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堂本剛がダファー兄弟へ“ストシン愛”をぶつける!「涙で最終話が見られない」2025/12/17 07:00

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堂本剛がダファー兄弟へ“ストシン愛”をぶつける!「涙で最終話が見られない」

 Netflixは、「ストレンジャー・シングス 未知の世界 5」VOL1を独占配信中。このたび、ショーランナーを務めるマット&ロス・ダファーに対して、歌手や俳優としてだけでなく、ファッションやデザインなど多岐にわたる分野でクリエーターとしても活動し、本作とのコラボレーションアイテムも発表したアーティストの堂本剛(.ENDRECHERI.)がインタビューを実施。その様子を収めた特別映像が公開された。アイデアの生み出し方といったクリエーティブに携わる者同士ならではのトークを展開したほか、作品の熱狂的なファンであることを公言する堂本に対して、マットから最終話を視聴する際のアドバイスも送られるなど、堂本の“ストシン愛”とユーモアにあふれたインタビュー映像となっている。

 「ストレンジャー・シングス 未知の世界」は、1980年代の小さな町・ホーキンスに突然出現した“裏側の世界”という“異世界の脅威”に、オタク気質な少年・少女とその家族や仲間が力を合わせて立ち向かう、ミステリー・アドベンチャー&青春物語。先日、最終章のVOL1が配信されると、わずか5日間で視聴回数5960万回を記録し、Netflixの英語作品史上最高の初週視聴数を達成するなど世界中で熱狂を巻き起こしている。

堂本剛がダファー兄弟へ“ストシン愛”をぶつける!「涙で最終話が見られない」

 平和な町・ホーキンスで、ある日、別次元の恐ろしい“裏側の世界”の扉が開き、町中で超常現象が頻発。ついには邪悪な怪物が襲来する。そんな中、映画やゲームが大好きなちょっとさえない仲良し4人組のマイク(フィン・ヴォルフハルト)、ウィル(ノア・シュナップ)、ルーカス(ケイレブ・マクラフリン)、ダスティン(ゲイテン・マタラッツォ)は、超常パワーを持つ謎の少女・イレブン(ミリー・ボビー・ブラウン)と出会い、友情と勇気を武器に脅威へ立ち向かっていく。シーズンを重ねる中で恋や成長を経験しながら、大人たちとも力を合わせて危機を乗り越えてきた少年・少女たちの前に、シリーズ最終章にして“最強の敵”となるヴェクナが“裏側の世界”から襲来する――。

 映像では、本作への“いきすぎた愛”を示す堂本が、世界中が注目している最終章での展開について尋ねると、マットは「結末のシーンはずっと思い描いていたもので、7年ほど温めました。道しるべがあったおかげでブレなかったんです。シーズン5の内容は当初の予定とは違いますが、最後20分間は思い描いていた通りです」と告白。

 その回答に対して、堂本は拍手とともに驚きの声を上げ、「思い描いていても物作りでは、その通りにできないことの方が多いと思いますが、『これだ!』という結末が揺るがなかったということですよね」とクリエーターらしい感想を述べると、ロスは「作品の人気が出るに連れていろんな意見を耳にし、周囲からの期待も感じました。でも、ある段階ですべてを遮断し、信頼できる仲間との空間に身を置く。そうすることで信念を貫けます」と、長年構想を練ってきた結末を思い通りに表現できた理由を明かした。

堂本剛がダファー兄弟へ“ストシン愛”をぶつける!「涙で最終話が見られない」

 自身の創作活動では、“始まり”と“終わり”をテーマにメッセージングを組み立てることが多いという堂本。そのアプローチ法を聞いたマットは、「僕らのやり方も似ています。最終シーズンでは、終わりから描き始めました。最後を固めてから最初に戻って物語を展開していったんです」と共感を示すと、ロスは「最も重視したのが、物語をどう着地させるかです。それはシーズン1でも同じで、そこから積み上げていき方向性が見えると、新たな可能性が生まれます。最初と最後が決まれば中間部分は自由に創作できて、その間の物語が(結末へと自然に)導いてくれます。シリーズだからこそ物語に変化を加え、登場人物に方向性を委ねられました」と制作秘話を打ち明けた。

 さらに、お風呂に入っている際にインスピレーションが湧くという堂本に、ロスとマットはそれぞれ「僕らは散歩が好きです。本作の核となるアイデアは、近所を散歩中にひらめきました。動いている時やシャワー中、運転中など脳が“無の領域”に入るとアイデアが生まれます。それと脚本を書くときは音楽が欠かせません。2人とも音楽をかけます。主に歌詞のないインスト曲です。その時の気分に合わせて」と明かし、クリエーター同士ならではのやりとりを展開した。

堂本剛がダファー兄弟へ“ストシン愛”をぶつける!「涙で最終話が見られない」

 堂本が「友人と今後のストーリー展開を想像するだけでちょっと泣けてきちゃうくらい、この作品に感情移入しちゃってるんで、『最終話が見られないかも』ってずっと本気で思っているんですけど、最終話を見る方法だけ教えてもらっていいですか?」とちゃめっけのある相談を持ちかけると、マットは「うそじゃなく感情を揺さぶられる内容です。書くのも撮るのもつらかった。ともに作品を作った10年は、子役にとっては人生の半分です。家族同然なので別れはつらかったです。撮影の最終日にどの役者も最後のシーンを撮影していましたが、毎回感情が込み上げて皆泣いていました。作品とともに成長してきたファンなら、最終話は悲しいはずなのでティッシュの用意をしてください。話すだけで泣けてくるなんて心配です」と、最後の撮影でのエピソードを披露。最終話を見るうえでの必須アイテムを伝えた。

 インタビューの後半では、かねて日本への深い愛情をうかがわせているダファー兄弟に、堂本から「好きな日本料理は?」という質問が飛び出すと、マットが「すしです! 断トツです」と勢いよく返答。その回答にロスもすかさず同意すると、堂本は「時間があったら、めっちゃ食べてほしいおすしがあるので、お店だけ教えときましょうか?」と提案。2人は「ぜひとも!」も満面の笑みを浮かべた。

堂本剛がダファー兄弟へ“ストシン愛”をぶつける!「涙で最終話が見られない」

 ファン待望の最終章がいよいよスタートしたが、「シーズン5を楽しみにしている日本のファンは本当にたくさんいらっしゃるので、その方々に最後にメッセージをいただきたいと思います」という堂本からの要望に、ロスは「日本の文化はこの作品に大きく影響していて欠かせない要素です。今回来日して実感したことは、日本に多くのファンがいたことです。本当に光栄に感じるし、夢みたいだけど完璧です。最終シーズンを楽しんで。結末で泣きすぎないで」と、堂本の悩みを引用しながらファンに向けてコメント。マットは「僕からも(このシリーズを)見てくれた皆さんに心から感謝します。ロスが言うように、日本から最も影響を受けました。(本作は)80年代のアメリカの文化と日本のポップカルチャーが作った作品です。(僕にとって)日本のビデオゲームやアニメ、漫画は人生の一部で、この作品のDNAに組み込まれています」と日本カルチャーへの愛を惜しみなく発信した。

 先日開催されたファンフェスタでは、マットが堂本と本作とのコラボレーションアイテムを着用して、ファンの前に姿を現したことでも話題に。世界をまたにかけて活躍するこの2組のクリエーターの出会いは、彼らの今後の創作活動にどのような影響を与え合うのか気になるところだ。

 7年という長い歳月をかけて思い描かれてきた結末へのカウントダウンはすでに始まっている。マットが「感情を揺さぶられる」と語るラストで、登場人物たちを待ち受ける運命とは――。年末に控えるVOL.2、そしてフィナーレへと続く“最後の冒険”の行方に、期待は高まるばかりだ。

【コンテンツ情報】
Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界 5」

Netflix
VOL1 独占配信中
VOL2 12月26日午前10:00から独占配信
フィナーレ 2026年1月1日10:00から独占配信

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