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山田涼介が遺伝子学者に「次の展開が全く見えない」ヒューマンミステリー「一次元の挿し木」で主演2026/05/12 04:00

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山田涼介が遺伝子学者に「次の展開が全く見えない」ヒューマンミステリー「一次元の挿し木」で主演

 山田涼介Hey! Say! JUMP)が、日本テレビ系で7月にスタートする新日曜ドラマ「一次元の挿し木」(日曜午後10:30=読売テレビ制作、開始日未定)で主演を務めることが決定した。併せて、山田のワンショットビジュアルも解禁。タイトル「一次元の挿し木」に合わせ、さまざまな花や植物をあしらった1枚となっている。

 山田が扮(ふん)するのは、遺伝子学を研究する大学院生・七瀬悠。4年前の豪雨で行方不明になった義理の妹・紫陽が生きていると信じ続ける人物だ。ある日、インド・ループクンド湖で発掘された200年前の人骨のDNA鑑定を行ったところ、行方不明の妹・紫陽とDNAが完全一致するという不可解な謎に巻き込まれていく。DNA一致の謎、関係者の不審な死、盗まれた人骨、消えた過去の記憶。その全てが一本の線でつながっていく中、悠は過去と現在をつなぐ巨大な闇へと踏み込んでいく。二転三転する真実の果てに待つ、想像を絶する結末。時を超えた謎に挑むヒューマンミステリーが幕を開ける。

 原作は、2025年「このミステリーがすごい!」大賞 文庫グランプリを受賞し、発行部数65万部を突破した松下龍之介氏の同名小説。脚本は映画「死刑にいたる病」「さがす」などを手がけた高田亮氏と清水匡氏が担当する。

 オファーを受けた山田は、原作小説を読んで「本当に次の展開が全く見えないミステリーだと感じました。今年33歳になりましたが、これまでの人生でいろんな人と出会いいろんなことを吸収して、インプット・アウトプットしてきた山田涼介が、この七瀬悠を演じたらどんなふうになるんだろう……という自分自身への探求心を感じて、このオファーを受けることを決めました。それぞれのキャラクターがそれぞれの思惑の中で動く、いろんな愛の形を持った人たちが集まっているドラマだと感じていて、それはこれまでにさまざまな経験をしていないと分からない部分もあると思うので、この年齢で、この人生経験を経た中で、この役に挑めるのは良かったなと思っています」と、33歳という今だからこそ向き合える役との出会いへの思いを率直に打ち明ける。

 台本については、「面白い! もちろん小説には小説の良さ、ドラマにはドラマの良さがありますが、ドラマオリジナルの部分も、小説とはまた違う面白さがあるので楽しんでほしいです。(視聴者の皆さんは)考察をすると思うんですが…多分、考察しきれないと思います!予測できないと思いますが、考察で盛り上がってくれるといいですね」と目を輝かせる。続けて「本編もかなり時を超えて行ったり来たりするのですが、撮影自体も1話を撮って7話を撮って……といった感じで、まさしく“時を超えた”撮影になると思うので(笑)演じる側としては難しいですが、すごくやりがいがありますね。台本とにらめっこの日々が続きそうです」と撮影への期待をにじませた。

 悠という人物に関しては、「正直、悠のことは……何も分からない(笑)。しいて言うなら、一つのことを信じて、その道を突き詰めて真っすぐ進む、というところは、僕も同じタイプなので似ている部分なのかな、と。悠の視点で見ていただく視聴者の方も多いと思うので、悠と一緒に謎を考察して解明していく、そんな風に楽しんでもらえたら嬉しいですね」と、自身との共通点を見つめた。

 ビジュアルに合わせて好きな植物を問われると、「盆栽が好きで育てていて……たまたまなんですが、僕が育てているのが真柏(しんぱく)という盆栽なんです。この真柏は、“生と死”をテーマにした盆栽で、生きている木とすでに死んでいる木を融合させて、死んでいる木にも生きている木の栄養を流し込んでいく……それで1本の木として成立している、という木で、すごくこの作品とリンクするところがあるなと思っています。盆栽って、バックグラウンドがちゃんとあったり、サイズは僕よりずっと小さくても僕より年上で長く生きているものもあったり……奥が深くて面白いです」と、愛好する盆栽と作品との不思議な縁を明かす。

 そして、「33歳になったこのタイミングでこのドラマがスタートして、6~7月で初めてのソロドームツアーがあったりもして、すごくいいスタートが切れるかなと思っています。この勢いを止めることなく、この先も走り続けたいなと思いますね」と力強く前を向き、現場については、「共演者の皆さんと現場でお話する時間が楽しみですね。ライトな作品とは言えないミステリードラマではありますが、内容が暗いからといって現場が暗くなる必要はないと僕は思っているので……スタッフさんも含めて、みんなで楽しく和気あいあいと撮影ができたらいいなと思っています」と声を弾ませた。

 最後に視聴者に向けて、「あまり構えずに現場に行って、いろんなことが現場でリアルに起きているように演じていきたいなと思っています。ぜひ、視聴者の皆さんも、悠視点でこのドラマを追って、真相を突き止めていただけたらな、と思います!」と呼びかけた。

山田涼介が遺伝子学者に「次の展開が全く見えない」ヒューマンミステリー「一次元の挿し木」で主演

 原作者の松下は、「『一次元の挿し木』は僕のデビュー作です。執筆中は小説を書いていることを誰にも打ち明けてこなかったので、受賞後に編集者さんの口から登場人物の名前が出てくるたびに、なんだか自分の脳みそを直に触られているようなむずがゆさを覚えました。それ以降も、この作品の世界や人物に多くの読者の方が共鳴し、共感してくださっていることに深く感謝しながらも、その一方で、僕だけが知っていた友人たちを誰かに紹介してしまったような寂しさ、加えて、自分の魂を切り売りしてしまったような罪悪感を覚えることもありました」とデビュー作が世に出ていく過程の複雑な心境を伝える。

 さらに、「作者の理解が追いつかないほどの速度で、『一次元の挿し木』の根が次元を跨いで広がっていくことに戸惑いながらも、実際にお会いした制作陣の皆さまが、この作品を真摯(しんし)に読み込み、情熱を持って向き合ってくださっている姿を見て、少しずつ、『この作品はすでに僕だけのものではない』という意識も芽生えました。原作者として、そして一視聴者として、ドラマ『一次元の挿し木』を楽しみにしております」と、作品が自分の手を離れていくことへの覚悟を示した。

 本作を手がける中山喬詞プロデューサーは、「遺伝子はうそをつかないのか……人間は遺伝子にあらがえないのか……松下先生からお預かりさせていただいた大切な原作。極上のミステリー。200年の時を超えた壮大な謎解きを皆さんに楽しんでいただけたらと思っています」と本作への思いを力説する。

 山田が演じる悠については、「お会いさせていただき、月並みな表現ですが……大好きになりました。虜(とりこ)になりました。吸い込まれる感覚。それほど魅力的な方でした。眩いほどのきらびやかな光をまとった希有な方。ですが、今回はそんな光を内に秘め、妖艶な影に変えていただきます。危うくて……脆くて……はかなくて……誰かが支えてあげないと壊れてしまうかもしれない繊細さ。でも、その心と体の中には、誰よりも強く、誰よりも固い、“信じたい”という思いが……そんな人生、そんな運命に、一人の人間がどうあらがい、どう乗り越えるのかを一緒に見届けていただければと思います」と放送への期待を言葉に込めた。

 安部祐真プロデューサーは、「原作を読んだとき、この“あり得ない謎”に、一気に引き込まれました。物語が進むにつれて真実は何度も揺らぎ、人間の感情や存在そのものにまで問いを投げかけてきます。その一方で、作品の根底に流れているのは、“大切な人を失った悲しみ”や、“それでも誰かを信じたいという思い”といった、とても普遍的で切実な感情です。単なるミステリーでは終わらない、人間ドラマとしての深い魅力に強く心を動かされました」と原作との出会いを回顧する。

 そして、「松下先生にお会いした際、『最高のエンタメ作品にしてください』という言葉をいただきました。その言葉を胸に、キャスト・スタッフ一丸となって、この作品に真摯に向き合い、全力で挑みます。“あり得ない謎”の先に待つ真実を、ぜひ最後まで見届けていただけたらうれしいです」と、制作への決意を新たにした。

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