「森英恵 Butterfly beyond」八木莉可子の両親役で木村佳乃&仲村トオルが出演2026/02/06 05:30

テレビ朝日系では3月21日に、オートクチュールデザイナー・森英恵さんの生誕100年を記念し、テレビ朝日ドラマプレミアム「森英恵 Butterfly beyond(バタフライ ビヨンド)」(午後9:00)を放送。八木莉可子が森英恵役で主演を務め、彼女を支える夫・森賢役を中島裕翔が演じる本作において、英恵の両親役として木村佳乃、仲村トオルが出演することが決まった。さらに、茅島みずき、荒木飛羽、清水くるみ、杏花、森崎ウィン、富田望生、前原瑞樹、尾上右近、安井順平らメインキャストが解禁された。
生涯をかけて“日本のエレガンス”を世界に発信し続けた英恵さん。蝶のモチーフはブランドを象徴するデザインとして世界中で愛され、自身も“マダム・バタフライ”と親しまれた。その華やかな功績は広く知られている一方で、戦後の混乱期に何もないところからデザイナーとしての道を切り開いた人生は、これまで多く語られてこなかった。本作では、自然豊かな島根で過ごした幼少期から、わが子の洋服づくりをきっかけに洋裁にのめり込み、モードの世界で開花し、やがて世界へ羽ばたくまでの知られざる奮闘を描いていく。
夫・賢との夫婦の愛の物語とともに、“家族との絆”にもスポットが当てられ、木村は、衝突ばかりしている夫と娘の仲を取りなし、自分の選んだ道を歩もうとする英恵をそっと後押しする英恵の母・藤井ノブを演じる。木村は、英恵の“基盤”を作る母として「強くて優しくて明るい女性」を演じたいと意気込み、「どんなに短いシーンでも大切に丁寧に演じなくては」と誓っている。
また、芸術や美への感性、そして反骨精神という面で英恵に最も大きな影響を与えた父・藤井徳造役を仲村が務める。仲村は、英恵さんのドラマチックな人生に驚きつつ、「英恵さんの人生の“礎”となったようなお父上を演じられるなんて、これこそ役との“うれしい出会い”だな、という感じです」と喜びを明かした。
さらに本作には、英恵さんの生涯に彩りをもたらす豪華キャストが多数出演。日本人初のパリコレモデルをモデルにした松木弘美を茅島、英恵の次兄・藤井大麓を荒木、英恵の右腕となるアシスタント・板倉和子を清水、モード誌「装苑」編集者・涌井聡子を杏花が演じる。そして、英恵の背中を追うデザイナー志望の学生として、若き日の髙田賢三さん、コシノジュンコ(小篠順子)さんが実名で登場。それぞれ森崎ウィン、富田望生が演じる。
また、英恵を映画の仕事に招き入れた日活の美術監督・小松を前原、映画監督・川島雄三を右近、「装苑」編集長・今田巌を安井が演じる。解禁されたメインビジュアルには英恵さんの代表作“菊のパジャマドレス”のレプリカも登場し、衣装や美術セットの細部までこだわり、激動の時代を描き出す。
木村佳乃(藤井ノブ役)コメント
――脚本を読んだ時の感想を教えてください。
「このドラマは森英恵さんの生誕100周年を記念する作品ですが、英恵さんが島根県のご出身でいらしたこと、お医者様のご家庭で5人きょうだいだったことなど、知らない面ばかりで驚きました。そして、お子さんの服を作るところから始まってデザイナーとして世界に羽ばたかれるという、パイオニアとしての生き方に感銘を受けました。ご結婚されて、お子さんも育てながら、ファッション界の第一人者として走り続けた森英恵さん。今みたいに便利なツールもない時代ですから、どれだけお忙しかったのだろう、どれだけパワフルだったのだろう……とも感じました。残念ながら生前、お会いする機会はありませんでしたが、お会いしてお話をうかがってみたかったなと思いました」
――森英恵さんのデザインにはどのようなイメージを持っていらっしゃいますか。
「やはり、蝶々と花柄のエレガントなイメージがあります。もちろん着させていただいたこともありますが、エレガントですてきなのに着心地がよく動きやすかったです。子育てもお仕事もしていらした方なので、女性を縛りつけない服づくりをされていたんだなと感じました」
――役柄についての思いをお聞かせください。
「私が演じるノブの夫・徳造さんは厳格な父ですが、おしゃれで粋な男性です。その徳造さんがほれこんだ女性ですので、まずは魅力的な存在でいなければ……ということを肝に銘じております。明治生まれの祖母からよく話に聞いてきた時代の物語なので、祖母のことを思い出しながら、ご主人の仕事を手伝いつつ家庭もしっかり守る、強くて優しくて明るい女性を演じるよう心がけています」
――楽しみにしているシーンを教えてください。
「まず、昭和のレトロな和服を着させていただくのが楽しみでしたし、子どもがたくさんいる役柄というのもうれしかったです。夫役の仲村トオルさんとは以前、婚約者を演じさせていただきましたが、とても優しくすてきな方でした。今回は23年ぶりの共演で夫婦役を演じることとなり、緊張すると同時にうれしかったですね。八木莉可子さん、中島裕翔さんとは初めてご一緒するのですが、とてもかれんですてきなお二人なので共演を楽しみにしています。英恵さんの“基盤”を作る母親役として、どんなに短いシーンでも大切に丁寧に演じなくてはと心に誓っています」
――視聴者の皆さまにメッセージをお願いいたします!
「森英恵さんという素晴らしいパイオニアの母を演じさせていただきます。プレッシャーもありますが、すてきなお母さんを演じられるよう頑張っております。ぜひ楽しみにしてください」
仲村トオル(藤井徳造役)コメント
――出演が決まった時の率直な感想を教えてください。
「僕は昭和40年生まれですが、森英恵さんは物心ついて初めて知ったファッションデザイナーでした。ファッションに特に興味がない子どもたちでさえも、英恵さんのお名前を知っていたのですから、まさにファッション界をけん引した第一人者という印象ですね。そして、こんなにもドラマチックな人生を歩んだ女性の物語に参加できることをうれしく思いました。孫が登場する役を演じるのは初めてで、もうそんな年代になったのか、という気持ちにもなりました」
――役柄についての思いをお聞かせください。
「僕が演じる父・徳造さんは明治の男で、1800年代後半の生まれ。実は、僕の祖父も明治の男で、1895年生まれでした。決して幸福な偶然ではないのですが、うちの祖父も息子2人に先立たれていて、そのことを知った時は驚きました。また、いただいた資料の中に森英恵さんがお父様についてつづった文章があり、徳造さんはどんなにつらいことがあっても愚痴や弱音を吐かなかったと書かれていました。僕の祖父もまさにそういう人で、不平不満はもちろん、『疲れた』という言葉も聞いたことがありませんでした。徳造さんは自分と同じ医師を志していた息子2人を亡くし、医師になりたくないと反発する娘・英恵さんに厳しく接してはいましたが、心の中ではおそらく温かく見守っていたのだろうなと思います。祖父の記憶も含めて、英恵さんの人生の“礎”となったようなお父上を演じられるなんて、これこそ役との“うれしい出会い”だな、という感じです」
――楽しみにしているシーンを教えてください。
「俳優の仕事は出来上がった作品を皆さんに楽しんでいただくことがすべてで、撮影自体を楽しもうとは思っていないのですが、初の“お孫ちゃん”とのシーンはちょっと楽しみにしています(笑)。また、夫婦役を演じる木村佳乃さんとは20年以上前に共演したのですが、その時は僕が戦地から帰ってこなかったために、結ばれなかった許嫁(いいなずけ)という関係でした。今回、やっと夫婦になれてよかったと思います(笑)」
――視聴者の皆さまにメッセージをお願いいたします!
「森英恵さんの人生は本当にドラマチック。名は人生を表すというか、森に美しい花を咲かせ、人々に恵みを与えた、素晴らしいファッションデザイナーだと思います。その英恵さんに影響を与えたお父様をきちんと演じられるよう頑張りますので、放送を楽しみにしていてください」
あらすじ
厳格な医師の父・徳造(仲村)、薬局を切り盛りする朗らかな母・ノブ(木村)のもと、5人きょうだいの4番目として島根県の、のどかな村で育った英恵(八木)。絵を描くのが大好きで美術学校への進学を希望するも、父に反対され、やむなく東京の女子大に進学する。
在学中、戦況が悪化し勤労動員へ。陸軍の造兵廠に駆り出された時、運命の出会いを果たしたのが、のちに夫となる森賢(中島)だった。終戦後、22歳の時、英恵は父の反対を押し切って賢と結婚する。
生まれ来るわが子のために洋裁を習いはじめた英恵は、その面白さに夢中になり、いつしかスーツやドレスを自在に作れるまでに上達。その腕前を見込んだ賢の勧めで、25歳の時、新宿東口の木造バラックの2階にオーダーメイド洋装店“ひよしや”をオープンする。明るい色使いとしゃれたデザインで店は瞬く間に評判となるが、開店から1年半がたったころ、英恵は体調を崩して入院する。その病名は、かつて2人の兄の命を奪った“結核”だった……。
仕事への情熱から病に立ち向かい、健康を取り戻した英恵。程なくして、映画の衣装デザインのオファーが舞い込む。多忙な妻を心配した賢は、英恵に服作りに専念してもらうべく、ひよしやの経営を一手に引き受けることを決意。こうして、“クリエーターの妻×マネジャーの夫”という夫婦二人三脚が始まって……。
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