「Chat Boy」正門良規、川島如恵留と初の縦型ドラマに挑んで驚き「距離感が異様に近くて……」2026/08/01 04:00

正門良規(Aぇ! group)が主演を務め、川島如恵留(Travis Japan)らが共演する縦型ショートドラマ「エスドラ」第4弾作品「Chat Boy」が、8月1日にエスドラ公式YouTubeで配信スタート。それに先駆け、7月31日にマスコミ試写と記者会見が開催され、正門と川島が登壇した。
STARTO ENTERTAINMENTの新たな取り組みとして、これまで第1弾の堂本光一(DOMOTO)主演「記憶買収人」、第2弾の佐藤勝利(timelesz)主演「すべての美しいモンスター」、第3弾の橋本良亮(A.B.C-Z)主演「恋せよ、御曹司」と3作が配信中の「エスドラ」。正門が本作で演じるのは、“絶対に自分を否定してこない”Chat AIによって、自己肯定感を保ちながら働く、漫画編集者・内海圭人だ。ある日、人々のAI依存を恐れた政府が規制を行ったことで、内海のChat AIも使えなくなってしまい……。やがて、内海は“人型AI”をリースする会社「レンタルシンユウ」にたどり着き、高校時代のクラスメイト・藤野誠(川島)にそっくりな人型AIに出会う。
まさに現代ならではと言える題材だが、正門は「お話をいただいて、まず“縦型ドラマをやるんや!”というのが一つ衝撃でした。でも、“新しいことをやるなぁ”と純粋にワクワクしましたし、脚本を読ませていただいても、めちゃくちゃ面白くて。最初にパッと見た時は、奇妙なタッチの物語なのかなと思ったのですが、脚本を深く読み込み、監督さんとお話ししていくにつれて、すごく繊細で美しいお話だなと感じて……」と、オファーを受けた当時の心境を告白する。
川島にとっても縦型ドラマは新たな挑戦となるが、「僕も新しいことをやってみたいと思って、すぐに『やらせてください』とお伝えしました。そしたら、『主演は正門くんです』と言われて、もっと『やりたい!』と思って。まっさん(正門)とお仕事をするのが楽しみだったので、ご一緒できてうれしかったです」とにっこり。続けて、「台本を初めて読ませてもらった時に、“こんな面白い作品があるんだ!”と思って。これを無料で見られる世界、すごくないですか?」と、無邪気に記者陣に問いかけた。
撮影中、“縦型ドラマならでは”を感じる瞬間もあったそうで、「画面の幅が狭いので、ずっとアップのような感じなんです。なので、僕らの距離感が異様に近い瞬間も多くて……。そのおかげで、この作品の取材の時など、顔を近づけるのが全然恥ずかしくなかったです! メンバーとだと照れるのですが、のえさん(川島)とは自然とできました」と正門。実際に川島とその距離感を再現し、「今ですよ!」とシャッターチャンスを提供する場面も。川島もそれに同意し、「『ほっぺたくっつけてもらっていいですか?』みたいなことを言われても、全然ウエルカムだったもんね。本当にいいペアだったと思います。画面の幅と同様に、僕らの心の距離も一気に近づきました」と、うれしそうに笑った。

そんなナイスコンビな2人だが、映像作品では今回が初共演、話すのもほぼ初めてだったという。互いの印象を問われ、川島が「いいやつ~! まじでいいやつです」と即座に答えると、正門も「いい先輩です。本当にリラックスして現場にいさせていただきました」と感謝を伝える。続けて、「オフショットといいますか、裏で回してくださっていた動画などが最近少しずつ世に流れ始めていますが、見ていただくと分かるように、もう初日から仲がいい状態なんです。がっつりお話するのは今回が初めてだったのですが、やりやすい先輩でほっとしました。しかも、のえさんが僕が持っているのと全く同じスウェットを着ていたんです! ネコが酒瓶を抱いている柄の……。その時に“この人、趣味近い!”と思って安心しましたし(笑)、とにかく居心地が良かったです」と、川島への愛を熱弁した。
ただ、共演前まで川島は正門に違うイメージがあったそうで、「まっさんが主演で、関西ジュニアを引き連れて舞台をやっている時期などもあったので、“関西のドン”なんだろうなと。怖い人で、ブイブイ言わせているのかと思った(笑)」とのこと。ただ、「いざお話ししたらめちゃくちゃ優しくて、これはみんなに好かれるなと思いました」と印象に変化があったことを明かす。すると、正門も「のえさんは上品でクールでミステリアスで、少しとっつきにくい人なのかなと勝手に思っていて。でも、それはお会いした瞬間に変わりました。現場にいる全員に『お願いします!』と頭を下げていて……先輩方の中で一番腰が低いです!」と、川島の姿勢をべた褒めした。
本作の題材であるAIについては、あまりなじみがないという2人。普段の付き合い方を問われると、正門は「AI、あれですよね。Chat GTP? GTT? GP?……このレベルです! すみません!」と、てんやわんや。川島も同レベルとのことだが、「われわれ、Chat “BOY”しか分からないんですよ。BOY。『Chat Boy』です! それ以外のことは分からなくて、ごめんなさい」と、すかさず作品のアピールにつなげる。
そんな正門だが、AIに任せたいこともあるといい、「この間ラジオにお便りをいただいたんですけど、アメリカのタクシーがもう無人らしいんです。まさにそれで、移動は全部AIに任せたいですね。乗っているだけで、どこもかしこも連れて行ってほしいです。ペーパードライバーなので、運転が怖くて怖くて……」とのこと。一方で、川島は大型トラックの免許取得を目指し、現在教習所に通っているのだという。自身を“アナログ人間”という正門は、「料理や家事など、生きていく中での細々とした手間が好きで、そういうことは全部自分でやりたいタイプ。なので、生活における“便利グッズ”すらも嫌なんです(笑)。あまり機械には入ってきてほしくない」と、独自の価値観も暴露した。

さらに、それぞれが演じた役についても言及。正門は内海について「今の僕とは全然遠いところにいる人間なので、自分事にするのは大変でした。でも、のえさんとおしゃべりする中で、過去に経験したことや当時感じたことを思い返して、“僕にも内海の部分がいっぱいあったんだ”と発見できて」と話しつつ、「その分、嫌でも自分の過去をさらけ出すような感覚があって、見るのはこっ恥ずかしさもあったのですが、向き合っていて楽しい役でしたし、やって良かった作品の一つです。枝(優花)監督とも出会えて良かった」と力を込める。
対して、藤野役に扮(ふん)した川島は「僕は共感できるところがいっぱいあって、すごく自分と重なるなと思っていました。例えば、僕らはアイドルというものを中学生くらいからやらせていただいていますが、学校で『何でもできてすごいね』『テレビ見たよ。完璧だね』みたいなことを言われることも多かったんです。そういう僕らだからこそ、藤野の“本当はそうじゃないのにな”という葛藤がすごく分かる。演じながらも、グッとくるところがいっぱいありました」と、彼に思いを寄せた。

劇中では高校時代の回想シーンも展開し、2人の学ラン姿を楽しむことができるが、「まだいけるなと思いました」(正門)、「めっちゃ似合っていたよね」(川島)と自信満々。ただ、正門は現代の社会人のシーンでは気になる点があったそうで、「僕がアップになると、ひげがうっすら……」とこぼす。川島はこれに「撮影前にそっても、昼を過ぎると生えてくるんですよ。歯磨きよりもひげそりをしている回数の方が多かったかも(笑)」とツッコみ、正門も「ご飯を食べるたびにひげをそるんです。朝昼晩で(笑)」と現場でのルーティンを披露していた。
最後は、正門が「個人として初めての試みでしたが、『Chat Boy』という作品に携わらせていただいて、本当に良かったと思っています。今、いろいろな縦型ドラマがありますが、これだけ作品勝負といいますか、愚直に勝負している作品はなかなかないんじゃないかなと。実際に、見た方から『映画やん』という感想をいただいたりして、これだけ緊張感たっぷりな約1時間を手元で楽しめるというのは、いい時代の変化でもあるなと感じました。おそらくこれからAIをテーマにした作品が増えてくると思うのですが、今の温度感でこれだけ生々しく描いている作品はそうないはずです。ぜひ今このタイミング、この時代にこそ、皆さんに受け取ってもらいたいなと心から思っています」と本作に対する熱い思いを伝え、会見を締めくくった。
【コンテンツ情報】
「Chat Boy」
YouTube
8月1日午後5:00から無料配信
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