岡山天音が“腐れ縁”の先輩役で杉咲花と共演「迷子のように人を好きになろうと思います」2025/12/19 06:00
岡山天音が、日本テレビ系で2026年1月14日スタートの連続ドラマ「冬のなんかさ、春のなんかね」（水曜午後10：00）に出演することが分かった。
杉咲花主演、今泉力哉が監督・脚本を手がける本作は、杉咲演じる主人公・土田文菜が、これまでに経験してきた別れやかなわなかった恋を通して、「人を好きになること」そのものにどこか恐れを抱きながらも、自分なりの答えを探していく物語。小説家として2冊の作品を世に出し、3冊目の執筆に悩む文菜は、古着屋でアルバイトをしながら、恋人や友人に囲まれ、一見幸せな日々を送っているが、恋愛においては“きちんと人を好きになること”を無意識に避けている。冬と春の間を行き来するように迷い、悩みながら、“好き”という感情が少しずつ煮詰まっていく、正解のないラブストーリーだ。
岡山が演じるのは、文菜が学生時代にアルバイトしていたラーメン店で出会った年上の先輩・早瀬小太郎。アルバイト時代から文菜に好意を寄せ、何度も告白してきたものの成就せず、現在もたまに飲みに行く“腐れ縁”のような関係を続けている人物だ。文菜の人生の節々に寄り添いながらも、恋人にはなりきれない存在として、物語に静かな余韻を与える役どころとなる。
出演決定にあたり岡山は、「僕らが持っている言葉では届かない、まだ言い当てられない、言葉の外にある人間のいろいろが目いっぱい、ちりばめられている台本でした。でもそういうものこそ、大切で、本質的な、何かである気がしています」とコメント。
さらに、「主役の文菜を演じられる杉咲花さんが先頭に立ってくれる現場にも、そういったものが宿っていると感じています。こんなすてきな試みに参加させてもらえることをとてもうれしく思います」と語り、今泉作品への参加に喜びをにじませた。また、「僕は僕が演じる小太郎と一緒に、迷子のように人を好きになろうと思います」と、役柄への向き合い方も明かしている。
なお、本作は26年1月10日に第1話完成披露試写会の開催も決定しており、杉咲、岡山、今泉監督らが登壇予定。90組180名を招待する試写会の応募は、12月24日午後11：59まで受け付けている。詳細は公式サイトまで。
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