土曜ドラマ「ムショラン三ツ星」2026/06/01
番組情報
あらすじ(第3回 6月6日放送)

炊場で長時間働く受刑者の延長食にドーナツを作ろうと思う葉子(小池栄子)。だが物価高騰の折、入江(生瀬勝久)は延長食の予算の大幅カットを宣言する。葉子は余った食材を生かした豆腐ドーナツを考案して乗り切るも、炊場の面々と他の受刑者との間で思わぬもめ事が起き、延長食のドーナツは中止になってしまう。就職の決まらない娘の灯(石川萌香)の外泊も続き、葉子は公私共にピンチを迎えていた。
キャラクター紹介
- 銀林葉子(小池栄子)
地元の男子刑務所に勤める管理栄養士。元・高級イタリアン店の超一流シェフだったが、店のオーナーが売り上げを全て持ち逃げし、閉店の憂き目に遭う。毎月の献立の作成など事務仕事がメインだが、炊場(炊事工場の略)から呼び出しがかかれば駆け付けなければならない。2人の子どもがいる。 - 杉山賢二(中村蒼)
炊場担当の刑務官で、受刑者たちの調理作業を管理する。時にルール外の行動をとる葉子を厳しくチェックする。受刑者への口癖は「昔の自分に戻っていないか」。甘党で辛いものが苦手。 - 瀬下万美子(ともさかりえ)
矯正処遇部・工場区主任の刑務官。葉子の着任後に給食のゴミが増えたことで、葉子に冷たく対応する。酒豪で上司のあしらいがうまく、オヤジ転がしの異名を持つ。 - 川口心平(玉置玲央)
炊場で働く受刑者。勤務先の工場主とのいざこざで相手を死亡させ、過失致死罪で服役中。葉子たちと調理作業を行う中で、次第に自分の罪に向き合うようになる。 - 尾藤護(関口メンディー)
炊場で働く受刑者。他の刑務所でも服役した経験があり、濱崎刑務所の給食に不満がある。母一人子一人の環境で育ち、母親に対して複雑な感情を抱いている。 - 入江鷹雄(生瀬勝久)
総務部総務部長で、刑務所のナンバー2。所内の秩序維持のため規則に厳しく、例外を認めない。ルールを度外視して料理を作る葉子と、何かにつけて対立する。 - 名取恒太朗(國村隼)
濱崎刑務所所長。濱崎刑務所をモデル刑務所として改革しようとする中、葉子の経歴に興味を持ち採用する。イタリア通で料理が得意。過去の受刑者とのトラブルで左腕に深い傷跡がある。
出演者
小池栄子/中村蒼/ともさかりえ/玉置玲央/関口メンディー/生瀬勝久/國村隼 ほか
スタッフ・音楽
原作:「めざせ!ムショラン三ツ星」黒栁桂子/脚本:鈴木香里/脚本:服部隆/脚本:青塚美穂/演出:本橋圭太/演出:瀬野尾一/制作統括:渡邊竜/制作統括:髙橋練/制作統括:谷口卓敬/プロデューサー:勝木孝
主題歌:Chilli Beans.「breath」
主演・小池栄子で送る、刑務所内の知られざる食のありさまを描く刑務所社会派コメディー

現役の刑務所に勤務する管理栄養士・黒栁桂子さんによる傑作ノンフィクションを、主演・小池栄子でドラマ化。腕利きのイタリアンシェフとして名をはせた主人公・銀林葉子(小池)は、ふとしたことから刑務所の管理栄養士として働くことに。刑務所で食事を作るのは料理初心者の受刑者自身のため、珍事件が続発する。さまざまな壁にぶつかりながらも、葉子は受刑者たちと一緒に“少しでも更生につながる”おいしい料理を目指していく……。一癖も二癖もある登場人物を演じる共演に、葉子のバディとなる刑務官役の中村蒼を始め、ともさかりえ、玉置玲央、関口メンディー、生瀬勝久、國村隼と実力派キャストが集結した。
記者会見情報

現役の刑務所に勤務する管理栄養士・黒栁桂子さんによる傑作ノンフィクションが原作のドラマ「ムショラン三ツ星」の完成会見が行われ、主演の小池栄子のほか、中村蒼、玉置玲央、関口メンディー、ひょうろくと制作統括の渡邊竜さん、高橋練さんが登壇した。今回、イタリアンシェフとして名をはせながらひょんなことから刑務所の管理栄養士として働くことになった銀林葉子を演じる小池は、「このような仕事があることを初めて知りました」と告白し、「“食”の尊さを、この役を通して伝えていければ」と意気込んだ。さらに、会見中には原作者の黒栁桂子さんも登場し、「小池さんはこの役にピッタリ」と太鼓判。小池も黒栁さんについて、「パワフルでかわいらしい」と話し、さらに「料理で人の気持ちを変えられる可能性を信じていらっしゃる方で、ぜひ演じてみたい」と力を込めた。まったく新しい“刑務所社会派コメディードラマ”に注目だ。
ポップな作品になっているので、多くの方に楽しんでいただけたらいいなと思います(小池栄子/銀林葉子)

刑務所の中に炊場という場所があって、さらにそこで受刑者の方々に管理栄養士がメニューを提案したり、調理指導したりという仕事があることを初めて知りました。受刑者の方々は、いろいろな境遇の方がいて、その裏に傷ついた方や悲しんでいる方々がいるわけですが、刑務所の中ではみんなで同じ食事を作り、食べるということを通して、更生に向けて、“食”の尊さをこの役を通して伝えていければいいなと思います。皆さんがそれぞれしっかりしているので、座長っていう気持ちもなく、みんなと一緒に楽しく会話しながら撮影できました。実際は刑務所の中って、私語厳禁だったり、笑顔を見せてはいけないなどのルールがあるんですが、そこはドラマということで大目に見ていただいて。原作者の黒栁さんは、パワフルでかわいらしくて、料理を愛していらっしゃる方なんだなって。料理で人の気持ちを変えられるんじゃないかとか、1歩踏み出せるんじゃないかっていう可能性をすごく信じていらっしゃる方だなと思って、そこに私は感動してこの役を演じてみたいなと思いました。
“食”を通して人は変われるのかということを伝えていければ(中村蒼/杉山賢二)

“食”を通して人は変われるのかということをテーマに、さらに楽しくポップにこのドラマを通じて伝えていければと思います。撮影の合間に生瀬(勝久)さんに小池さんがツッコんで、生瀬さんも喜んでいて、昔から絆がある2人なんだなと思いながら見ていました。自分は緊張していたので、こんな距離感でいいのかと驚愕(きょうがく)しました。また、いろんな人と話してみて、仲良くなれるところを探します。今回、皆さんがたくさんコミュニケーションを取ってくださって楽しかったです。玉置さんも、こんなに話してくれる方だとは思わず、意外でした。
他の方とは一線を画す設定を持ち込んで撮影に臨みました(玉置玲央/川口心平)

自分は罪を犯してしまった側の人間を演じますが、食事を作って、食べることの尊さや、受刑者にもそれぞれの人生があるということを感じることができました。演じる川口は、複雑な過去があり、周りの受刑者とうまくコミュニケーションが取れなかったりしますが、物語が進むにつれてその理由が明かされていきます。(刑務所内は厳しいルールがあるが)マイルールはあいさつをすることです。なかなか目を合わせてもらえないこともありますが、そんな時は世間話で和ませるようにしています。
役作りとして金髪を黒髪にしました(関口メンディー/尾藤護)

人が一番大切にしている“食”を通して、どうやって変わっていくのかがポイントだと思います。食の大切さに加えて誰と食べるのかが重要ですし、“食”が前に進むための原動力になっているんだと痛感しました。今回演じる役がベテランの受刑者で、その感じをどう出すかを監督や現場にいる刑務官の方に聞いて、受刑者としての所作を教わっています。普段は、食べ過ぎると眠たくなるのでお昼ご飯を食べないようにしていますが、食事のシーンが多かったので結構食べてしまい、昼過ぎには眠気が来てしまいました。
何も分からないまま刑務所に入っているつもりでいます(ひょうろく/三島茂)

今回は、逮捕されてしまった役を演じさせてもらい、トラブルにつながる行動や、刑務官の方が気にする行動など、知らないことが多く勉強になりました。また、食べることってすごく幸せなことなんだなと気付かされました。撮影前に監督に「どんな罪で捕まったのか」と尋ねたら、「分からない」と返されて……。「この人は何で入っているんだろうねって、うわさになるぐらいの人でいいかもしれないね」と言われたので、ただあそこの空間にいるくらいのつもりで演じさせてもらいました。
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