空の魅力です」と、陽向によって引き出される変化を見どころに挙げた。
偽カップルから始まる2人の関係を表現する上で、福田が大切にしたのは、少しずつ近づいていく距離感。「最初は肩が触れただけでもびっくりしたり、目が合ったら、そらしたり。そのぎこちなさは、すごく意識しました」と振り返り、物語が進むにつれて「お互いが気を許して、最初は緊張していた触れ合いも自然にできるようになる。その縮め方を大事にしました」と段階的な変化を意識したことを伝えた。
陽向の表情にも心の動きを込めたといい、「最初はおどおどしている感じや、緊張している様子もあります。でも、後半になるとお互いに目を合わせて、笑顔になれる。前半とはまた違う、幸せそうな陽向が徐々に見えてくると思います」とアピール。肩が触れるだけで戸惑っていた陽向が、蒼空の隣で自然に笑えるようになるまでを、視線や表情の違いでも丁寧に表現したよう。

一方、相原にとって蒼空は「初めて誰かと結ばれる役」。撮影に入る前から緊張していたそうで、「撮影の合間は、歩汰さんとあまりしゃべれなくて。もう、しゃべらないようにしていたくらいです」と、意外な撮影中の関係を明かした。その緊張感が「『よーい、スタート』となった時に、いい効果として出た気もします」と感じる一方、「もっと仲良くなっていたら、どんな蒼空と陽向になっていたんだろうとも思います」と、別の可能性にも思いを巡らせた。
また、「最初から最後までずっと緊張していました。撮影が終わって、やっと歩汰さんと相原一心として仲良くなり始めた感じがあります」と相原。劇中では徐々に親密になっていく2人だが、演じる本人たちは適度な距離を保っていたという、少し意外な撮影期間となった。
ラブラブなシーンが増える後半について、福田は「陽向らしさを出したかった」とあらためて強調。最初の戸惑いから、蒼空と一緒にいることへの幸せが自然と表情ににじんでいく過程も見どころとなる。
対する相原は、自身の緊張を蒼空には見せないことを心がけた。「僕自身は緊張していたんですけど、蒼空はどしんと構えているイケメン。2人がくっついていくシーンでも、僕の緊張は出ないようにしました」と、役との違いを意識。クールな蒼空を魅力的に見せるため、「まばたきのタイミングや、カメラに撮られる時の顔の角度、目線、フェイスライン、首がどのくらい前に出ているか。カメラマンさんや監督と少しずつ話し合いました。歩汰さんのおかげもあって、きれいに撮れたと思います」と、細部にまでこだわったことを伝えた。何げなく見える蒼空のたたずまいにも、映像だからこその繊細な工夫が詰まっているようだ。
7月5日に行われた先行上映イベントでは、タイ版『Your Sky』でムンファー役を演じたThomas、ティーラック役を演じたKongとも対面した。福田の目に印象的に映ったのは、2人の間に流れる親密な空気だったという。

「舞台裏でも2人だけの世界があって、本当に仲良しなんだなと伝わってきました」と福田。その姿を目にしたことで、日本版の陽向と蒼空についても、「僕たちには程よい距離感があったので、会ってから『作品の中でもう少しボディータッチを多めにした方がいいかな』『もう少し絡みがあった方がいいんじゃないかな』と相談しました。カップル感は、より意識したいなと思いました」と話し合ったそう。タイ版の2人が醸し出す自然な親密さは、福田と相原にとっても大きな刺激になった様子だ。
相原も、ThomasとKongについて「まず、お二人がすごくかっこよかった」と目を輝かせ、「かっこいいなと思って眺めていたら、お二人も『かっこいいね』と言ってくれて。それがまず、すごくうれしかったです」と笑顔。距離感や話し方のトーン、歩き方、余裕のある動きなどについて言葉をもらったものの、「どちらかというと、見て学んだことの方が多かった」と実感。「映像の中でムンファーとして見ていたThomasさんと、実際に会ったThomasさんは少し違っていて。話してみると、めちゃくちゃ面白い方でした。すごく勉強になりました」と、役を離れた素顔にも親しみを感じたようだ。
さらに相原は、イベント当日にThomasと友達になるべく、すぐさま行動に。蒼空の弟・陸を演じる中山敬悟が英語を話せることから、「どうしたら友達になれるの?」と相談し、声の掛け方を教わったという。さっそく実践すると、快く応じてもらい、連絡先も交換。その後のやりとりについては、「僕は英語が苦手なので、最近はAIにも相談しています。でも、会話が成り立つようになってきて、すごく勉強になります」と明かす。
現在は、「ご飯を食べに行こう」「TikTokを見ているよ」「リポストしてくれてありがとう」といった連絡を取り合っているそうで、「ムンファーのイメージが強かったんですけど、実際は、しゃべることをすごく楽しんでくれる方。友達としてすてきな人で、人間として学べることも多いです」と、国を越えて始まった交流を喜んだ。
この日初公開となった相関図を前に、「現実世界で一番モテそうな登場人物は?」と聞かれると、2人は声をそろえて「陸!」と即答。福田は「陸は絶対にモテる」と力を込め、「クールな感じだけど友達思いで、ちょっとつかめないところもある。絶対に裏でモテるタイプです。ファンクラブもできていると思います」と断言。
相原もすぐに同意し、「蒼空の不器用な部分が陸にはなくて、フレンドリーなのに少し距離感がある。それがオーラに感じられる」と分析。さらに「陽向や蒼空が大事な一歩を踏み出さなきゃいけない時に、背中を押してくれる大事な存在です。視聴者の方も、見ていて『かっこいい』と思うはず。外からも内からもモテます」と太鼓判を押し、陸の活躍にも期待を持たせた。
続いて、ドラマにちなんだフリップ企画へ。劇中、蒼空は“暴君プリンス”と呼ばれていることから、「学生時代の自分にキャッチコピーをつけるとしたら?」という問いに、相原が掲げたのは「おかわりエース」だった。

「中学校までは給食があって、おかわりじゃんけんがあるじゃないですか。僕は絶対におかわりするし、じゃんけんにも負けたくない。ほとんど負けたことがありません」と、負けず嫌いな一面を発揮。さらに、牛乳が余ると毎日3パックを飲み、帰宅後にも1l飲んでいたという豪快なエピソードも飛び出した。
「過剰摂取も過剰摂取です(笑)。高校生になって給食の牛乳を飲まなくなったら身長が止まったので、本当に牛乳のおかげだったのかなと思います」と相原。現在の身長は182~183cmほどで、自身の長身の秘密を牛乳に求め、会場を笑わせた。

一方、福田が披露したキャッチコピーは「即帰宅イケメン」。相原が「自分でイケメンって言うんだ」とすかさず突っ込む中、福田は男子校に通っていた高校時代について、「部活もやっていなかったので、学校が終わったらすぐ自転車に乗って、一瞬で帰っていました。その頃、周りの子から『かっこいいね』と言われ始めて、『あれ、自分ってイケメンなのかな』と、そこで自覚を持ち始めました」と、ひょうひょうと当時を回想。
相原から「早く帰って何をしていたの?」と尋ねられると、福田は「もう寝ていました」と即答し、「いっぱい寝て、178cmになりました」と胸を張った。牛乳を飲んで182~183cmまで伸びた相原と、睡眠で178cmになった福田。思いがけず明らかになった2人の“成長法”の違いが、笑いを誘った。

続く「撮影が終わった今だから言える、相手の気になった部分」では、相原が「グミを食べすぎていたけど、おすすめはある?」と福田に問いかけた。「朝、歩汰さんにあいさつへ行くと、袋いっぱいのグミを持っていたんです」と暴露すると、福田は「現場では、ご飯を食べている時間より、グミを食べている時間の方が長かったかもしれない」と苦笑い。一番好きなのはブドウ系で、コーラ味やソーダ味よりも果物系を選ぶことが多いといい、「この体はグミでできています」と堂々と言い切った。

一方、福田が相原について気になっていたのは、役への「切り替えのすごさ」。「悪口ですか?」と相原が気にする中、福田は、「本番の直前までは素の相原一心で、ちょっと子どもっぽくて、ずっとしゃべっているんです。でも、『よーい』となった瞬間に、一気にめちゃくちゃクールな蒼空に切り替わる。そこがすごいと思いました」と称賛。
クールで無口な蒼空と、よくしゃべる相原本人。その大きなギャップに、福田も驚かされたようだ。普段はよくしゃべるという相原は役作りにあたり、「イケメンって何だろう」と考えた結果、「無駄をそぎ落とすこと」が大切だと感じたという。
「余計なことを言わない、余計な動きをしない。まばたきや表情も必要以上に動かさず、口もあまり開けない方が、余裕を感じてもらえるのかなと思いました」と、クールな蒼空を形作った方法をひもといた。ただし、撮影後にカメラマンから「ギリギリまで盛り上げてくれるのはうれしいけれど、直前まで話して一瞬で役に入ると、やりづらいと感じる俳優もいる」と助言されたことも正直に共有し、「今後は気を付けます」と反省。そんな相原に、福田は「でも、切り替えのプロだと思うよ」とすかさずフォローし、息の合ったやりとりを見せた。
最後のフリップテーマは、「もし自分が恋をしたら、守る派か、守られる派か」。2人はそろって「守る派」を選んだ。劇中では蒼空に守られる陽向を演じた福田だが、「守られるかわいさもいいんですけど、陽向を演じたからこそ、守る側のかっこよさを感じました。自分は守る側になりたいです」と、役を経験したことで生まれた憧れを口にした。

相原も「かっこよく生きたいので、守りたい」と回答。ただし、「よくしゃべるし、よく食べるし、よくつまずくので、逆に守られてしまうかもしれないですけど(笑)。願望としては守る側がいいです」と、自身の少し危なっかしい一面も添え、会場を和ませた。
質疑応答では、互いの所属グループに対する印象も話題に。相原はDXTEENを以前から知っていたものの、福田が生で歌い踊る姿を見たのは今回が初めてだったそうで、「撮影中はずっと、陽向としてのかわいい歩汰さんを見ていました。でも、ステージで歌って踊る福田歩汰さんは、すごくかっこよかったです。尊敬できるポイントが一つ増えました」と絶賛。
福田は、「ONE LOVE ONE HEARTでの歌声が、普段の話し声とはまた違って爽やかで、声がすごくいいなと思いました。男女混合グループなので、身長を合わせたりするのは大変そうですが、いろいろな魅力があるグループです」と好印象を寄せる。今後は互いのライブを見に行きたいと語り合い、撮影中はあまり話さなかったという2人だが、今では互いのステージを見に行く予定を立てるまでに距離が縮まっているようだ。

劇中で陽向のかわいさ、蒼空のかっこよさが特に表れている場面を尋ねられると、福田は、蒼空が自分の思いを強く伝えるシーンを挙げ、「普段の蒼空はクールで不器用で、なかなか自分の感情をうまく伝えられません。でも、陽向と関わることで少しずつ変わっていって、自分の気持ちを強く伝える場面があります。普段の蒼空を見ているからこそ、その姿がすごくかっこよく見えると思います」と熱弁する。
一方、相原は陽向について「1話の陽向の紹介にかわいさが詰まっている。その後も、1話から最終話まで全部かわいいです」と迷いなくきっぱり。福田は、先行上映イベントで観客から「かわいい」と声が上がったことにも触れ、「そう思ってもらえるように演じていたので、声が聞こえた時は『やった』と思いながら見ていました」と手応えをにじませた。
取材会の最後、福田は「今回が初めてのダブル主演で、本当にたくさん悩みましたし、その分、たくさん成長できた作品です。多くの方に見届けてもらえたら。この作品を通して、さまざまな愛の形を皆さんに届けられたらと思います」と初主演作への思いを込めた。
相原は「王道青春作品ならではのはかなさや爽やかさを楽しんでいただきたいです」と見どころを紹介。「BL作品やタイ版のファンの方にも、日本版ならではの面白さを見つけてほしい。日本版から初めて見た方にも、『タイ版も見たい』と思っていただける作品になったと思います。8月1日、深夜1時30分から、ぜひテレビの前で待っていてください」と締めくくった。
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