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尾上右近、大河ドラマ「豊臣兄弟!」仲野太賀の演技に涙「あそこまで感情を動かされるとは」2026/04/19 20:45

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尾上右近、大河ドラマ「豊臣兄弟!」仲野太賀の演技に涙「あそこまで感情を動かされるとは」

 NHK総合ほかで放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜午後8:00ほか)で、足利義昭を演じている尾上右近。数奇な運命に翻弄(ほんろう)された、室町幕府最後の将軍。足利将軍家の再興を目指し、明智光秀(要潤)を通じて織田信長(小栗旬)に接近、上洛を持ちかける。

 仲野太賀が主演を務める大河ドラマ第65作で描くのは、戦国時代の真っただ中、強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の物語。夢と希望の下克上サクセスストーリー。主人公は天下人の弟・豊臣秀長(小一郎/仲野)。歴史にif(もしも)はないものの、「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わしめた天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く波乱万丈のエンターテインメントとなっている。

 「本音と建前が交錯する世界で生きる人ほど共感していただけるのでは」と語る尾上。人の心を読むことに長けた将軍を、身近に感じられるよう演じている。

尾上右近、大河ドラマ「豊臣兄弟!」仲野太賀の演技に涙「あそこまで感情を動かされるとは」

――足利義昭という役柄をどう捉えていますか?

「義昭は、人の心を読むことに長け、状況に応じて相手が求める姿を演じることができる人物です。政治的な頭脳だけでなく、人間の感情に対する理解も非常に深く、政治家としての才能もあると感じています。一方で、明智光秀の前では素の部分を見せるところがあり、その人間味も魅力的ですね。本音と建前が交錯する世界で生きる人ほど、義昭に共感していただけるのではないかと思います。将軍という特殊な立場にある人物ではありますが、できるだけ身近に感じてもらえるよう意識しながら演じています」

――撮影で印象に残っているシーンは?

「第11回『本圀寺の変』(3月22日放送)は、三好三人衆が義昭の滞在する本圀寺を襲撃した回。絶体絶命の状況に追い込まれ、覚悟を固めた義昭に対して、小一郎(仲野)から放たれた『ぶざまでも生き延びてくだされ!』というセリフには、義昭と同じように僕自身も心を大きく揺さぶられました。脚本を読んだ段階では想像もしていなかった芝居の展開でしたし、自分があそこまで感情を動かされるとは思いませんでした。太賀さんのお芝居に突き動かされるように、自然と涙があふれてきたので、その感情を思い切ってさらけ出しました。結果として、とても美しいシーンになったのではないかと感じています。豊臣兄弟は、意外なところで笑わせてくれたり、ふとした瞬間に励ましてくれたりと、人間の『隙』をくすぐるのが本当にうまい兄弟だと思います」

尾上右近、大河ドラマ「豊臣兄弟!」仲野太賀の演技に涙「あそこまで感情を動かされるとは」

――織田信長との関係性はどのように描かれていきますか。

「義昭と信長は、お互いに探り合っている関係に見えるかもしれませんが、私としては第13回『疑惑の花嫁』(4月5日放送)で信長に伝えた『そなただけが頼りじゃ』という言葉に、嘘はなかったと思っています。ただその一方で、信長という人物の計り知れなさも、義昭はひしひしと感じています」

――信長から五ヶ条の条書を突き付けられた場面について教えてください。

「その思いが最も象徴的に表れているのが、同じく第13回で信長から、五ヶ条の条書を突き付けられた場面です。臣下の前では『自分のことを思ってこその忠言だ』と受け止めますが、内心では相当悔しかったでしょうし、政治の世界における自分の未熟さも思い知らされた瞬間だったと思います。信長にはどうしても届かない部分があるのではないか、という恐怖や不安も感じていたはず。その思いが怒りへと転じ、藤戸石を斬りつけるという行動として爆発する。あのシーンは、『豊臣兄弟!』における足利義昭を象徴する場面だと考えています」

尾上右近、大河ドラマ「豊臣兄弟!」仲野太賀の演技に涙「あそこまで感情を動かされるとは」

【番組情報】
大河ドラマ「豊臣兄弟!」
NHK総合
日曜 午後8:00~8:45ほか
NHK BSプレミアム4K
日曜 午後0:15~1:00ほか
NHK BS・NHK BSプレミアム4K
日曜 午後6:00~6:45

文/TVガイドWeb編集部

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