門脇麦×ACEes・作間龍斗「ながたんと青と-いちかの料理帖-2」初夏の京都でクランクイン2026/02/05 18:00

主演・門脇麦、共演・作間龍斗(ACEes)による連続ドラマW-30「ながたんと青と-いちかの料理帖-2」(金曜午後11:00、全10話、第1話無料)が2月20日よりWOWOWで放送・配信。本作の撮影初日の現場レポートが到着した。
23年に同局で放送・配信された「ながたんと青と-いちかの料理帖-」は、月刊漫画誌「Kiss」(講談社刊)にて連載中の磯谷友紀氏の同名漫画が原作。戦後間もない京都を舞台に、主人公の料理人・桑乃木いち日(門脇)が経営難の実家の料亭「桑乃木」存続のため、大阪の老舗ホテル経営者の三男・山口周(作間)と政略結婚したことから始まるグルメラブストーリーだ。
前作では、望まぬ結婚で出会った二人が、いち日の“人の心に寄り添う料理”で「桑乃木」を立て直そうとする中で次第に心を通わせ、本物の夫婦となるまでが描かれた。その直後から始まる本作は、夫婦のもとに“新たな家族”がやって来るほか、山口家の次男で周の兄である栄の登場を機に、経営難から脱却し始めた「桑乃木」に再び試練が訪れる。結婚から1年、相変わらずもどかしい恋を育む二人に怒涛(どとう)のように訪れる環境の変化を前に、夫婦の絆が試される。

クランクインの舞台は2025年6月の京都。周役・作間の1人のシーンからスタート。場所は第一期でも度々登場した周が通う大学の講堂。白の開襟シャツにスラックスという夏の学生服姿で登場した作間は、前作から約3年という時の流れを感じさせないリラックスした表情だ。
昼休みにいち日の愛妻弁当を食べる第1話のシーン。お弁当箱を開けたと同時に、左右後ろの席の友達がうらやましそうに中をのぞく。動じない周は「いただきます」と手を合わせ、きれいにお箸を持ち、だし巻き卵をひと口でパクリ。ゆっくりかんで味わい、「うまいな」と低く小さい声でつぶやく。本作の取材現場で記者からよく問われる「『ながたん』の現場で一番おいしかった料理は?」という質問でいつも作間が即答する「卵焼き」がこれ。大好物との実に約3年ぶりの再会である。

ちなみに台本には「『いただきます』と手を合わせる」とは書かれていない。きちょうめんで真面目な周らしい所作は、作間から自然に出てきたものであろう。そしてお箸を持つ手の美しさたるや。テストと本番を合わせて計4個のだし巻き卵を食べた作間。カットがかかった後も友人役の俳優たちと談笑しながらお弁当を食べ続けたところを見ると、よほどおいしかったのだろう。NHK「きょうの料理」などで知られる料理研究家・大原千鶴氏監修の料理はシリーズを通して大きな見どころの一つ。作間は「今日の朝ごはんでした。やっぱりめちゃくちゃおいしいです」とうれしそうに語っていた。

その後、場所を移動してとある寺へ。いよいよ主人公・いち日を演じる門脇のクランクイン。6月末といえど京都はすでに猛暑。じっとしていても汗がにじむ暑さの中、黒地に花柄の着物を着た門脇がさっそうと階段を上りながら「おはようございます!」と現場入り。
続いて現れた作間はシャツにスラックス姿。学生姿の時より大人っぽく見える。何より、二人が並んだ時のたたずまいがとても自然で、撮影初日ながらすでに夫婦の空気感。続編ならではのあうんの呼吸が伝わってきた。
冬の設定ゆえに着物の上にさらにコートを羽織っている門脇。「サウナスーツだと思おう。わざわざ買う人だっているんだから!(笑)」と冗談を交えて語り、暑さを心配する周囲を和ませる。作間もコートを羽織るが、顔に汗をかく様子はなく、表情も涼やかだ。猛暑の中でも談笑する二人。落ち着いた現場の雰囲気が心地よい。
そして、いち日の父が眠る墓に二人で参り、家内安全を祈るという第3話(3月6日放送・配信)のシーンの撮影が開始。桑乃木家のお墓の前にしゃがみ手を合わせる二人。セリフのないシーンだが、市岡歩監督より「いち日としては家内安全を祈って、周のことをちらっと見る」という指示が。指示を受けた門脇は、手を合わせながら少しだけ作間を見やる。その自然な目くばせの中に周へのいち日の愛情がにじんでいた。生い茂る木々の合間からカメラ位置、光が入る位置を調整しながらもスピーディーに撮影は進み、厳かなシーンの撮影は終了した。

お墓参りの後にお寺の階段を下りながらいち日が周に「お墓で何を祈ったのか」を尋ねる場面は引き画(え)で撮影。いち日が前を歩き、一歩引いて後ろを歩く周。そんな控えめな二人の関係がほほ笑ましく映る。おいしそうな料理と共に京都の美しい風景にも期待したい。
その後、周が意を決してあるプレゼントを手渡すという第3話終盤の重要なシーンの撮影へ。テストから本番へ、いち日の顔、周の顔、二人の手元、それぞれを映すために何度も撮影し、芝居を重ねる二人。周の心情的には緊張しているはずだが、演じる作間は合間にエアギターをする素振りを見せるなど、オンとオフを切り替えていた。

門脇は市岡監督と演技プランについて念入りに打ち合わせ。周から“プレゼント”を手渡され、箱を開けたいち日が周を見上げるシーン。門脇は市岡監督に「箱を開けるところから(もう一度)やらせてもらえたらありがたい」と申し出る。そして、台本のト書きに「涙を流す」とあった箇所は現場でのやりとりを経て少し違った表現に。いち日の静かな感動と周への信頼、芽生えた愛情が強く伝わるシーンとなった。周の名セリフがいち日の心に響くさまに注目だ。
第1話あらすじ(2月20日放送・配信)
いち日(門脇)と周(作間)が夫婦となって早1年。突如、伯母・町子(戸田恵子)が遠戚の戦災孤児・道哉(眞野陸)を2人の養子として連れてくる。周は養子を迎えることに反対し、いち日も複雑な想いを抱くが……。いち日の留守中に道哉の面倒を見ることになった周は、道哉のつらい過去を知ることになる。一方、周の実家・山口家では経営難から脱却し始めた料亭・桑乃木を巡って、新たな思惑が動き始めようとしていた。
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