本上まなみ×南野陽子×金子貴俊×南沢奈央「そこ山フェス」大盛況! 次なる目標は“海外の山”?2026/06/15 18:00

BS朝日にて現在放送中の「そこに山があるから」(水曜午後10:30)。放送200回を記念し、6月6日に番組イベント「そこに山があるからフェスティバル」(通称:そこ山フェス)を開催。レギュラー出演者の本上まなみ、南野陽子、金子貴俊、南沢奈央が番組視聴者とともに熱い“山トーク”を繰り広げた。TVガイドWebではイベントの第1・2部に密着。4人のインタビューとともにお届けする。
「そこ山フェス」当日。東京・二子玉川ライズ スタジオ&ホール前にはたくさんの行列が。参加募集開始から10日間で600人の応募が来たという。お客さんの中には静岡県や山梨県から訪れた人も。立ち見のお客さんが会場外にあふれ出るほどの大盛況ぶりに、4人も「泣けてくる!」と大喜び。
イベントの始まりはレギュラー出演者による元気な宣誓から。第1部では4人が登った山の数の話題に。南野は自身の予想を上回る登頂数に「私、すごくないですか!」と思わずドヤ顔。金子は自身の登った山の数に驚くも、「もう少しで100座だった……」と若干の悔しさをにじませる。

トークパートでは南沢と南野が忘れられない景色を紹介。山の絶景と2人の登山エピソードに、参加者も興味津々。絶景の数々に時折拍手や「きれい」「いいねぇ」といった感嘆の声が漏れる。南野はイベントに自身の登った山の情報を書いた“そこ山ノート”を持参。ノートの中には登山当日の天気や山に生息している植物のほか、スタッフへの苦言(?)も書かれているという。南野流ジョークに会場の参加者も大爆笑。
第2部では4人が出会った“ビクトリーロード”の話から再開。“ビクトリーロード”とは山頂へ向かう最後の稜線(りょうせん)や視界が開けた一本道のこと。おのおのが登頂時の思い出を振り返り、感想をしみじみと述べる。また、4人はそれぞれが登った山のドローン映像から山名を当てる「そこ山クイズ」にも挑戦。ドローン映像が映し出されると、客席からは「あっ!」「あそこだ!」「番組であったなぁ……」という声がちらほら。参加者の登山の玄人ぶりを感じさせた。
解答者本人たちはというと「山の名前まで覚えていない……」とやや弱気。即答できた人もいれば、お客さんの力を借りながらなんとか答えたメンバーも。そして、金子と本上もそれぞれ忘れられない山を紹介。四者四様の個性あふれる登山スタイルに観客もくぎ付けとなった。
イベントではそのほか、山で見られる神秘の自然現象や四季の絶景も紹介。さらに、番組テーマ曲を奏でるROTH BART BARON〈三船雅也 SOLO〉やミュージシャンの七尾旅人、角銅真実によるライブが実施された。最後には会場全員と4人が記念撮影をして終了。2年ぶりとなる「そこ山フェス」は大盛り上がりで幕を閉じた。
なお、この模様は6月17日のレギュラー放送内で200回記念スペシャルとして放送される。

本上まなみ×南野陽子×金子貴俊×南沢奈央 インタビュー
――イベント、お疲れさまでした! 参加されてみていかがでしたか?
本上 「2回目のフェスができることがまずうれしくて。テレビを通じて、同じ“山登り”という趣味を持っている人たちが一つの場所に集まり、時間を共有する。すごくぜいたくな空間だなって。番組を見て終わるだけじゃない良さがこのフェスにはあると思います。だから今回2回目のフェスを実施できたことも、たくさんのお客さまにご応募いただけたことも本当にうれしい。あとは、見に来られている方がとても山に詳しく、クイズもすぐに分かっていらっしゃったのがすごく印象的で。私よりもっと山と向き合い楽しんでいらっしゃる方がたくさんいるんだなという発見もあって、すごく楽しいなと感じました」
南野 「“フェス”という時点でプロデューサーさんの個人的な趣味のようなものを感じるのですが……(といいながらプロデューサーの方をちらっと見る)。というのは冗談で(笑)。ファン感謝祭じゃないですが、普段番組を見てくださる方や山好きな方と向かい合ってお話ができるのは、すごくいい機会だなと。私自身もフェスを楽しめました!」
金子 「100回記念で『そこ山フェスティバル』をやってから今回2度目ですが、以前にも増して多くの方に来ていただいて。番組を通してリアルに山好きな人が集まることはすごく貴重なので、今後のロケの力にもなります。こういうイベントは毎年、もしくは50回区切りで定期的に続けていきたいですね!」
南沢 「今回初めてフェスに参加したのですが、普段お三方に会えないので、こうやってイベントで集まりトークができること自体すごく楽しくて。あとは、お客さんの前に立ってみて、『こんなにも愛されている番組なんだ』と改めて実感できました。皆さんがおっしゃっているように、“山”という共通の好きなもので集まっているから、来てくださった方々も楽しんでいるのが伝わってくる。私は山に行くと開放的な気持ちになるのですが、このフェス自体がそういう場になっているような気がして。普段のイベントではすごく緊張する方なのですが、今回はリラックスして臨めました!」
――これまでさまざまな山を登ってこられた皆さん。そもそも山登りをするに至ったきっかけは何だったのでしょう。
本上 「母方の田舎が山形なのですが、近くに羽黒山、月山、湯殿山の“出羽三山”があって。子どもの頃、夏に1か月ぐらい帰省した際には、元気を持て余した私や兄弟、いとこたちがワーって山に登っていたんですよね(笑)。最初はしんどかったのですが、だんだんと体力がつき登れるようになって。『一緒に頑張ろう』って言い合いながら登った時の楽しかった記憶がずっと心の中にあります。だから、童心に返って山と向き合う時間が一番リフレッシュできるんですよね。私は10代半ばからこの仕事をしているので、いろんなことで『こうしなきゃ』『こうでなきゃいけない』と、自分で自分を決めつけてしまう部分があったのですが、自然の中に入るとそれを一旦置いてこられる。一人の人間、一人の生き物として山の中に入っていけることがすごくうれしくて。大人になってからどんどん山登りにハマっていったように思います」
南野 「私は本当にインドアな方でスポーツも本当に苦手。登山とは縁遠い生活を送っていたのですが、37歳の時に『日本人として一回ぐらい富士山に登らないとまずくない?』と周りでなりまして。私が言い出しっぺだったから引くに引けず(笑)。『どうしよう、無理だな』と思っていたんですけど、登れたんです。それでちょっと自信がついて、そこから3回富士山に行きました。それでも他の山を知らないから、『山のドラマがあったら出るよ』と言ってみたり、取材で山について語っちゃったりとかして。そうしたらこの番組のオファーが来たんです。時期によって膝やぎっくり腰などがあるため、恐る恐る山に登っているのですが、登ればすごく気持ちいい。年を重ねるごとにお花や自然にも目がいくようになって。今までの自分とは違う自分に出会えた気がします!」
金子 「本格的に山にひかれてプライベートでも行くようになったのは、北アルプスの奥穂高の隣にある前穂高岳を登った時。通常の登山道ではなく、“バリエーションルート”という崖などがある険しいところを登ったのですが、自分の力で両手・両足の全部を使って登ったからか達成感がすごくて。普通に登る時以上に、命がけで登った人にしかこの景色は見られないんだなと感じて。その時、素直に自分を褒めてあげられたことが大きかったです。あとは、北アルプスの立山や穂高岳連峰から槍ヶ岳までつながっている景色があまりにも圧巻で。『もっと山に登りたい! いい景色を見たい!』と思うようになりました。振り返れば、僕はハードな山を乗り越えるのが好きみたいです(笑)」
南沢 「私は元々クライミングなどが好きで山には行っていて。フェス内でも紹介されていた湯河原の幕山や御岳山の岩を登っていました。その時、山の中にいるのがすごく好きだなと感じたのですが、登山はしたことがないと気付いて。山に登りたいと思い始め、いろんなところで言っていたら、別番組の企画で谷川岳へ登山をすることになりました。その時が初めての登山だったのですが、山小屋に泊まって、山頂から御来光を見て……というフルコースを存分に楽しみました。その後帰ってきた時に、体は疲れているんですけど、心がめちゃくちゃすっきりしていて『なんだ、この感覚は』と(笑)。あの感じが忘れられず、また味わいたいという気持ちが出てきてから山登りが好きになりましたね。本上さんもおっしゃっていましたが、山に登ると、いち人間に戻る感覚がある。一つの仕事が終わってリセットしたい時に山へ行くというリズムが徐々に作られていきました」
――皆さんそれぞれに山との出会いがあったんですね! 最後にこれから番組でやりたいことを教えてください!
本上 「私は生き物や小さいキノコ、コケが好きで。歳を重ねていくごとに、自然と見るようになりました。日本列島は縦に長いので、いろんな生態系がある。私は京都に住んでいるので関西の山に登ることが多いんですけど、場所によっては北の植物と南の植物の両方が生息している山もあるんですよ。生態系が重なっている山はすごく興味深くて面白い。だからそういった“はざまの山々”をぜひ巡ってみたいですね」
南野 「奥深い山とかに登ってみたいなと思いつつ、年々体力といろんなガタが来ておりまして、なかなかそういう訳にはいかないのですが……。この番組で皆さんが登られている山を見ても、『自分も登りたい』というよりは、行った気になれるんですよ。番組から皆さんの息遣いも聞こえてくるので、それでちょっと満足しちゃう。でもそうですね……、誰かと一緒に登山をしてみたいな。一回金子さんと一緒に登ったことがあるんですけど、雪山かつ猛吹雪だったからしゃべる余裕がなくて(笑)。だからいつか誰かと話しながら山を登ってみたいです」
金子 「常にいろんな山を登りたいんですけど……。もう、本当に言っていいですか。(声を大にして)ずっと日本の山を登っていますけど、いつか海外の山に登ってみたい! ぜひスイスに行きたいです。この間、スイスで飛行機の乗り換えをしたのですが、トランジット先の空港からちょうどアルプスが見えたんですよ。『こんなに近くから見えるんだ!』と感動して。だからもう行くしかないと思っています!」
南沢 「クライミングをやっていたので、険しいところにも行きたいなと思いつつ。登山を始めた時、つい有名な山ばかりを見てしまいがちで。『百名山を制覇するぞ!』と意気込んでいました。ただ、番組を通して、全国各地に地元の人から愛されている山や小さくあまり名前が知られていないけれど魅力的な山もいっぱいあると知れて。百名山だけじゃなく、そういう山もリサーチしたいなと。この番組を見て、私も行きたい山がどんどん増えていっています。前に金子さんが登られていた長野県の三峰山にも行ってみたい。山の見え方は季節によっても異なるので、これまで登った山を違う時期に行くのもよさそう。チャレンジすることがいっぱいありそうです!」
6月17日は、「放送200回記念スペシャル」として「そこ山フェス」の模様を放送。ぜひお見逃しなく!
【番組情報】
「そこに山があるから」
BS朝日
毎週水曜 午後10:30~10:54
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