「北方謙三 水滸伝」亀梨和也と満島真之介の緊張感あふれる一騎打ちのシーンを公開2026/03/13 09:00

WOWOW、WOWOWオンデマンド、Leminoでは、織田裕二主演の連続ドラマ「北方謙三 水滸伝」(日曜午後10:00)を放送・配信中。この度、乱世を生きる漢たちの生きざまを映し出した本編映像と、キャスティング&撮影秘話が新たに公開となった。
壮大なスケールと緻密な人間描写で熱烈な支持を集める、巨匠・北方謙三氏の小説「水滸伝」(集英社文庫刊)。シリーズ累計発行部数1160万部を超える大河小説の金字塔が、ついに映像化された。連続ドラマ「北方謙三 水滸伝」は、日本ドラマ史上“規格外”のスケールで描く叛逆(はんぎゃく)の群像劇だ。
主人公・宋江役の織田をはじめ、反町隆史、亀梨和也、満島真之介、波瑠、玉山鉄二、松雪泰子、佐藤浩市ら豪華キャストが集結し、腐敗した世にあらがう“はみ出し者”たちの闘いを描き出す。
解禁された映像は、政府側の巡検使として梁山湖を訪れた楊志(ようし/満島)と、“梁山湖の砦の絶対的支配者”王倫(萩原聖人)の命によりそれを迎え撃つ林冲(亀梨)の、緊張感あふれる一騎打ちのシーン。最強の槍使い・林冲と、建国の英雄・楊業(ようぎょう)の血を受け継ぐ正義の武人・楊志(満島)が、決死の形相で相対する。スピーディーで一進一退の攻防の末、林冲が楊志の剣を払い、槍を突き付けたことで決闘は決着。
その様子を宋江と晁蓋(反町)も遠くから見守る。国の命に従い戦い、負ければ死ぬ。軍人としての誇りを胸に、楊志は「殺せ」と言い放つ。
だが林冲は、「それまでして戦う価値が今の宮中にあるか! 俺のように軍を捨てれば、道は開く」と鬼気迫る表情で言い放つ。さらに「開封府(かいほうふ)に戻って、もう一度お前を使っている連中を見てこい! それでもこの槍で突かれたければ、戻ってこい」と言い残し、映像は幕を閉じる。
先祖代々、軍人として国を支えてきた楊志の葛藤。仲間と共に未来を変えるため戦いに身を投じる林冲の覚悟。激動の世を生きる漢たちの“思い”と“生きざま”を生々しく描き出した本作。ここからさらに加速していく叛逆の物語への期待を、大きく高める映像となっている。
さらに、梁山泊最大の敵・李富を務めた玉山と、誇り高き義の武人・楊志を演じた満島に関するキャスティング秘話と貴重な撮影エピソードが明らかになった。
まずは、李富役の玉山について。諜報機関「青蓮寺(せいれんじ)」の幹部として、梁山泊(りょうざんぱく)の前に立ちはだかる人物であり、まさしく“最大の敵”として大きな存在感が求められた李富だが、プロデューサーの大原康明氏は、「宋江たちが挑む国家の強大さを示すためには、敵対する李富の底知れぬミステリアスさや恐ろしさを描く必要があったんです」とコメント。続けて、「揺らぐことのない芯を表現してくださり、強烈な存在感で物語をさらに引き上げてくださる存在として玉山さんが思い浮かびました。これまで物語の主人公にとどまらず、相対する立場の人間も魅力的に演じてこられた玉山さんなら、真っすぐな李富の姿と、一方で屈折した姿どちらも表現していただけると確信し、オファーをさせていただきました」と、キャスティングにかけた思いを明かす。劇中でも、冷酷非情な策略家として、梁山泊の壊滅に執念を燃やす李富の強烈な存在感は、叛逆のドラマにさらなる深みとリアリティーをもたらしている。
そんな玉山の撮影現場での様子について、大原氏は「冷え込みが厳しい過酷な現場のなか、諜報戦を得意とする青蓮寺は特にセリフ量も多かったのですが、気迫に満ちた素晴らしいお芝居・表現をしてくださいましたし、“次元大介”つながりの大塚明夫さん(袁明役)とも現場では和やかにコミュニケーションを取っておられました」と回顧。
また随所に見せる狂気じみた怪演も非常に印象的だが、そこについても、「李富が“替天行道(たいてんぎょうどう)”を破いて食す、ロウソクを垂らすといった印象的なシーンは若松節朗監督のアイデアなのですが、玉山さんはすべてに果敢にチャレンジしてくださり、李富の存在感がさらに際立ったのかなと思います」と貴重な撮影秘話を語るとともに、称賛している。
続いて、楊志役を担った満島についても語った。北宋を築き上げた英雄の末裔であり、軍人としての誇りを胸に生きてきた男・楊志のキャスティングは、「制作陣も相当な熱が入っていた」ようで、大原氏は「折れないひたむきな心を常に持っていて、楊志の力強さと闘争心を表現していただける方に演じていただきたい。そういった思いから満島さんにお声掛けをしました。若松監督も以前、満島さんとドラマでご一緒しており、その熱量やお芝居への姿勢に魅了されていたようです」と熱量あふれるキャスティングエピソードを挙げる。常に全力投球な姿勢から「マックス」の愛称で親しまれ、熱くバイタリティーあふれる満島の人間性は、まさに楊志役にぴったりだ。
そんな満島の撮影への姿勢について大原氏は、「楊志は物語の中で軍人として誇り高く戦う姿、そして、軍から去り、何もかも失った状態で闘う姿。全く異なる二つの姿を描いています。どこか品格漂う楊志と、荒々しく獣のように賊徒と闘う楊志の変化を身体一つで見事に表現してくださいました。撮影スケジュール上、1か月ほど空いてしまうようなこともあったのですが、そんななかでも役に入り込み、集中力を切らさないためにも“吹毛剣”をご自宅に持ち帰ってまで、常に存在を感じておられたと伺って。まさに『役を生きる』姿勢に感激しました」と絶賛。
そして伴侶・済仁美を演じた波瑠、息子の楊令役・岩川晴らと過ごす撮影現場については、「波瑠さん、岩川さんとはクランクインから特に積極的にコミュニケーションを取ってくださり、まるで“本当の家族”のように仲良く過ごされていましたし、満島さんが現場に入られるだけで、スタッフ一同、みんなが笑顔になり、本当に救われていました」と、改めて感謝の思いを打ち明けた。
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